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ローグライクの終わらない宴

2015年08月29日 20:22

『ふしげん』DLC「物部布都と7つの試練(通称「ふとれん」)」、最後の試練が鬼! 鬼です!
つーか、クエスト説明の神子も鬼なんですけどw
何で性格変わってんだw

まず、最初の階層からノーマルの敵(名前呼び捨て)が登場し、次は「~さん」、
3階層からもう「~さま」が出てきたと思ったら、4層以降は全部「デカイ~」ですよ!
この経験値のインフレっぷりで、装備経験値稼ぎやすいのは助かるけど、精神的にキツイ。
装備を最高レベルまで強化してないと耐えられんわ。
まぁ、1~6までの試練を順調にクリアしてれば、
それほど稼がなくても武器と防具に+50ずつくらい付いてたりしますが。

そして、ねんがんの あきゅうのぼうぐを てにいれたぞ!

これで阿求の武器と共鳴効果で攻撃する度にHP回復しまくりで継戦能力だだ上がりだうへへ。
…とか思ってたのに、阿求武器がレベル上限60しかないってどういうこと?
おかげで印枠全然足りないし、かなり困るんですけどー。

で、本編もほとんど終わってるし、そろそろwiki見てみるかなと思いまして。
そうしたら、なんだこのやり込み要素の塊は…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

以前にも書いたんですが、私は『ふしげん』の前に『シレン5+』をプレイしてたんですよ。
あっちは、やり込みの幅が超広いくせに、めちゃくちゃシステムが分かりやすくて、
さすがの老舗っぷりだと感心してたんですね。
具体的には、装備は最終段階まで成長させれば、大抵は付けられる印の数が無限になるので、
ベース装備の選定さえしてしまえば、「ぼくのかんがえたさいきょうそうび」は簡単に作れるのです。
や、簡単ではないけど、とにかく印を付けてけばいいだけなんで、分かりやすい。

一方、『ふしげん』は成長限界の存在があることから、付けられる印の数に限りがあります。
装備も印も『シレン』より遥かに多いのに、装備製作の自由度が低いなーと思ってたんですが、
なんか「転生」というシステムがあるようで、通常は装備で固定の固定印を他の装備に移したり、
レベル上限を引き上げたりできるというのです。
実質、レベルは999まで上げられるらしい。マジでか。

その分、システム的にかなり複雑になってるんですが、
大抵似通った最終形になる『シレン5+』と違い、
『ふしげん』はまさにプレイヤーの数だけ装備の形があるのが凄い。
だからwikiでもオススメとか書いてない(というより、書けないが正しい?)のですよ。

ちょっと転生について調べるだけで頭がクラクラしてきたんでアレですが、
とにかく、上限なんてクソ食らえ!というゲームだということは理解しました。
ううー、早く本編に戻りたいぜー。
や、いつでも戻れるんだけど、せっかくだから「ふとれん」はクリアしときたい。

まぁ、転生はまさに廃人仕様みたいなんで、クリアするだけなら使う必要もないものなんだけど、
夢が広がる余地があるって素敵なことだと思うんですよ。
そもそも、ジャンクガーデンをプレイしてたのも、作りたい装備の素材が足りなかったからだし。
うーん、本気でこれ1本あれば延々と遊んでられるんだなあ。

誤解しないで欲しいのは、「だから『シレン』が劣ってる」と言ってるわけじゃないこと。
『シレン5+』の良さは、とにかく分かりやすいことと、
数多くあるダンジョンの多彩なルールによる遊び方の豊富さにあると思っています。
それこそ、プレイヤー各位の好きなように遊べるようになっています。
まさか『シレン』でマインスイーパーが遊べるとは思わないじゃないですかw

『ふしげん』も独自ルールのダンジョンは多々あります。
しかし、『シレン5+』ほどユニークなバリエーションの境地には至ってないかなあ。
まぁ、十分すぎるボリュームはあるので、全然問題ありませんが。
その分、究極的なまでの装備強化を追求できるという、独自の魅力があります。
共鳴による組み合わせを考えるだけで1日が終わりそうな勢いです。
それというのも、まさに莫大というべきアイテムの物量がなせるわざ。
このデータ量は尋常じゃありませんよ。
しかも、その装備を試せる極悪ダンジョンも完備されてます。
まさにやり込みゲーマーのためのゲームです。

どちらも独自の進化をした結果、まったく異なる魅力を備えたゲームになっていると思うので、
優劣を競うなんて馬鹿らしいことです。
どっちも面白い! これにつきます。
そして、どちらも、「終わりがない」ことは共通してます。

もちろん、ストーリーであったり、ダンジョンに付けるクリアマークであったりと、
「終わる目安」はありますが、目的もなくダラダラと遊び続けるような「永遠」ではなく、
明確に目的を持って「続ける」ことができるという点が優れているのです。

その昔、家庭用ゲーム機でのローグライクRPGの認知度を上げた『不思議のダンジョン』は、
「1000回遊べる」というキャッチコピーを打ち出しましたが、
今はまさに「10000回遊んでもまだ足りない」というデキに進化しました。

最近は長時間拘束するタイプのゲームは敬遠される時代でありますが、
自分で終わりを決められるこの2作品ならば、
初心者も上級者も揃って楽しめるんじゃないかと思います。
ついでに、ローグライクは1フロアだけのプレイ時間なら短めなんで、
適度に中断しながらのプレイもできるし、昨今のプレイ環境にも適応してるのよね。

今年はローグライクRPGがたくさん発売されるので、
これを機に、ローグライクの楽しさを知ってもらえればいいですね。
次は『オメガラビリンス』でお会いしましょうー。


以下、ローグライクが苦手なあなたへ

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