2012年08月26日 07:44
PSPの「遊戯王5D'sタッグフォース6(以下、TF6)」やってます。
「収録カード5000枚以上!」のうたい文句は伊達じゃなく、
他のカードゲームとは比較にならない数のカードが収録された、
コンピューターTCGゲームとしては、末永く遊べる1本ではないかと。
昔の遊戯王は「強いカード出せば勝ち」みたいな単純なゲームだったけど、
さすがにそれではゲームにならないんで、色々と追加ルールが導入されて、
あのパワ-ゲームがきちんと「TCG」になったもんだと、
GB版から遊んでる身としては感慨深かったり。
で、TFシリーズは初期作だけ遊んで、
「どうせナンバリングでプチバージョンアップを繰り返すんだろう」と思い、
ある程度シリーズが落ち着くまで待っていた結果、
いきなりTF6からの再開となったのでした。
ガンダムが出揃うまで待ってたGジェネみたいなものですな。
ここまで進んでしまうと、TF1とも最早別ゲーで、
どうデッキを組んだものか困惑すると同時に、
色々な戦略を取れる幅の広さにワクワクが止まらなかったりもします。
遊戯王楽しい!
で、遊びながら思ったこととしては、
遊戯王って、他のTCGと比べると独自進化してるというか、
かなり異質な感じがしますね。
通常、カードゲームというのは、手札がリソースの全てです。
一度消費したカードは基本的に死材であり、
同じゲーム中で使われることはほぼありません。
もちろん、それら捨てカードを再利用する方法は数多のゲームにありますが、
それでも遊戯王のそれと比べると、明らかに規模は小さい。
というのも、遊戯王では捨てカード置き場(墓地)すらもリソースであり、
これを活用できないと勝利も覚束ないのです。
基本となるのは、墓地から戻ってくるカード。
これは手札に戻るものや、直接場に戻るものなど、
それだけでもバリエーションが豊富ながら、
更に墓地にあると効果を発動するカードなど、
とにかく「墓地から何かする」というカードが多い。
つまり、安易に敵のカードを処理しただけでは安心できない、ということです。
それを逆手に取って、
破壊したカードを墓地に落とさずゲームから除外するカードを利用し、
相手の戦略を狂わせることも可能。
また、除外されることを条件に効果を発動させるカードなんかもあって、
いやー、これは混乱しますよ。
特定のデッキタイプに非常に強いメタデッキに当たると負け確定ということもあり、
対戦ではサイドボードを利用したマッチ戦(2本先取)が推奨ですね。
相手の戦略を跳ね除ける力があるデッキなのかは、サイドボードで決まります。
ここまで考えられるようになれば、TCGは更に面白くなるでしょうね。
ちょっと話がズレました。
要するに遊戯王では「墓地を利用するカードが多い」わけです。
あと、デッキから特定のカードをサーチして持ってくるカードも多く、
しっかりと組まれたデッキは、手札事故を起こすことも少ないように思います。
キーカードが引けなくて涙目というのは、
相当に運が悪いか、デッキの構築に問題があるとしかいえません。
これは遊戯王というゲームが、
「コスト無しでカードを使える」という点を上手く利用した結果ですね。
通常、TCGというのはカードを使う(場に出す)時、「コスト」を必要とします。
それはカードの強さに見合った「出すタイミングと難易度の調整」という意味で、
ゲームバランスを維持するために必要なルールです。
ところが、遊戯王では基本的にどんなカードもコストを必要としません。
手札にあれば使えます。
もちろん、全てがそうではなくて、
強いモンスターの召喚には場のカードを墓地に捨てないといけなかったり、
強い魔法カードなら、更に手札を捨てないといけなかったりと、
そういう「擬似コスト」は多数あります。
ただ、それはあくまで「擬似的なもの」で、
ただ場に出すだけでコストが必要な他のTCGと比べれば、
圧倒的にカードを使いやすい環境なのは事実です。
その結果、「初手第1ターンで手札が0枚」なんてこともザラにあり、
手札の枯渇が尋常でなく早いゲームになっています。
それを回避するために利用するのが墓地であり、デッキサーチカードです。
遊戯王では、これを上手く活用しないと、すぐにリソース不足に陥り、
攻め手も単調になってしまいます。
が、上手く構築できれば、手札を切らすことなくプレイできるし、
見ていて何やってるのか分からないくらいカードが場をぐるぐると回る、
面白いプレイングを見ることもできます。
これはちょっと他のTCGでは見られない光景ではないかと。
また、現在の環境では大型モンスターを場に出すことも簡単になっていて、
1ターン目から攻撃力2500オーバーなモンスターがズラズラ並んだりと、
なかなかに壮観だったりもします。
自分がやったなら最高に気持ちが良いですねw
結果として、勝負が大味になったりもするけれど、
派手な展開やカードが回る楽しさは、遊戯王ならではの醍醐味です。
まぁ、私もそれほどTCGに詳しいわけじゃないので、
もしかしたら似たようなゲームは他にもあるかもしれませんが、
このプレイングの異質さは遊戯王独特なものに感じられたので、
ちょっと語ってみました。
ああー、早く私も色々なデッキを組みたい!
