駒尾真子『ブレイブルー -フェイズ0-』読了

2011年04月06日 15:15

ゲーセンや家庭用ゲームで大人気(だよね?)の「ブレイブルー」のノベライズ作品。
「フェイズ0」の名の通り、ブレイブルーという物語の始まりのお話である。

これは完全に「公式」のものなので、
ブレイブルーの世界をより深く楽しみたい人には絶好の1冊。
むしろ読むべき。読め。

正直、原作を知らない人が読んでどこまで楽しめるかは分からない。
私はある程度の知識がある状態で読んでしまったので、
そういう立場からしか感想を言えないからだ。

ただ、その立場から言わせてもらうなら、この作品は確実に面白い。
原作に登場する伝説の英雄たちがゾロゾロ出てくるだけでも胸が熱いというのに、
中心となるエピソードの結末を読み手(私)が知っているだけに、
だからこそ、欠けたピースが埋まっていくような楽しさを得ることができる。
「これ、アレだよな!?」と、原作との接点を見つける度に興奮が抑えきれなかった。
同時にずっとニヤニヤしていた。キモイ。

それでいて、とても綺麗でストレートなボーイミーツガールでもあったりする。
「ブレイブルーでボーイミーツガール?」というとキョトンとされそうだが、
事実なのだから仕方が無い。

特にオリジナルヒロインであるセリカは、ひねたキャラの多い昨今の中で、
純粋培養絶滅危惧種な嫌味のない素直に可愛いヒロインなので、
スルリと心の中に溶け込んでくる、愛すべきキャラクターである。かわうい(*´ω`*)

あとはやはり、既存キャラクター間の裏の繋がりが見えてくるところとか、
原作を知っていると200%楽しめる要素が多いため、
やはりまずは原作をプレイすることをオススメしたい。
まさか獣兵衛が…。や、ココノエが娘ってのは知ってたけど、相手が意外すぎた。
むしろこの辺をもっと詳しk(ry

逆に言えば、原作をまるで知らずに読むと、投げっ放しの伏線や、
最低限の説明しかない部分も多いため、消化不良に感じるかもしれない。
それはノベライズの宿命ともいえるので、仕方ないことかもしれないが。

ただ、主人公・ラグナが記憶を失っているという状況から始まるため、
感情移入はし易いかもしれない。
そういう意味では、
ありがちながらも原作を知らない読者へも配慮された作品とも言える。

とりあえず、原作ファンなら文句なくオススメ。
原作知らない人は、プレイしてから読もう。
ブレイブルーの世界は、知れば知るほど病みつきになってきますぜ。

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