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新規漫画 IN or OUT

2016年03月30日 17:58

最近騒いでる少女誘拐事件の犯人がアニオタだったとかの偏向報道には相変わらずウンザリですが、
そもそも真のアニオタなら三次元なんぞに興味ないっつーの!(偏見
イマドキ、一般人でもアニメくらい見るだろうに…。
昔、私の友人でまったくオタク臭なかったヤツでも、突然ハマったアニメのグッズ持ってきたりしてたよ。
むしろ一般人は偏見がない分、オープンでアグレッシブだと思う。

そういえば、真面目なスポーツマンだった爽やかイケメンが、
たまたまエロゲーに触れたらエロゲオタになった実例もあってなあ。
そういうのに耐性がないと、一気に染まるんだよ。
臭いものに蓋って、臭いものに触れた場合のことを何も考えてないだけなのよな。
絶対に排除しきれない限り、リスクを考えるのは当然なんだけどね。

真面目なんだかアホなんだか分からん内容で始まりましたが、
今回の話は、最近読んだ漫画で個人的にアリだったものを「IN]、微妙だったものを「OUT」とし、
部屋の片付けの一助にしようという内容です。
「ちょっとだけ良かった」などと曖昧な態度で残してしまう弱さを捨てるのです!

IN
・たべものけもの
心に寂しさを抱えてる人間の前に、何故か食べ物が「けもの」の形で現れ動き出す、
ちょっと不思議でほっこり温かい、ハートフル漫画。
キャラクターの表情がとても生き生きしていて、漫画力の高さを感じます。
ちょっと切ないお話ですが、心が癒される作品ですよ。
1巻で超綺麗にまとまってるので、続刊というのが意外だったり。どうなるんだろう。

・虫籠のカガステル
人間が理性を失った巨大な「虫」へと変貌する奇病により、文明が崩壊した世界で、
駆除屋の少年が、たまたま助けた少女と出会うことから物語は動き始める…。
シビアな世界とハードな物語で一気に作品に引きこまれます。
ただ、設定が設定だけに、割と容赦なく悲劇的展開になるので、癒やしを求めてる人は注意。
ニヤニヤ展開はじまったー!と思った直後に谷底に突き落とされるからね…orz
でも、色々なことが繋がっていく謎めいたストーリーも面白いので、一読の価値アリ。
これ、ちゃんとハッピーエンドで終われば名作になりそうなんだけど、無理っぽいよなあ。

・おしかけツインテール
株で大儲けした結果、優雅に屋敷で引きこもってる男の元に、
貧乏母娘が転がり込んでくる、萌え系4コマ。
これ、キャラクター間の距離感が絶妙で、不快感がまったくなく読めるので、
日常系漫画としては、かなり高水準だと思うんですよね!(力説
特にこの引きこもり男が、意外とコミュ力あるので、全然ウザくないのが好印象。
こういうの、キャラ立てのために妙にウザくされることもあるんだけど、
そういう陰湿な要素が全然ないから、本当に気楽に読めて素直に楽しめます。オススメ!

OUT
・天野めぐみはスキだらけ!
東大合格を目指すガリ勉主人公の前に、昔の幼なじみがムチムチでスキだらけな身体で現れて、
誘惑で勉強できないよー、といった感じのライトなちょいエロラブコメ。
しかし、イマドキ『ToLOVEる』があるご時世にしてはエロ要素が中途半端な上に、
主人公が他の女に恋心を抱いてるのもマイナス要因で、
ただ「めぐみちゃん可愛い!」だけで読むには辛かった。
めぐみのムチムチ具合やキャラ造形は好みなんだけど、それだけの漫画なのよなあ。

・女王陛下の補給線
前線で戦う兵士の元へ物資を届ける、戦争における「もうひとつの戦い」を描いた戦記物語。
面白い題材なんだけど、似た題材の漫画に『大砲とスタンプ』というメチャ面白い作品があるので、
そっちを知ってると色々と薄いというか物足りないというか、結局バトル展開かー、という。
無理のある展開もチラホラあるので、そういう所もイマイチ。

・あやかしこ
あやかし荘の管理人の少女と、そこに住まう妖怪たちの、ほっこり日常ライフ。
…なんですが、主人公の女の子が貧乏くじを引くようなことが多くて、
ちょっとモヤモヤが残るんですよねぇ。1話目から陰口展開とかあるし。
本の装丁からもポスト『のんのんびより』が期待されてるんだと思うけど、
日常系はノーストレスで読めないとキツイです。

…とりあえず、これくらいで。
実はOUTはもっとあるんですが、批判ばかり書いてもアレなんで、
本当に最近読んだものだけに限定しました。

私は結構表紙買い衝動買いが多いので、その分ハズレを引くことも多いですが、
今回の「IN」の作品のように、たまに出会う「当たり」があるから、やめられませんなー。
もちろん、ここで書いたのはあくまで私の個人的感想なんで、
上記作品が好きだという人にはゴメンナサイですが、好みは人それぞれですのでご容赦を。

しかし、結局今家にある本に上記がプラスされるなら、増える一方だという事実ががが。
減らすには心を鬼にするしかないのか…!(血涙



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