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『ブレイクエイジ』は、やっぱり最高だな!

2012年01月13日 21:24

少年少女の青春とロボットバトルが融合した、
「少女漫画風メカ物」と誰かが揶揄した傑作『ブレイクエイジ』。
個人的にこの漫画は、私が今まで読んできた漫画の中で最高の作品でもあります。

学園物のラブコメであり、ロボットバトル漫画であり、
企業間の陰謀策謀まで散りばめられた、それはもう豪華な内容なんですよ。
そのごった煮ぶりは中身の散漫さに繋がりそうですが、
それぞれの要素がきちんと連携していて乖離しておらず、
むしろ非常に綺麗にまとめられているので、
全編通して飽きることなく最後まで駆け抜けて読ませる力があります。
登場人物が軒並みいい人ばかりでストレスなく読めるのも魅力。

で、何で突然こんな古い漫画の話をしてるのかというと、
積みっぱなしだった小説版を今更のように読み始めたからです。
いやー、買ってはいたんだけど、当為は活字離れが深刻化してた時だったんで…。
部屋の掃除してたら発掘しちゃって、つい読み始めたら止まらなくなりました(ノ∀`)

今でこそ「戦場の絆」なども登場して、体感筐体での全国対戦などの、
それこそ当時は夢物語のようなことが現実でできるようになってきましたが、
それでも『ブレイクエイジ』のワクワク感は衰えませんねー。
やっぱり自分で機体を自由にエディットできるって楽しそうだよね。
しかもそれがゲーセンで使えてしまうという。うひー。

思えば、この漫画がなければ、プレステを買っていたかも分からないのでした。
うん、プレステを選んだ理由は「メタルジャケット」があったからだしね。
「ついに『ブレイクエイジ』みたいなゲームが家で遊べるのか!」と、
特集記事の載ったファミ通を見ながら大興奮してました。
あの頃はゲームに夢があったよね…。

でまぁ、『ブレイクエイジ』なんですが、
なんというか、登場人物たちが本気でゲームを楽しんでることが伝わってきて、
それでいてゲームしかやってないわけじゃなくて、
どっちかというとリア充なんですけど、それが嫌味ではなく、
単純に「ああ、いいなぁ」と思えてしまうんですね。
学園生活が本当に楽しそうで羨ましいのです。

個人的に、フィクションにおいて重要なのは、
「その世界に行ってみたいと思えるかどうか」だと思っています。
物語の世界が楽しそうであれば、そこに住む人々が魅力的であれば、
自分もそこに行ってみたいと思いますよね。
で、そう思えるということは、作品に深く共感できている証拠だと思うのです。
もちろん、そう思えなくても面白い作品は多々ありますけど、
一番分かりやすい形での共感という意味では、間違いではないでしょう。

『ブレイクエイジ』には、そういった「楽しさ」が溢れています。
ロボットバトルの「DP」も面白そうだし、学園生活も愉快だし、
それを彩るキャラクターたちも非常に生き生きしています。
基本はラブコメながら、主人公が彼女に一途な「いいひと。」系なんで、
安心して読めるのもポイント高いと思います。こういうラブコメ大好きー。

ロボット物でありながら、題材として「ゲーム」をチョイスしたのも上手いですね。
というのも、対戦が自然にできるし、
血生臭くないので下手なトラウマ描写とかでテンポが悪くならないし、
機体のカスタマイズが自然と行えるしで、
ロボット物としては理想的な形のひとつだと思うんですよ。
『プラモ狂四郎』をブラッシュアップしたら、こういう形になるんだろうか。

古い作品ではありますが、その先見の明には驚かされるばかり。
時代的にはもう現実が追い越してしまっているのに、
技術的にはまだ追いついてないものもあるけれど、
それでもリンクする場面も多々あるため、
その世界観のリアルさも共感を得る一助になっているのでしょう。
あまりに現実味のないフィクションは、それだけ共感し難くなるものですから。

私はこの作品が大好きで大好きで仕方ないので、
未読な人には是非とも読んでもらいたい一品なんですけど、
以前に友人に言ったら反応がイマイチだったことがあるので、
それ以来あまりオススメはしていません。がくり。
それでも、学園ラブコメ、ロボット物という単語に反応する人は、
一度手にとってみてはいかがでしょうか?

ああ、こんなことを書いていたら、また読みたくなってきたぞぅ。
小説終わったらまた漫画版を読もう。うむうむ。

ちなみにOVAもあるんですが、こちらはその…残念なデキなので、スルーの方向で。
今のクオリティでTVアニメ化とかされないかなぁ…。

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