2011年01月31日 22:32
現在では電子メールの普及にともない、情報伝達の速度が飛躍的に向上した。
その結果として生まれた新しいゲームの形がPBW(プレイ・バイ・ウェブ)である。
昨日、「エンドブレイカー!SCG」の記事を書いたら色々思い出したので、
今日は思い出話に付き合ってもらおう。
まだ携帯すら普及していなかった頃、私はPBMというゲームに夢中になっていた。
PBMとはPBWの前身となるゲームで、PBWが電子メールを使用するのに対し、
PBMは紙媒体の郵便物を使用するゲームであった。
その分、やり取りが一ヶ月単位だったり、利用料金もそれなりだったりと、
なかなか手が出しにくいゲームなのは確かだったが、
PBMは言ってみれば「全国の人間と遊ぶTRPG」であり、
その壮大なスケールは、今でのネットゲームに通じるものがあったのだ。
また、紙媒体なので、世界情勢が載った雑誌が毎回付随してきたり、
シナリオやキャラクターシートが手元に残るといった利点も存在した。
それらは未だ大切に保管してある。
反面、参加人数が膨大なため、高い料金を払ったにも関わらず、
全然活躍できずにシナリオに名前が載っただけで終わるという悲しいことも多々ある。
その代わり、しっかり活躍できた時の嬉しさはひとしおであるわけだが。
私は3~4作ほど遊んだが、活躍できたと思えるのは1作だけ。
ただ、その時はシナリオ中枢のNPCとガッチリと心の交流を果たし、
ラストシナリオでは最後の締めまで務めることができた。
あれは気持ちよかったなぁ…(しみじみ)
PBMの特徴として、他のプレイヤーとの交流がある。
まだ電子メールの普及していない時代、当然郵便物でのやりとりである。
同じシナリオ参加者の住所が一覧として公開されていて(非公開にもできる)、
協力したり対立したりと、相談することも認められていたのだ。
不意に見知らぬ人から手紙が来たりするのは、結構ドキドキものである。
その関係で面白いこともあった。
その時遊んでいたゲームにて、とあるNPCの女の子が凄く可愛くて、
なんとかお近づきになれないものかと行動していた私の元に、一通の手紙が来た。
それは「ライバル宣言」。
同じNPCを好きになった他のプレイヤーの方が、
「ちょっと話合おうか」と連絡してきたのである。
もちろん、喧嘩しようということではなく、同志として交流しようという意味だが。
残念ながら、指定された場所が少し遠い所であり、
交通費もなかった学生の身分では行くことができず、結局合うことはできなかった。
返す返すも惜しいことをしたと思う。
そうそう、上記のように、NPCと恋仲になれるのもPBMの面白いところで、
最終回が近くなると告白ラッシュが発生するのは当然のこと。
もはや風物詩と言っても過言ではなかった。まぁ、私もその中の1人なんだけどね。
ジェットストリームアタックのように告白されまくるNPCの姿はとてもシュール。
まぁ、事前にフラグ立ててないと大抵は無理なんだけどなー。
かように楽しいPBMライフを送っていた私であるが、
あまり活躍できない時期が続いたのと、
PSの登場でデジタルゲームを主に遊ぶようになったこともあり、引退してしまった。
なんかエロいゲームが多くなってきたのも理由だったりする。
でも、本当に面白い遊びであったのは事実である。
身内だけに配られる個人編集の交流誌に投稿するのも楽しかったし、
そのメンバーと大型のオフ会を行ったこともある。
身内だけと言っても30人前後が参加してたから、
毎回3冊くらいの冊子がまとめて送られてきたのですよ。
今はもっと気軽にPBWという形で新しい交流の形が出来上がっているのだろう。
ちょっと興味がないでもないけど、
今は娯楽が山のように溢れていることだし、そうがっつく必要もない。
その内ふと気が向いたら参加してみるのもよさそうだ。
