2010年02月28日 18:47
一気に見ちゃいました(ノ∀`)
私の拙い語彙で表現しきれないのが非常にもどかしいのだけど、
これが一番、単純にして純粋に伝わると思うので、やっぱりコレで。
超・面白かったーッ!
なになに、すんげぇ面白かったんですけど!
ファンの方々にとって、どこがダメで何を責めてるのか全然理解できない。
あとで感想サイトをちょっと浚ってこようかなー。
本当はDVDを1巻ずつ感想書いていくはずだったんだけど、
19話からはクライマックス編ともいうべき部分だったんで、
もうまとめて見てしまった。
そして感想書いてるのももどかしく、感想を考えながら見る余裕もなかった。
純粋に楽しんで見たかったんだもん。
アレだ、1期でやったように、感想書くならリアルタイム更新で、
1話ずつやってくのが一番よさそう。
あの形式は実に書きやすかったんで。
で、本編。
色々と各人の思惑などが明かされる謎解きと並行しながら、
各方面での戦闘描写の嵐。
思ったのは、「これってガンダムだよね」ということ。
巨大戦艦の周囲を飛び回りながら、敵機を迎撃・撃墜などしてる場面が、
非常にガンダムの最終決戦チック。
少なくとも魔法少女ではないな。
特に隊長・副隊長が全員出撃&リミッター解除した辺りが最高潮で、
アムロとシャアが共闘してるかのような昂揚があった。
実際、なのはとフェイトって、そういったポジションだよね。仲良しすぎるが。
ここでリミッター解除しないでいつするんだという場面だったし、
最高のタイミングと演出だったと思う。熱い。
個々の戦いも、
それぞれが乗り越えるべきものを乗り越えていくような形になっており、
更にそれぞれの相手が相応に強敵で、緊張感あるバトルばかりだった。
チートキャラが揃った機動六課メンバーの力を削ぐ理由付けもうまい。
中でもナンバーズ3人を相手どったティアナの絶望感は半端なかった。手に汗握った。
あそこで諦めなかったのは、まさにこれまでの積み重ねの証であり、
StSが成長物語であったことを知らしめてくれる。
サブキャラに至るまで、全員に見せ場が用意され、実に豪華な作りだった。
そして提示された伏線はほぼ回収し、半端に謎を残さない綺麗な締めだったと思う。
最後の場面も、オロオロするフェイトもあわせて、凄く和んだ。
この終わり方は凄くいいなぁ。笑って終われるのは素晴らしい。
てか、お姫様抱っこといい、フェイトさんの可愛さは異常だと思うのだがどうか?
惜しむらくは、やはり登場人物が多すぎて、
すべてをフォローしきれなかった点だろうか。
特にレジアス回りが本当に惜しい。
過去回想も少しあったが、レジアスが述懐する前に殺されたこともあって、
色々と未消化部分が残ったのは残念。
てか、見終わった後でオーリスがレジアスの娘だと知ったくらい、
レジアス周辺の情報提示は不十分だった。
まぁ、レジアスにも自身の正義があり、それが間違った方向へ進んでしまったという、
深い事情があったわけで、それが分かっただけでもいいのかね。
ナンバーズの掘り下げが明らかに足りてないのは事実。
意外と個性的で魅力あるキャラが多数集まっていただけに、非常に惜しい。
特に超重要な役割を担ったはずのドゥーエが、
唐突に出てきて唐突に死んだのはどうか。
彼女に始末された黒幕の評議会メンバーも、悪役っぽい役割を被せられて、
小物らしい終末を迎えた点も、色々とやっつけっぽい。
StSは明らかに話数が足りていなかった。
せめてあと1クール用意して、
メインキャラの過去の掘り下げ(特に消化不良気味のエリオ)、
そしてナンバーズの魅力の引き出しに尽力して欲しかったところ。
それでも、若干の詰め込みと駆け足気味ではあったけど、
むしろ限られた枠の中で、伝えたい情報は可能な限り伝えることはできていたと思う。
前回も書いたが、展開のスピーディーさは悪くないのだ。
色々とツッコミのあるヴィヴィオとなのはのシーンも、
自分を止められないヴィヴィオの願いを、なのはが叶えた形であり、
スターライトブレイカーでぶっ飛ばすのはフェイトで既にやってることだから、
特におかしいとも思わなかったけどなぁ。
ヴィヴィオはちゃんと撃たれることを了承してたし、
暴走を止めるためにバインドしたのも当然のこと。
まぁ、魔法の非殺傷設定なんて裏設定を知らないとアレだったとは思うが。
むしろツッコむべきは、
物理的にヤバイ攻撃をスカリエッティに仕掛けたフェイトだと思う。
壁に叩きつけたら、非殺傷設定とか関係ないってばよ。
デバイスの質量部分でぶん殴ってるように見えたし。あれは死ねる。
伏線を色々と活かした展開は素晴らしいと思う。
特になのはの過去の事件とダブらせたヴィータの場面や、
