ローポリの魅力

2011年10月29日 15:59

『初音ミク -Project DIVA- extend』の、
通常体験版(その前にTGS版があった)が配信されていたので、
待ちきれない気持ちを少しでも抑えるべくチマチマとプレイしてみた。

ミク可愛いなぁ(*´ω`*)とニヨニヨしながらも、
よくよく考えれば、これがPSPで出る最後のDIVAじゃないかと思った次第。
だって、次に出るとしたらPSVじゃね?
そうなると、ドリーミーシアターみたいなハイポリになるんだろうし。

…正直、それを素直に喜べない自分がいたりする。

私は「ミクうた、おかわり」でハイポリのミクを堪能しているのだが、
どうにもローポリでジャギジャギのミクの方が可愛い気がしてならないのよ。
これは単純にモデリングの好みの問題かもしれないけれど、
実はPSP版のモデルというのは、絶妙な設計だったのかもしれないとも思う。

PSPというのは限りなくPS2に近いグラフィックを表現できるハードである。
で、個人的な感覚であるが、ゲームのキャラクターモデルというのは、
PS2くらいのレベルで十分だったりする。
特にアニメ系の表現をする場合、写実的である必要はまるでないため、
むしろハイポリでリアルにするほど違和感が強まる傾向にある。

だからこそ、アニメ系キャラはトゥーンシェーディングなどで、
よりアニメっぽい見た目になるように進化している。
アイドルマスター2に登場するミクは、こっち系である。
これは素直に可愛いと思う。
ハイポリにするならアニメ表現を極める方が正解なんじゃなかろーか。
ナルティメットシリーズなんか神がかってるしね。

DIVAの場合、CGの道を突き進んでいるため、
ハイポリだとどんどん人形っぽくなっていく。
これは狙ってそういうモデリングにしてるという話もあるのだが、
正直な話、誰得と言えなくもない。

じゃあローポリの魅力はどこにあるのかというと、
その完璧ではない見た目を想像力で補えるところにあるんじゃないだろうか。

古い時代、まだドット絵がゲームの主流だった頃、
あの小さなドットキャラがチマチマと動く姿を見て、
私たちはそこにキャラクターを幻視していた。
リアルな映像などなくても、己の想像力でカバーしていたのである。

想像力というのは、どんな技術でも勝てるはずのない、
まさに「自分にとっての究極」を生み出す能力である。
ぶっちゃけると、足りない部分を脳内補完することで、
自分の理想をローポリモデルに投影しているのである。
そしてそれは、完璧ではないローポリだからこそできることなのである。
すでに完成している物を見ても、想像力は働かないものだ。

また、DIVAの優れた点は、
ローポリでもある程度しっかりした造詣が描かれているため、
パッと見た瞬間、分かりやすい「萌え」が飛び込んでくる。
つまり、瞬間的に「可愛い」という潜在意識を植え付けられているとも言える。
だからこそ、その後の「脳内補完」がスムーズに行われるのだろう。

まぁ、そんな七面倒な理屈はどうでもいいから、
とりあえず今はPSPのミクの可愛さを堪能すればいいじゃない(*´ω`*)
ミクかわいいよミク。

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