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「エンドブレイカー!SCG」が面白そう

2011年01月30日 00:47

最近ではもう当たり前となったドミニオン型デッキ構築ゲーム。
この呼び方がどうにも長い上に言い方も様々でアレだなぁと思っていたが、
先日発売された同系ゲーム「エンドブレイカー!」にて、
「SCG(セレクトカードゲーム)」という名が付いており、
「ああ、これはスマートでいいなぁ」と思う今日この頃。

それはともかく、「エンドブレイカー(以下、エンブレ)」のお話。

元々はPBW(プレイ・バイ・ウェブ)という、
メールを利用したTRPG風ゲームで、TRPGのルールも発売されている。
PBWやTRPGに関しては各自でググってください(恒例

で、そのエンブレが今度はカードゲームになったわけですよ。
それも最近流行のドミニオン風のシステムを引っさげて。
公式ページでルールも見れるから、「もうドミニオンは腹一杯だじぇ」という方も、
一度覗いてみるといいと思う。

ざっとルールを見た限り、かなり独特なゲームになっている気がする。
まず、RPGのように「シナリオ」が存在し、
それを解決することで勝利点を稼ぐということ。
シナリオが進むと「敵」が出現し、プレイヤー全員参加の「戦闘」が始まること。
敵が3体倒された時点でゲーム終了ということ。

場には「ジョブ」と「アビリティ」のカードがある。
要するに、仲間を雇いながらスキルを覚えてパーティのレベルアップを図りつつ
シナリオ解決と敵の討伐を目指すゲームなのである。
コンセプトとしては「サンダーストーン」に近い。
まぁ、サンストを翻訳したグループSNEの作品だしねぇ。

詳しくは公式ページで公開されてるルールを見てもらうとして、
とりあえず他のドミニオン系ゲームとは毛色が違うことは感じられると思う。

特に面白いのは全員参加の「戦闘」で、山札がHPのように扱われるため、
下手にデッキ圧縮していると即戦闘不能になってしまうジレンマがある。
また、戦闘はより高い攻撃力(AT)のプレイヤーが勝利するという条件なので、
シナリオ解決を優先してATを見ていないと戦闘で痛い目を見ることになる。

このゲームではシナリオを解決する時には「スキル」を、戦闘を行う時は「AT」と、
参照するものが変わるゲームであるのが面白いところ。
シナリオ解決でも敵との戦闘でもどちらでも勝利点を稼げるので、
どうやって勝利点を得ていくかを考えるのが楽しいんじゃないだろうか。

ちょっと最近アナゲーを買いすぎたのと、
ドミニオン系ゲームも詰め込みすぎた感があったので、
どうしたものか迷っていたのであるが、これは買ってもいいんじゃないかなと思う。
今日の集会の時にショップで売ってたら買ってしまおう。うん。



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