転んだヴィヴィオが自分で立ち上がるところ、
そして最後にスバルが戦闘機人ゆえにAMF下でも力を発揮できるなど、
細かい部分が光っていた。
最初になのはに助けられたスバルが、最後になのはを助けに来るというのも、
物語の最初から引っ張った美しい演出だった。
本当に凄く熱くて、凄く泣ける良い話なんだけど、
では何故に評価が低いのかというと、
「なのはのシリーズとして」ということなんだろうね。
救いようのない「悪」が存在しているし、人死にまで出ている。
事件の規模を考えれば死者が出るのは当然のことだし、
悪者の存在は、戦いがある限り不可欠な要素なので、これも当然。
しかし「なのは」の世界は、
敵も味方も全員が「優しい」ことにこそ魅力があったとは思う。
心の傷を乗り越えて、かつての敵と手を取り合って、
みんなで笑って未来を歩いていく物語こそ、「なのは」ではないだろうか。
その中で、救われぬまま逝ったレジアスや、
救いようのないスカリエッティやクアットロなどの存在が、
しこりとして残ってしまったのが問題なのかもしれない。
そう考えると納得できる部分はある。
もうひとつ、敵側に「信念」がなかったことも原因だろうか。
「この作戦をなんとしても成し遂げねばならない」という、
決意や覚悟がまったくなかった。
ナンバーズは基本的にスカリエッティの人形であり、
当のスカリエッティですら、自分の欲望に忠実に動いていたに過ぎない。
無印のプレシアや、A'sのヴォルオケンリッターと比べると、
規模こそ大きいものの、あまりに動機が単純だ。
それゆえに、敵側の行動に懸命さが見られず、
相対的に、それを食い止める側のモチベーションも低く見えてしまうという、
マイナス要素となっていた。
救いだったのは、ヴィヴィオとギンガという、
どうしても救わねばならない存在があったことだ。
むしろ彼女たちがいなかったとしたら、
最終バトルは本当にただの殲滅戦でしかなかっただろう。
…とまぁ、なんとなく類推するなら、こういうことではなかろーか。
でも、ぶっちゃければ、そんなことはどうでもいいのであった。
重要なのは、「自分が見た結果、面白かったか?」なのだ。
そこに関しては、冒頭を見てもらえればご理解いただけるであろう。
つまり、そういうことである。
超・面白かった!
以下、感想をチョロっと見てきた感想。
私の拙い語彙で表現しきれないのが非常にもどかしいのだけど、
これが一番、単純にして純粋に伝わると思うので、やっぱりコレで。
超・面白かったーッ!
なになに、すんげぇ面白かったんですけど!
ファンの方々にとって、どこがダメで何を責めてるのか全然理解できない。
あとで感想サイトをちょっと浚ってこようかなー。
本当はDVDを1巻ずつ感想書いていくはずだったんだけど、
19話からはクライマックス編ともいうべき部分だったんで、
もうまとめて見てしまった。
そして感想書いてるのももどかしく、感想を考えながら見る余裕もなかった。
純粋に楽しんで見たかったんだもん。
アレだ、1期でやったように、感想書くならリアルタイム更新で、
1話ずつやってくのが一番よさそう。
あの形式は実に書きやすかったんで。
で、本編。
色々と各人の思惑などが明かされる謎解きと並行しながら、
各方面での戦闘描写の嵐。
思ったのは、「これってガンダムだよね」ということ。
巨大戦艦の周囲を飛び回りながら、敵機を迎撃・撃墜などしてる場面が、
非常にガンダムの最終決戦チック。
少なくとも魔法少女ではないな。
特に隊長・副隊長が全員出撃&リミッター解除した辺りが最高潮で、
アムロとシャアが共闘してるかのような昂揚があった。
実際、なのはとフェイトって、そういったポジションだよね。仲良しすぎるが。
ここでリミッター解除しないでいつするんだという場面だったし、
最高のタイミングと演出だったと思う。熱い。
個々の戦いも、
それぞれが乗り越えるべきものを乗り越えていくような形になっており、
更にそれぞれの相手が相応に強敵で、緊張感あるバトルばかりだった。
チートキャラが揃った機動六課メンバーの力を削ぐ理由付けもうまい。
中でもナンバーズ3人を相手どったティアナの絶望感は半端なかった。手に汗握った。
あそこで諦めなかったのは、まさにこれまでの積み重ねの証であり、
StSが成長物語であったことを知らしめてくれる。
サブキャラに至るまで、全員に見せ場が用意され、実に豪華な作りだった。
そして提示された伏線はほぼ回収し、半端に謎を残さない綺麗な締めだったと思う。
最後の場面も、オロオロするフェイトもあわせて、凄く和んだ。
この終わり方は凄くいいなぁ。笑って終われるのは素晴らしい。
てか、お姫様抱っこといい、フェイトさんの可愛さは異常だと思うのだがどうか?
