PSV「墨鬼」体験版やってみた

2012年01月25日 16:17

一見古臭い横スクロールACT「墨鬼」。
PVを見てるだけでは全然面白さが伝わらない悲しいゲームなので、
是非とも体験版をやってみて欲しいソフトであります。

個人的な感想としては、「これは面白い」です。
発売日が絶望的に悪い(重力と同日なんて無理ゲー)ので、
どう考えても売り上げは振るわないのが確定してるのが悲しすぎますが、
直感的に操作できるゆえに楽しさがダイレクトに返ってくる横ACTなので、
まずは触ってみて欲しいですね。

基本的な操作は、□での攻撃と、×(あるいは十字キーの上)でのジャンプのみ。
あとは十字キー2度押しのダッシュと、十字キーとの組み合わせでの特殊攻撃くらい。
それ以外は、すべてこのゲームの象徴である「墨アクション」になります。

この墨アクション、なかなか面白いです。
まず、画面タッチがそのまま主人公の通り道になったり、
敵の射撃攻撃を消してくれたりします。
主人公は普通に1段ジャンプしかできないので、この墨の道により、
飛躍的に行動半径が広がるのがポイント。
どうしても墨アクションは必須になるので、ゲーム性がきちんと生きてます。

また、墨での線引きが非常にスムーズな上、
主人公が墨の上に乗るのもごく自然にできるので、
自分の考えた通りに動けるのは、アクションゲームとして重要な点ですね。

普通に使うと、ただ道にしかならない墨ですが、
「水墨」モードに切り替えると、タッチした敵の遠距離攻撃を消せるようになります。
敵弾は(体験版の段階では)確認してからでも十分消せる程度の速さです。
ただし、弾幕気味に放たれることもあるので、水墨での防御はそれなりに重要。
また、自分が書いた墨も消せます。
書き方を間違えても修正できるということですね。中々便利です。

線を引く専用のモードにボタンひとつで切り替えられるのですが、
このモード中に線を引くと、その線に沿った火炎が現れ、
敵に継続ダメージを与えます。
ワラワラと湧いてくる雑魚を潰し続けたり、攻撃できない位置の敵を倒したり、
はたまた敵の弓矢を遮る盾にできたりと、その使い道はかなり広いです。
なにより、なぞった場所がきちんと燃えるのが楽しい。
墨ゲージがある限り使い続けられるので、かなり手軽に使用できるのもいいですね。

ちなみに、墨ゲージは背面パネルをこすると回復します。
硯で墨をするのと同じ原理らしく、
炎で燃やしてる間に安全なところで回復するのが基本?
両指でこすれば、結構アッサリ全快します。あまり面倒でもないので安心。

巨大な獣を召還して攻撃もできますが、こちらは強力な代わりに、
狙った場所に攻撃してくれないので、信頼性は低め。
とりあえずボス戦が始まったら呼び出して、適当に攻撃してもらうのが無難。
頼りになるのは、やはり自分だけです。

チュートリアルを見ると、なんだかややこしい印象を抱くのが惜しいですが、
基本的にやることは非常に単純なので(ACTとしては3つしかボタンを使わない)、
まずは適当に遊んでみるのがいいと思います。
墨アクションに関しては、基本的に親指操作になると思うので、
手が小さい人にはやや大変かもしれませんね。
これは体験版で確認しておくべきやもしれません。

特に成長や収集といった、やり込み要素が見当たらないので、
マルチEDの収集がメインになると思われます。
ゆえに、ステージ数によるボリュームが重要な要素なんですが、
その辺はファミ通のレビューでも見るまで判断できませんね。

PSVの機能を活かした、PSVだからこその良いゲームなんで、
これは正当に評価して欲しい作品です。
問題があるとすれば、あまりに見た目が地味なことと、
ストーリーが凄くどうでもいいことでしょうか。
こんなにも興味を惹かれないストーリーも珍しいです。

あとは値段ですね。
ぶっちゃけ、DL版の3980円は普通に考えれば安いんですが、
この値段で買おうと思うかというと、果てしなく微妙。
1980円だったら、何も考えずに買ってもいいレベルなんですけどねぇ…。
やっぱりボリューム次第でしょうか。

正直、どういう層をターゲットにしてるのか判断できない作品なので、
売れる要素が見当たらないんですが、このまま埋もれてしまうのも惜しい一品です。
せめてドラキュラシリーズ的なARPG要素でもあればと思わずにいられません。
今時ステージクリア型の横ACTなんて、マリオ以外は売れないっすよ(´・ω・`)

斬新で面白い意欲作でもあるので、環境が整ってる人は、体験版を是非是非。
これは実際にやってみないと、面白さは欠片も伝わらないですよ。

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