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「ストライクウィッチーズ劇場版」観てきた

2012年05月25日 21:35

今更ながらにストライクウィッチーズ(通称「ストパン」)にハマりまして、
折り良く地元で劇場版が公開されていたこともあり、
公開終了間際の滑り込みで観てきました。


いやー、すっげー面白かった!


映画って当たりハズレが激しくて、
どちらかというとハズレを引くことの方が多いんですよ。
または、十分良いデキなんだけど、
手放しで「面白かった!」と言うに言えない微妙なラインの作品とかもあって、
観終わった後で「面白かった!」と言える作品は貴重だと思うのです。

その点で言うなら、劇場版ストパンは満点でしょう。
期待以上のデキだった上で、見終わった後の満足感もありましたしね。

ただ、TVシリーズを再構成した「劇場版なのは」とは違い、
完全に「TVシリーズの続編」である劇場版ストパンは、
ノー知識で観ても半分くらいしか楽しめないだろうなぁという敷居の高さがあって、
ファン以外にはオススメし難いのが難点ですね。

完全に楽しむためには、TVシリーズの1期2期の視聴は必須。
可能であれば各種の漫画作品も抑えておきたいところです。
特にハイデマリーは何でミーナ達と当たり前のように居るのか不思議だったんですが、
これ書く直前に読んだ「キミとつながる空」に出てきたんですね。
見る順番を完全に間違えました。

劇場版はストパンの世界の広さを表現するかのように、
TVシリーズ以外で登場したウィッチも数多く登場します。
その多くはチョイ役なので、ファンサービス以上のものではないため、
特に作品を知らなくても問題はないんですが、
どうせなら知っていた方が楽しめるというものです。
まぁ、後から気になって調べてみるという楽しみ方もあります。私みたいに。

劇場版はTVシリーズ2期からダイレクトに繋がった話でありながら、
更に、恐らく企画が進行してるのであろう3期への引きにもなっています。
ただ、ひとつの事件を劇場版の中でキチンと解決しているため、
個別エピソードとしてしっかりと消化されている点は安心して観れるかと。
でも逆に言えば、これを観ないと2期と3期の間の補完ができないんですよね、多分。
見逃した人はBD版で見るべし!

ともあれ、ストパンのファンであれば十分満足いく内容だったと思うので、
劇場で観れたのはラッキーでしたね。
まぁ、グッズとかはもう何も残ってませんでしたがー。

完全に3期やる気満々な内容だったので、早く続報をぷりーず!


以下、ネタバレを顧みない感想

2期の続きということで、芳佳の魔力が失われていることが最大の焦点。
これに関しては、十分納得のいく方法で魔力が回復したと思うんですがどうか?

ポイントとしては、巨大ネウロイを魔力無しの芳佳が単独で倒した時点で、
「芳佳の魔力が無い」という描写の役割は完全に果たされていたと思います。
なので、タイミング的には、あの展開で魔力が戻るのは、
演出として最高のものだったと思うのですよ。
ご都合展開なのはまぁ、劇場版に始まったことじゃなくて、
ストパンの伝統みたいなものなんで、そこは爽快感重視でいいじゃないですかね。

しかしまぁ、ペリーヌは登場する度に好感度が上がりますねw
初登場での印象が最底辺だったこともあり、
後々での「いい人描写」が倍率ドンさらに倍で好感度をガンガン引き上げ、
劇場版ではマジでいい人すぎて、思わず泣いてしまったのは内緒です。

というのも、ペリーヌが芳佳のフォローをしてるんですよ!
あの! ペリーヌが!
ちゃんと芳佳を認めていて、それでいてとても穏やかに語るペリーヌが素敵すぎて、
劇場版全編を通して唯一泣いてしまったのはペリーヌと静夏の会話シーンでした。
なにこのひといいひとすぎる。

あとはアレです、バルクホルンのシーンで爆笑しそうになりましたw
ヤバかったー。もうすっかりギャグキャラだよこのひと…(ノД`)

バルクホルン「我々が偵察に出る必要はない!」
ハルトマン「あ、ここ芳佳が居る辺りじゃん」
バルクホルン「出撃準備完了だ!」

↑の流れがテンポ良すぎて、マジで面白かったw
ノリ気じゃなかったのに、ハルトマンの一言でいきなりフル武装始めるんだもの。
そりゃ二次ネタにもなるわな…。
バルクホルンさん…どうしてこうなった。

他にも、芳佳のランボーとか色々見所満載なんですけど、
各キャラが実に生き生きとしてて、観ていて本当に楽しい気持ちになる作品でした。
新キャラの静夏ちゃんもキャラ立ちしてたしねー。

あー、早くBD版出ないかなー。もう絶対に買いますとも、ええ。

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