そのくらいの気軽さで参加できることが、PBWの最大の利点なのかもしれない。
その結果として生まれた新しいゲームの形がPBW(プレイ・バイ・ウェブ)である。
昨日、「エンドブレイカー!SCG」の記事を書いたら色々思い出したので、
今日は思い出話に付き合ってもらおう。
まだ携帯すら普及していなかった頃、私はPBMというゲームに夢中になっていた。
PBMとはPBWの前身となるゲームで、PBWが電子メールを使用するのに対し、
PBMは紙媒体の郵便物を使用するゲームであった。
その分、やり取りが一ヶ月単位だったり、利用料金もそれなりだったりと、
なかなか手が出しにくいゲームなのは確かだったが、
PBMは言ってみれば「全国の人間と遊ぶTRPG」であり、
その壮大なスケールは、今でのネットゲームに通じるものがあったのだ。
また、紙媒体なので、世界情勢が載った雑誌が毎回付随してきたり、
シナリオやキャラクターシートが手元に残るといった利点も存在した。
それらは未だ大切に保管してある。
反面、参加人数が膨大なため、高い料金を払ったにも関わらず、
全然活躍できずにシナリオに名前が載っただけで終わるという悲しいことも多々ある。
その代わり、しっかり活躍できた時の嬉しさはひとしおであるわけだが。
私は3~4作ほど遊んだが、活躍できたと思えるのは1作だけ。
ただ、その時はシナリオ中枢のNPCとガッチリと心の交流を果たし、
ラストシナリオでは最後の締めまで務めることができた。
あれは気持ちよかったなぁ…(しみじみ)
PBMの特徴として、他のプレイヤーとの交流がある。
まだ電子メールの普及していない時代、当然郵便物でのやりとりである。
同じシナリオ参加者の住所が一覧として公開されていて(非公開にもできる)、
協力したり対立したりと、相談することも認められていたのだ。
不意に見知らぬ人から手紙が来たりするのは、結構ドキドキものである。
その関係で面白いこともあった。
その時遊んでいたゲームにて、とあるNPCの女の子が凄く可愛くて、
なんとかお近づきになれないものかと行動していた私の元に、一通の手紙が来た。
それは「ライバル宣言」。
同じNPCを好きになった他のプレイヤーの方が、
「ちょっと話合おうか」と連絡してきたのである。
もちろん、喧嘩しようということではなく、同志として交流しようという意味だが。
残念ながら、指定された場所が少し遠い所であり、
交通費もなかった学生の身分では行くことができず、結局合うことはできなかった。
返す返すも惜しいことをしたと思う。
そうそう、上記のように、NPCと恋仲になれるのもPBMの面白いところで、
最終回が近くなると告白ラッシュが発生するのは当然のこと。
もはや風物詩と言っても過言ではなかった。まぁ、私もその中の1人なんだけどね。
ジェットストリームアタックのように告白されまくるNPCの姿はとてもシュール。
まぁ、事前にフラグ立ててないと大抵は無理なんだけどなー。
かように楽しいPBMライフを送っていた私であるが、
あまり活躍できない時期が続いたのと、
PSの登場でデジタルゲームを主に遊ぶようになったこともあり、引退してしまった。
なんかエロいゲームが多くなってきたのも理由だったりする。
でも、本当に面白い遊びであったのは事実である。
身内だけに配られる個人編集の交流誌に投稿するのも楽しかったし、
そのメンバーと大型のオフ会を行ったこともある。
身内だけと言っても30人前後が参加してたから、
毎回3冊くらいの冊子がまとめて送られてきたのですよ。
今はもっと気軽にPBWという形で新しい交流の形が出来上がっているのだろう。
ちょっと興味がないでもないけど、
今は娯楽が山のように溢れていることだし、そうがっつく必要もない。
その内ふと気が向いたら参加してみるのもよさそうだ。
そのくらいの気軽さで参加できることが、PBWの最大の利点なのかもしれない。