劇場版「けいおん!」観てきた

2011年12月30日 18:51

今月の頭頃から上映している劇場版「けいおん!」、ようやく観てまいりました。
もう3週間は経つというのに、結構人が入ってたことに驚き。

内容としては、2期ラストの卒業式へと繋がる補完話で、
名曲「天使にふれたよ」の制作秘話や、曲に込められた想いなどを知ることのできる、
TV版を知る人のために作られた、完全なファンサービス作品でした。
これはTV版知らないと色々なものが半減してしまいそうですなー。

事実、まったく「けいおん!」知識の無いNなどは、
日常系へのジャンルそのものの興味が薄いことも相まって、
非常に微妙な顔をしておりました。
ノー知識で観る人の意見というのは貴重だから、
色々と訊きたかったんだけどなー。

まぁ確かに、ロンドン行きがメインと聞いていたにも関わらず、
半分くらいは普通に学校での描写だったし、
何か致命的なアクシデントに見舞われるわけでもなく、
実に平和で楽しげな旅行を満喫してくれやがりますので、
盛り上がりに欠けると言われても仕方ないかなぁ、と。
まぁ、「けいおん!」はそういう作品じゃないからね。

例えば1期のラストのように、アクシデントや間の悪さが重なって、
なんだかドラマチックな展開になるのは、非常にヤラセ臭く見えてしまう。
盛り上がりを考えれば何も間違ってはいないはずなのに、
「そんなものは誰も求めてないんだよ」とツッコミが入るのですよ。

つまり、客のニーズに合わせた結果があの映画であり、
そしてそれはファンを満足させるに足る出来栄えになっていたのは間違いない。
が、一方で、新規ファンを獲得するには訴求力が足りなかったのも事実。
「ファンのための作品」であることを追求したのは英断だったと思いますが、
話題作だけに、新たなファンを作ることができれば、
もっと息の長い作品になれたのではないかと愚行する次第です。
まぁ、それをやったら二兎を追って一兎も得られなかった可能性もありますがー。

結果として、TV版で面白いと思って足を運んだファンには、
概ね満足いく仕上がりになっていたのではないでしょうか。
彼女たちの掛け合いは、本当に見ていて微笑ましいやらバカらしいやらw
「天使にふれたよ」の作曲という軸を用意することで、
ふわふわと浮きっ放しで終わるのではなく、
それなりに着地点が見えていたのも良かったですね。

この劇場映画はTV版の補完という前提での作りだったので、
やはりTV版で「放課後ティータイム」を気に入った人が見るべき作品です。
布教にはオススメしません。
布教するならTV版のBDかDVDを見せる方が効果的でしょう。
もし布教に成功したならば、その後で改めて劇場に足を運んでみればいいでしょう。
きっと、幸せな時間がもう少し続く幸運を噛み締めることができますよ。

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