惜しむらくは、やはり登場人物が多すぎて、
すべてをフォローしきれなかった点だろうか。
特にレジアス回りが本当に惜しい。
過去回想も少しあったが、レジアスが述懐する前に殺されたこともあって、
色々と未消化部分が残ったのは残念。
てか、見終わった後でオーリスがレジアスの娘だと知ったくらい、
レジアス周辺の情報提示は不十分だった。
まぁ、レジアスにも自身の正義があり、それが間違った方向へ進んでしまったという、
深い事情があったわけで、それが分かっただけでもいいのかね。
ナンバーズの掘り下げが明らかに足りてないのは事実。
意外と個性的で魅力あるキャラが多数集まっていただけに、非常に惜しい。
特に超重要な役割を担ったはずのドゥーエが、
唐突に出てきて唐突に死んだのはどうか。
彼女に始末された黒幕の評議会メンバーも、悪役っぽい役割を被せられて、
小物らしい終末を迎えた点も、色々とやっつけっぽい。
StSは明らかに話数が足りていなかった。
せめてあと1クール用意して、
メインキャラの過去の掘り下げ(特に消化不良気味のエリオ)、
そしてナンバーズの魅力の引き出しに尽力して欲しかったところ。
それでも、若干の詰め込みと駆け足気味ではあったけど、
むしろ限られた枠の中で、伝えたい情報は可能な限り伝えることはできていたと思う。
前回も書いたが、展開のスピーディーさは悪くないのだ。
色々とツッコミのあるヴィヴィオとなのはのシーンも、
自分を止められないヴィヴィオの願いを、なのはが叶えた形であり、
スターライトブレイカーでぶっ飛ばすのはフェイトで既にやってることだから、
特におかしいとも思わなかったけどなぁ。
ヴィヴィオはちゃんと撃たれることを了承してたし、
暴走を止めるためにバインドしたのも当然のこと。
まぁ、魔法の非殺傷設定なんて裏設定を知らないとアレだったとは思うが。
むしろツッコむべきは、
物理的にヤバイ攻撃をスカリエッティに仕掛けたフェイトだと思う。
壁に叩きつけたら、非殺傷設定とか関係ないってばよ。
デバイスの質量部分でぶん殴ってるように見えたし。あれは死ねる。
伏線を色々と活かした展開は素晴らしいと思う。
特になのはの過去の事件とダブらせたヴィータの場面や、
転んだヴィヴィオが自分で立ち上がるところ、
そして最後にスバルが戦闘機人ゆえにAMF下でも力を発揮できるなど、
細かい部分が光っていた。
最初になのはに助けられたスバルが、最後になのはを助けに来るというのも、
物語の最初から引っ張った美しい演出だった。
本当に凄く熱くて、凄く泣ける良い話なんだけど、
では何故に評価が低いのかというと、
「なのはのシリーズとして」ということなんだろうね。
救いようのない「悪」が存在しているし、人死にまで出ている。
事件の規模を考えれば死者が出るのは当然のことだし、
悪者の存在は、戦いがある限り不可欠な要素なので、これも当然。
しかし「なのは」の世界は、
敵も味方も全員が「優しい」ことにこそ魅力があったとは思う。
心の傷を乗り越えて、かつての敵と手を取り合って、
みんなで笑って未来を歩いていく物語こそ、「なのは」ではないだろうか。
その中で、救われぬまま逝ったレジアスや、
救いようのないスカリエッティやクアットロなどの存在が、
しこりとして残ってしまったのが問題なのかもしれない。
そう考えると納得できる部分はある。
もうひとつ、敵側に「信念」がなかったことも原因だろうか。
「この作戦をなんとしても成し遂げねばならない」という、
決意や覚悟がまったくなかった。
ナンバーズは基本的にスカリエッティの人形であり、
当のスカリエッティですら、自分の欲望に忠実に動いていたに過ぎない。
無印のプレシアや、A'sのヴォルオケンリッターと比べると、
規模こそ大きいものの、あまりに動機が単純だ。
それゆえに、敵側の行動に懸命さが見られず、
相対的に、それを食い止める側のモチベーションも低く見えてしまうという、
マイナス要素となっていた。
救いだったのは、ヴィヴィオとギンガという、
どうしても救わねばならない存在があったことだ。
むしろ彼女たちがいなかったとしたら、
最終バトルは本当にただの殲滅戦でしかなかっただろう。
…とまぁ、なんとなく類推するなら、こういうことではなかろーか。
でも、ぶっちゃければ、そんなことはどうでもいいのであった。
重要なのは、「自分が見た結果、面白かったか?」なのだ。
そこに関しては、冒頭を見てもらえればご理解いただけるであろう。
つまり、そういうことである。
超・面白かった!
以下、感想をチョロっと見てきた感想。