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PSPを振り返る

2011年10月31日 20:18

PSVの予約も開始され、
そろそろPSPも終幕の時が近づいて…るようには感じられませんが、
私自身、引越しという節目を迎えたこともありますので、
この機会に一度、自分にとってのPSPについて振り返ってみようと思います。

ちなみに、改めてPSPの所有ソフトの数を数えたら丁度80本ありました。
発売から約7年で80本ということは、およそ年に11~12本買ってた計算ですね。
一月に1本ペースで買ってたと考えると、そんなに多くない気がします。
売っちゃったものも結構あるし、実際にはもう少し多そうですがー。

では、少し長くなりそうなので、続きは追記でー。


以下、PSPを振り返る

私がPSPを買ったのは、発売から約一ヶ月後、2005年の正月だったと記憶してます。
この頃は丁度DSの発売と被っていたんですね。

では何で今まで愛用していたGBAの流れを汲むDSを買わなかったのかというと、
それはPSとサターンの次世代機戦争と同じ流れを感じたからです。

当時、SFCの時代が終焉に近づき、
PSとサターンの2台ハードが注目を集めていました。
結果としてPSが勝利を収めたこの次世代機戦争ですが、
発売当初はサターンの方が人気だったのです。
サターンは既に人気を博していた既存ゲームの移植や続編を打ち出して、
それまでのユーザーの獲得に成功していたわけですね。

しかし、私はあえてPSを選びました。
というのも、サターンはあくまでSFCの延長であり、
新しい遊びを提供してくれるワクワクが薄かったからです。
当時のメインであった格闘ゲームにもあまり興味がなかったということもあります。

その判断は正しかったようで、ゲームは3Dが主流になっていきます。
そしてPSとサターンの情勢は一変、FF7のPS参戦で決着はつきました。

話を戻しますと、当時の携帯ゲーム機はまだGBAの時代でして、
それはつまりSFC時代と同じだったと言えます。
そんな中、2画面とタッチパネルという
画期的なインターフェースを打ち出してきたDSは、
面白ギミック好きな私の心の琴線に触れながらも、
そのGBAとあまり変わらないスペックに疑問も覚えていました。
つまり、DSは当時のサターンと同じ進化を選んだように見えたのです。

一方で、地味に登場したPSPは、
まさにSFCからPSへと移り変わった時代のように、
携帯機というレベルを超える驚きを提供してくれました。
まさか携帯機でリッジレーサーが遊べるなんて!

そんなわけで、リッジやりたさにPSPを迷わず購入、
その高級感溢れるボディと、携帯機の範疇を越えた脅威のグラフィックで、
一瞬にしてPSPの虜となった私でありました。

しかしまぁ、初期のPSPはとにかくRPG不足に悩まされておりまして、
ファルコムの英雄伝説シリーズなどが頑張ってはいたものの、
まだまだ処理の重い(それでいて前時代的な)かのシリーズは、
残念ながら私には合わなかったのです。

このUMDの読み込みの遅さ(および、読み込み音のうるささ)には、
正直かなり不安を覚えていました。
こんな状態で良いソフトは作れるのだろうか、と。
リッジレーサーやワイプアウトなどの分かりやすいレースゲームで凌ぎつつ、
ルミネスの美しさに感動しながらも、
PSPの先行きに不安を感じていたのも事実です。

それからしばらく、PS時代のゲームのリメイクや移植が流入するようになりました。
主なところではテイルズオブエターニア、ヴァルキリープロファイルなど。
移植に関しては悪くない出来栄えで、胸を撫で下ろしたものです。
ギレンの野望が恐ろしく高いクォリティで発売された時には、
PSPはこれで大丈夫だと安堵していたように思います。
ある意味で諦めがあったのかもしれません。

移植ものでなんとか死ぬことだけは免れていたハードに光明が差したのは、
やはりモンスターハンター・ポータブル2ndの存在でしょう。

実は一作目はかなり早い段階でPSPに登場しているのですが(2005年)、
まるで感心がなかったというか、そもそも発売されたことすら知りませんでした。

というのも、この頃はゲームそのものから少し離れていた時期でもあり、
東方Projectの二次創作が感心事の中心になっていたからです。
PSPの不遇ぶりから逃避していたのかもしれません。

話を戻すと、MHP2の登場により、PSP界隈の動きが活発になりました。
やはりユーザーが多くなれば、ソフトメーカーの目の色も変わるということですね。
この時期を境に、PSPオリジナルのソフトが大量に制作されるようになり、
移植ばかりの現状から逃れることに成功したように思えます。
実際に、私の所有するソフトの大半は、この頃からの物だったりします。

そんなわけで、PSPの初期は不遇の時代だったこともあるので、
PSVも1~2年はそういう状況が続くのではないかと思います。
ただ、当時よりもノウハウが蓄積されていることもあるので、
当時ほどの絶望感はありません。

それよりは、大手ソフトメーカーがスマホに流れて、
ゲームとも言えないゲームばかりを作るようになるかもしれない現状に不安を覚えます。
PSVがPSPと同様の、
あるいはそれ以上の地位を獲得してくれることを祈るばかりです。


    PSP.jpg


こうやって積んでみると、それほどの量に見えない不思議。
PSPが終了するまでには、100本くらいのソフト数になってそうですね。

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