コドクにメグル

2011年03月11日 16:56

9話で完全に説明がついたかと思っていたら、そういえば紫の子の謎が残っていたね。
そんなわけで、10話は紫の子の真相でしたー。
はい、「まどか☆マギカ」のお話ですよー。

例によってネタバレしまくるんで、続きは追記で。


以下、人が歪んでいく理由

初対面なのに、何故か異常に敵意を剥き出しにしてくる。
何もしていないのに、何かに苛立ち、常に怒りを抱えているように見える。
こちらの思いは届かずに、理不尽な否定ばかりが返ってくる。

本当は優しい人であるはずなのに。


そんな謎のヒロインはギャルゲーでは、まま目にするものであるが、
御多分に漏れず、紫の子もまた、その手のミステリアスガールである。

こういうタイプのキャラは、何故か事件の真相を知っていたり、
あるいは過去に相当にひどい目を見てきた等のバリエーションが存在する。
紫の子はその両方で、変えられない絶望の未来を幾度となく繰り返し、
その結果として真実を知ったという、ハイブリッドな悲劇型である。

所見の視聴者(ゲームであればプレイヤー)は、
登場早々に態度の悪いこういうキャラに反感を持ち、
「もっと良いやり方があるだろうに」と思ってしまうのであるが、
彼(あるいは彼女)が、そう行動することにはちゃんと意味があって、
その時点でのそのキャラにとっては、
そう行動することが最善、もしくは当たり前なのである。

上記の事柄を肝に銘じておくことで、
不可解な行動を取る不快なキャラクターの真意を測ることが可能になり、
物語の表面だけでなく、キャラクターの内面にまで考えが及ぶようになれば、
より深く作品を楽しめるようになる。かもしれない。

例えば、「Ever17」。
これに登場する小町つぐみは、かなりの訳アリ少女であり、
人間不信に陥った過去を持っている(詳しくは実際にプレイしてね☆)。

とはいえ、プレイヤーにしてみれば、
ろくに面識もない人間から理不尽な罵倒を浴びるばかりで気分が良いはずもなく、
「何なんだあいつは(怒)」となってしまうのも仕方ない。

しかし、人は意味もなくそういう態度を取ることはない。
そこには何がしかの理由があり、
後につぐみにも深い事情があったことを知ることになる。

今回のエピソードはまさにそれで、
紫の子の無駄に高圧的な態度は、
劇中に時折見せる泣きそうな顔の中に真実が隠されていたわけだが、
それに気付けなかった視聴者への答えとしての物語だったと言える。
1話冒頭の謎のシーンの解説も兼ねていて、実に親切な作りだ。

人は理由もなく歪みはしない。
しかしそれは、理由があれば歪むということでもある。
それが耐え難い悲劇であればあるほど、歪みはいびつになっていく。

紫の子の歪みの理由は、説得力のあるものだった。
彼女は原型が消えるほど歪みながらも、悲しいほどに真っ直ぐであるがゆえに、
孤独な戦いの道を選んだのである。


まぁ、とりあえずキュゥべえの種族は滅びればいいと思うよ(´・ω・`)

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