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「キャット&チョコレート」やってみた

2011年10月19日 18:32

自分の手札にある限られたアイテムを駆使して、
突然与えられた危機にアドリブで対処するゲーム「キャット&チョコレート」をプレイ。

プレイヤーは「マッチ」とか「口紅」とか
「チェーンソー」といったアイテムをランダムに3つ所持しており、
自分の手番になったらイベントカードを引いて、
そのイベントに対して手持ちのアイテムでどう切り抜けるかを考え、
他のプレイヤーに口頭で説明する。
その手段でOKかダメかの審判は他プレイヤーに委ねられ、
OKなら得点になり、ダメなら無得点で手番が終了する。

そういったことを延々と繰り返し、「エンド」のカードが出たらゲームが終了。
チームでの総合得点の高い陣営の勝利となる。
ちなみに、審判の不正を防ぐため、このゲームは常にチーム戦になっており、
仲間が誰なのかはゲーム終了時まで不明。
つまり、無闇に判定で「アウト」を出しまくっても、
結果として自分の首を絞めているかもしれないのである。
このゲームデザインは秀逸。

で、実際にこのゲームで遊んでみた感想としては、
頭が痛くなってくるが、メチャクチャ面白いという結論に達した。

というのも、自分に降りかかる災難と手持ちのアイテムが常に切り替わるため、
同じ戦法で逃げることはまず不可能。
よって、即興で無理やりにでも災難を回避する方法を捏造しなくてはならず、
その時に作られる「無茶な脱出物語」が非常に笑えるのである。
むしろ、無難な回答を出して順当に「セーフ」を貰ってしまうことの方が、
なんだか寂しい気持ちになるという矛盾。

例えば、私の手元に「スプレー」と「懐中電灯」と「硬貨」のカードがあり、
「階段から落ちる」という状況を与えられたのだが、
手持ちのアイテムで状況を打破する手段がまるで思いつかなかった私は、

「この屋敷に来る前に硬貨で運勢占いをし、今日は運が良い日であった。
よって、階段から落ちたが無傷で済んだ」

などと苦し紛れに言ってはみたが、
苦笑と共に出されたカードは当然のように「アウト」といった具合である。
逆に、半ばネタでヤケクソ気味に言ったものが大いにウケて、
何故かセーフになる場合もある。
まぁ、あまり真剣に考えすぎないで、
適度に適当に笑いながらプレイするタイプの大らかなゲームなのだ。

明確な判断基準のない曖昧なゲームゆえの大味さであるが、
それがゲーム性と面白さに結びついている、見事なゲームデザインに脱帽する。
ゆえに、きっちりとしたゲームルールで明確な判断基準を求めるタイプの人には
向いていないかもしれない。

それでも、この曖昧で自由な遊び方のできる本作こそが、
アナログでプレイするゲームの醍醐味を端的に表しているとも言える。
発想次第でいくらでも広げることのできる脱出劇は、
どれだけ進化したゲーム機でもマネできない、アナゲーならではの楽しみなのである。

このゲームで遊ぶ場合、判断基準は人それぞれなので、
アウトやセーフの理由はあまり追求せずに、
とっとと先に進めた方が波風が立たなくていいかもしれない。
逆に、じっくりと議論をしてみるのも楽しい、不思議なゲームなんだけどね。

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コメント

  1. 智郎 | URL | -

    Re: 「キャット&チョコレート」やってみた

    「キャット&チョコレート」買えたんだね。前に話題に出したときは売り切れていて入手できないと言ってたけれど。
    面白そう。機会があれば集会の際にでもやりたいですな。

  2. 岳る | URL | -

    Re: 「キャット&チョコレート」やってみた

    >智郎君
    以前は同人アイテムだったんだけど、少し前に一般商品としてリリースされたので、入手が楽になりますた。
    H君やNとも「これは他の人にもやらせたい」と意見が一致したので、むしろ必修科目です(ノ∀`)

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