PSV『初音ミク -Project DIVA-X』は、もう少し評価されてもいい

2016年03月31日 18:26

まずは恒例の関係ない前置きから。
『ロゼと黄昏の古城』の体験版が配信開始してますよー。
前作『ホタルノニッキ』のことを考えると、スルーする人も多そうな気がしますが、
そのための体験版だと思うので、まずはプレイしてみましょう。私もそうします。
音楽がメチャクチャ素敵なので、サントラだけ欲しいのが困るなあ。

『ホタルノニッキ』は何がダメだったかというと、ゲーム部分の難易度の無意味な高さなんだよね。
あのゲーム性なら頭を使ったパズル的難しさならゲーム的にも合ってたのに、
反射神経を要求される高度な指さばきを求められるとは思わなかったから、
最終エリアのタワーディフェンスでついに心が折れたのよな。
それまでのイライラ棒とか頑張ってクリアしたんだけどねぇ。

なので、「ロゼ」ではその辺の調整がされてることに期待。
でも体験版の範囲じゃ分からんという罠。
売るの前提でプレミアムボックス買うかー。

そんな景気の悪い話の後で申し訳ありませんが、先日発売された『初音ミク -Project DIVA-X』、
みなさんプレイしてますか?

今回のミクさんは、ストーリー仕立てになってて、会話パートがあるのが新鮮。
従来の、とにかく音ゲーをやりまくるだけの方式じゃなくなったことで、
プレイモチベーションがかなり上がるのが驚きです。
「プレイすることに意味がある」というのは、結構大事なことなのです。

昔の「DIVA」シリーズは、それこそ収録曲が今ではレジェンドになってるようなものばかりで、
そのレジェンド曲を音ゲーとして遊べる!というだけで「プレイする意味(価値)」がありました。
しかし、作品を重ねるにつれ、どんどん曲のメジャー感が薄れていったのは、
ミク楽曲の最盛期を過ぎてしまったこととも連動した悪循環だったのです。

それでも、ハードをPSVに移すことで、更に美しいミクさんが見れる!
というモチベーションの元、「F」はかなりの売上を残しました。
しかし、「F」は正直、期待していた物以下の出来栄えだったこともあり、
「F2」の売上に影響を与えたように思います。「F」なんであんなボヤけた画質だったのか。

「F2」はさすがの2作目なこともあり、クオリティはかなりアップしているし、
過去曲のDLC展開も豊富で、最終的なボリュームは相当なものでしたが、
肝心のDLC配信が遅すぎて、旬を逃した感があります。
セガってDLC関連の商売が下手ですよね。遅かったり高かったり無駄に多かったりと、
ユーザーが嫌う、または望まない形のDLCが多い印象。

そんな逆境状態からの出発となった「X」は、ストーリーの追加、
メドレー楽曲の採用など、かなり意欲的な取り組みをしてはいるんですが、
単独楽曲の数が30とシリーズ最小で、イメージ悪いんですよねぇ。
実際には、ストーリー仕立ての中で遊ぶことによるマンネリ感の打破や、
メドレー楽曲の存在によって、ボリューム不足は全然感じないわけですが。

むしろ、今回は楽曲プレイ中に新コスチュームが手に入るので、同じ曲を繰り返し遊ぶのが楽しいし、
コスチュームとアクセサリの組み合わせでボーナスが付くため、
コーディネートを積極的に試すことができて、それもまた楽しいんですよね。
従来作の「DIVA」シリーズに食傷してた人ほど、新鮮に遊べるんじゃないかと。
あと、譜面の意地悪さが軽減されたかも?
つまり、なんとなく遊びやすい気がします。

PS4版が後に控えてるとはいえ、かなりの売り上げダウンになってるのが驚きだったので、
ちょっと「X」について書いてみました。
正直、「X」の曲は私はもう全然分かりませんが、
このシリーズはミクさんのPVを見るゲームだと割り切ってる部分もあるので、
そこに対する不満はありません。
そもそも、ミク楽曲を積極的に追いかけてない時点で分かるはずもないのですが、
昔は追いかけるまでもなく自然と耳に入ってたというのが異常だったんですよねぇ。
単にニコ動の利用率が低下しただけともいう。

そんな状態の私ですが、「X」は楽しく遊べてるんですよね。
それというのも、曲中での「変身(新コスゲット)」や、ストーリーの存在といった、
新しい試みが上手く機能していて、新鮮に遊べているからだと思います。

「F2」でもうお腹いっぱいダヨーという人も、ちょっと「X」に触ってみて欲しいですね。
良い方向に働いてる新しい試みは、評価されるべきだと思うんよ!



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