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PSP「魔法少女リリカルなのはA's PORTABLE -THE GEARS OF DESTINY-」 総評

2012年01月27日 12:16

なのは格ゲー第2弾。
使用キャラが2倍以上に増えて、シングルモードも少し充実。
前作の不満点は軒並み解消されたことで、ゲームとしての評価は格段に上がりました。
とりあえず、なのは好きには文句なしでオススメ。
あと、限定版のおまけがエロいんで、新品買うなら限定版がオススメです。
今なら結構値段も下がってますよ。余ってるんだろうか。


【クリア時間:15時間 個人評価:8点 一般評価:8点】


ストーリーは10章+α構成の1本道。
途中で使用キャラによる分岐はあるけど、物語の大筋に影響はありません。
ただ、1本道とはいえ、結構なボリュームがあるので、
ストレートでストーリーをクリアしても、8~10時間くらいかかるかと。
ちなみにフルボイスをきちんと聴いて進めた場合の話ですよ。
私のクリア時間は、9章と10章以外はコンプリートしての時間です。
途中で寝落ちしたことがあるので、実際にはもう2~3時間短いと思いますが。

前述の通り、使用キャラクターの大幅増加や、システム周りの見直しにより、
かなり遊べる作品に仕上がっています。
キャラクター間のバランスにまだ甘い部分はありますが、
格ゲーは多少バランスが悪いくらいの方が面白いのではないでしょうか。
少なくとも、前作ほどの理不尽さはありませんし。

遠距離攻撃の「魔法」を使用すると「MP」を消費しますが、
これが自然回復しない仕様なため、
必然的にロングレンジとクロスレンジの応酬が増えるのはいいですね。
MP回復にはクロスレンジでの攻撃がもっとも効率いいので。
このため、遠距離主体のキャラが延々と遠距離攻撃を繰り返したり、
近接キャラが遠距離キャラに近づけないといった状況が減っています。
できないわけではないけど、それなりに技術と戦略が必要です。

また、ダッシュがMP消費に変更されたことも戦略上の大きな変更です。
前作だと逃げる相手に追いつく手段がありませんでしたが、
今作ではMPの管理が重要になるので、逃げ続けるということができません。
また、魔法を使うMPと共用なので、
魔法をメインに戦うキャラはダッシュで逃げ難いという、
近接キャラへの救済にもなっています。

格闘ゲーム部分にはほぼ不満はありません。
コマンド入力を必要としない簡単な操作なので、
格ゲーが苦手な人でもすぐにキャラを動かせるし、
基本操作が共通なので、別のキャラを使うのも難しくない利点があります。
特にストーリーは使用キャラが頻繁に変わるので、この操作の簡易さは助かります。
それでいて読み合い要素があるので、格闘ゲーとしてのデキも申し分なし。

不満があるとすれば、ストーリーのシステムに関わる部分ですかね。
まず、テキストをオートで進める機能や、バックログの参照機能がありません。
テキスト部分を消す機能もありません。
これはテキストADVでは今や標準で搭載されている機能なので、
ストーリーの仕様がテキストADVを踏襲しているからには、
こういう機能も実装していて欲しいところです。
一応、1枚絵はギャラリーで見ることはできるんですけどね。

また、せっかくのポリゴンキャラが、
ストーリー中でほとんど演技をしてくれないのも寂しい。
どうせ動かないなら、せめて1枚絵にでもしてくれればいいのにと思います。

次に、チャプター選択ができない点。
ストーリーは「シークエンス」という章仕立てで構成されており、
シークエンス単位での選択は自由にできますが、
シークエンス内の細かいチャプターに飛ぶことができません。
なので、シークエンス7の4戦目をやりたいと思っても、
シークエンス7の最初から戦っていく必要があるわけです。

これの問題点は、特定の敵はコンティニュー不可になっていて、
負けてもストーリーは進みますが、
隠しシークエンス出現のフラグが立たなくなることです。
つまり、負けたらまたシークエンスの最初からやり直しになる、ということです。
これが非常に面倒なのと、コンティニュー不可のボスが結構強いこともあって、
やり直しのモチベーション維持が困難なことですね。

不満と言えるものはそれくらいで、基本的に優良な作品だと思います。
アーケードモードでも、プレイするほどに色々な特典が貰えたり、
使用キャラが増えたりするので、モチベーションを保ちやすいですし、
サバイバルやタイムアタックなど、ソロプレイに必要な最低限のモードは揃ってます。

前作でもあったスキル制は、
スキルの使用に制限がなくなったので使いやすくなってます。
なので、よりキャラクターに合った強化が楽しめるのはいいですね。
あと、衣装も色々用意されていて、遊んでる内にどんどん増えていきます。

なのはシリーズ特有の、キャラ数が多すぎて物語の軸がブレがちになるという、
ストーリー上の欠点はあるものの、個別のエピソードとしてはデキが良いので、
なのはファンなら満足できると思います。
特にプレシアとリニスはシークエンスひとつを丸々使用してるので、
なかなか濃密な外伝的エピソードを堪能できますよ。

基本的にオススメできる作品には仕上がっていますが、
まずはアニメ版を見てからの方が楽しめると思います。
1期はデキの良い劇場版がありますし、2期も今夏には上映予定です。
これを機になのはファンになってしまえばいいと思うよ!

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