「クォーリアーズ!」やってみた

2011年08月23日 22:47

ドミニオン系デッキ構築ゲームというと、10人中10人はカードゲームを連想すると思う。
しかしこの「クォーリアーズ!」は、カードの代わりにダイスを採用した、
非常にユニークなゲームである。

やることは他のドミニオン系ゲームと変わらない。
魔力(金)を払ってダイス(カード)を購入し、デッキを強化して勝利点を稼ぐ形式だ。

ダイスを用いることによる利点としては、
ドミニオン形式の欠点である頻繁なデッキシャッフルの手間が格段に省かれること。
ダイスを袋の中に入れるだけでシャッフル完了なのだから、これは楽でいい。

もうひとつは、ダイスならではのランダム性。
同じダイスでも、出目次第で効果が違う。
レベルが高いモンスターになる場合もあれば、召喚そのものを失敗することもある。
このランダム性が逆転の可能性を生み、混沌とした状況を作り出すのが面白い。

もっとも、戦略が運で覆されるのを嫌う人もいるだろう。
しかしだからこそ、初心者が熟練者に勝つ可能性を残すことで、
ゲームとしての敷居を低くしているという利点もある。
ガチガチな戦略ゲーがやりたいなら「くにとりっ」でもやればいいのだ。
「クォーリアーズ!」は、もっと手軽に気軽に遊べる楽しさが売りだと思う。

例えば、実際のプレイでのことであるが、
このゲームにおいてはドラゴンは最強のモンスターであり、これを購入しない手はない。
だからといってドラゴンを買い占めれば勝てるような単純な話でもないから面白い。
場に5体しかいないドラゴンの内、3体を所有したNは、
しかし召喚にことごとく失敗しまくり、勝利点に繋げることができなかった。
そして一番勝ちから遠いと思われていた私が、気が付くと勝利していたこともある。

かように、ダイスによる運に左右されるため、
絶対の戦略、絶対の勝利というものは存在しない。
思い通りにいかないことに歯噛みするかもしれないが、
そのままならない様をゲラゲラと笑って楽しめるのが、このゲームの良い所だ。
なによりアナログゲーマーであれば、ダイスを振る楽しさは十分に理解しているはず。
それだけでもこのゲームはオンリーワンの楽しさを有していると言える。

カードをダイスに変更するだけで、ここまで独自性の高いゲームになったことに驚く。
コンポーネントから収納用の金属ボックスに至るまで、
コレクションアイテムとしての質も高い。
見た目にオシャレで楽しく遊べる素晴らしい一品。
是非とも一度体験して欲しい。

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