2012年01月30日 11:24
いち早くドミニオン亜種として登場した、
歴史ある「メイドさんでやるドミニオン」こと「たんとくおーれ」が、
装いも新たにリニューアルして登場ですよ!
基本はそのままなのに、今までとはかなり違うゲームになっているので、
新鮮な気持ちで遊べるかと思います。
最大の変更点は、勝利点(VP)の獲得方法。
「準備カード」と呼ばれる、パーティーの準備を表す3種類のカードにVPがあり、
これを獲得するには「はあと(お金)」だけではダメな仕様になってます。
まず、今までと同様にサプライとして一般メイドカードが場に並びますが、
この一般メイドに新しく付加されたのが「スキル」です。
スキルには「努力・集中・工夫」の3種があります。
で、準備カードにはそれぞれ、カードを獲得するための条件として、
「努力:2」などが設定されているわけです。
例えば、【片付け】の準備カードは「努力:2」で取れるので、
自分の手番で「努力」の合計が2以上になるようにカードをプレイすれば、
【片付け】を自分の場に移すことができます。
つまり、VPを獲得するためにワンクッション挟むことで、
相対的に「はあと」そのものの価値を引き下げているわけですね。
これは「ばるば☆ろっさ」などでも採用されている方法です。
ドミニオンではお金を中心に取得するプレイが安定して強い傾向にあるため、
「たんとくおーれ」ではメイドカードを強め(お得)に設定しているようです。
利点としては、戦術に幅が出るため、個々人のプレイに特色が出ること。
欠点としては、1戦が長引いてしまうことでしょうか。
このルール変更により、
従来の「たんとくおーれ」とは明らかに別物のゲームとして生まれ変わっています。
イメージとしては、ちょっと簡便になった「エンドブレイカー」なんですが。
結果として、従来のカードを混ぜて遊ぶのは厳しくなってしまったのは残念。
できないことはありませんが、従来のカードではスキルが発生しないので、
準備カードが取れないんですよね。
なので、スキルの無いカードと入れ替えるくらいが精々なんですが、
さすがに色々と面倒くさいです。
面倒といえば、今まではランダムで選ぶためにか、
カードの絵柄が入った厚紙が同梱されてたんですけど、
今回は用意されてないんですよね。
そのため、ランダムでサプライを選ぶのが非常に面倒くさいことになっています。
箱にカード収納用のミゾを付ける前に、
もう少しプレイビリティについて考えて欲しかったですねぇ。
このミゾも、カードをスリーブに入れてしまうと入らなくなる残念仕様ですし。
あとは、一般メイドの種類が少なすぎて、入れ替えの楽しさが薄いことですね。
これは早期の追加カードセットが期待されます。
かなり感覚の違うゲームになっているので、
従来の「たんとくおーれ」に飽きてしまった人にもオススメです。
これを遊ぶと、以前のバージョンもまた遊びたくなる不思議w
ただ、ボリューム的に不満が残るので、
追加セットが出るまで待ちでもいいかもしれません。
そういえば、ちょっとルールがよく分からないまま遊んでた部分があるんですが、
改めてルールを読み直していて、思い切り間違えていたことに気付きました。
今回は「ラウンド」という単位でゲームが進行するんですが、
ラウンド開始時に場にある「上級メイド」を1枚選び、自分の場に置きます。
つまり、自分の手番を始める前に、
全員の手元に上級メイドカードがある状態にしないといけません。
これにより、上級メイドの奪い合いが発生し、
上級メイドの取得順を決める「ファーストマスター」の意味合いが強まります。
これを勘違いしていて、
「自分の手番になったら各々で上級メイドを選ぶ」という形で遊んでいたため、
かなりゲーム性が変わっていたのではないかと思われます。
要するに、好きな上級メイドを選び放題だったんですよね。
これは改めて正規のルールで遊び直してみないといけませんね。
かなり戦略に影響が出る部分だったと思います。
当日かました、私の「全デッキドローエンジン」も、
あそこまで凶悪に機能しなかったと思われますし(妨害が可能だった)。
まぁ、アナゲーやってるとよくあることなんで、キニシナーイ。
…次は気をつけマス。
以下、各カード雑感
歴史ある「メイドさんでやるドミニオン」こと「たんとくおーれ」が、
装いも新たにリニューアルして登場ですよ!
基本はそのままなのに、今までとはかなり違うゲームになっているので、
新鮮な気持ちで遊べるかと思います。
最大の変更点は、勝利点(VP)の獲得方法。
「準備カード」と呼ばれる、パーティーの準備を表す3種類のカードにVPがあり、
これを獲得するには「はあと(お金)」だけではダメな仕様になってます。
まず、今までと同様にサプライとして一般メイドカードが場に並びますが、
この一般メイドに新しく付加されたのが「スキル」です。
スキルには「努力・集中・工夫」の3種があります。
で、準備カードにはそれぞれ、カードを獲得するための条件として、
「努力:2」などが設定されているわけです。
例えば、【片付け】の準備カードは「努力:2」で取れるので、
自分の手番で「努力」の合計が2以上になるようにカードをプレイすれば、
【片付け】を自分の場に移すことができます。
つまり、VPを獲得するためにワンクッション挟むことで、
相対的に「はあと」そのものの価値を引き下げているわけですね。
これは「ばるば☆ろっさ」などでも採用されている方法です。
ドミニオンではお金を中心に取得するプレイが安定して強い傾向にあるため、
「たんとくおーれ」ではメイドカードを強め(お得)に設定しているようです。
利点としては、戦術に幅が出るため、個々人のプレイに特色が出ること。
欠点としては、1戦が長引いてしまうことでしょうか。
このルール変更により、
従来の「たんとくおーれ」とは明らかに別物のゲームとして生まれ変わっています。
イメージとしては、ちょっと簡便になった「エンドブレイカー」なんですが。
結果として、従来のカードを混ぜて遊ぶのは厳しくなってしまったのは残念。
できないことはありませんが、従来のカードではスキルが発生しないので、
準備カードが取れないんですよね。
なので、スキルの無いカードと入れ替えるくらいが精々なんですが、
さすがに色々と面倒くさいです。
面倒といえば、今まではランダムで選ぶためにか、
カードの絵柄が入った厚紙が同梱されてたんですけど、
今回は用意されてないんですよね。
そのため、ランダムでサプライを選ぶのが非常に面倒くさいことになっています。
箱にカード収納用のミゾを付ける前に、
もう少しプレイビリティについて考えて欲しかったですねぇ。
このミゾも、カードをスリーブに入れてしまうと入らなくなる残念仕様ですし。
あとは、一般メイドの種類が少なすぎて、入れ替えの楽しさが薄いことですね。
これは早期の追加カードセットが期待されます。
かなり感覚の違うゲームになっているので、
従来の「たんとくおーれ」に飽きてしまった人にもオススメです。
これを遊ぶと、以前のバージョンもまた遊びたくなる不思議w
ただ、ボリューム的に不満が残るので、
追加セットが出るまで待ちでもいいかもしれません。
そういえば、ちょっとルールがよく分からないまま遊んでた部分があるんですが、
改めてルールを読み直していて、思い切り間違えていたことに気付きました。
今回は「ラウンド」という単位でゲームが進行するんですが、
ラウンド開始時に場にある「上級メイド」を1枚選び、自分の場に置きます。
つまり、自分の手番を始める前に、
全員の手元に上級メイドカードがある状態にしないといけません。
これにより、上級メイドの奪い合いが発生し、
上級メイドの取得順を決める「ファーストマスター」の意味合いが強まります。
これを勘違いしていて、
「自分の手番になったら各々で上級メイドを選ぶ」という形で遊んでいたため、
かなりゲーム性が変わっていたのではないかと思われます。
要するに、好きな上級メイドを選び放題だったんですよね。
これは改めて正規のルールで遊び直してみないといけませんね。
かなり戦略に影響が出る部分だったと思います。
当日かました、私の「全デッキドローエンジン」も、
あそこまで凶悪に機能しなかったと思われますし(妨害が可能だった)。
まぁ、アナゲーやってるとよくあることなんで、キニシナーイ。
…次は気をつけマス。
以下、各カード雑感