「収録カード5000枚以上!」のうたい文句は伊達じゃなく、
他のカードゲームとは比較にならない数のカードが収録された、
コンピューターTCGゲームとしては、末永く遊べる1本ではないかと。
昔の遊戯王は「強いカード出せば勝ち」みたいな単純なゲームだったけど、
さすがにそれではゲームにならないんで、色々と追加ルールが導入されて、
あのパワ-ゲームがきちんと「TCG」になったもんだと、
GB版から遊んでる身としては感慨深かったり。
で、TFシリーズは初期作だけ遊んで、
「どうせナンバリングでプチバージョンアップを繰り返すんだろう」と思い、
ある程度シリーズが落ち着くまで待っていた結果、
いきなりTF6からの再開となったのでした。
ガンダムが出揃うまで待ってたGジェネみたいなものですな。
ここまで進んでしまうと、TF1とも最早別ゲーで、
どうデッキを組んだものか困惑すると同時に、
色々な戦略を取れる幅の広さにワクワクが止まらなかったりもします。
遊戯王楽しい!
で、遊びながら思ったこととしては、
遊戯王って、他のTCGと比べると独自進化してるというか、
かなり異質な感じがしますね。
通常、カードゲームというのは、手札がリソースの全てです。
一度消費したカードは基本的に死材であり、
同じゲーム中で使われることはほぼありません。
もちろん、それら捨てカードを再利用する方法は数多のゲームにありますが、
それでも遊戯王のそれと比べると、明らかに規模は小さい。
というのも、遊戯王では捨てカード置き場(墓地)すらもリソースであり、
これを活用できないと勝利も覚束ないのです。
基本となるのは、墓地から戻ってくるカード。
これは手札に戻るものや、直接場に戻るものなど、
それだけでもバリエーションが豊富ながら、
更に墓地にあると効果を発動するカードなど、
とにかく「墓地から何かする」というカードが多い。
つまり、安易に敵のカードを処理しただけでは安心できない、ということです。
それを逆手に取って、
破壊したカードを墓地に落とさずゲームから除外するカードを利用し、
相手の戦略を狂わせることも可能。
また、除外されることを条件に効果を発動させるカードなんかもあって、
いやー、これは混乱しますよ。
特定のデッキタイプに非常に強いメタデッキに当たると負け確定ということもあり、
対戦ではサイドボードを利用したマッチ戦(2本先取)が推奨ですね。
相手の戦略を跳ね除ける力があるデッキなのかは、サイドボードで決まります。
ここまで考えられるようになれば、TCGは更に面白くなるでしょうね。
ちょっと話がズレました。
要するに遊戯王では「墓地を利用するカードが多い」わけです。
あと、デッキから特定のカードをサーチして持ってくるカードも多く、
しっかりと組まれたデッキは、手札事故を起こすことも少ないように思います。
キーカードが引けなくて涙目というのは、
相当に運が悪いか、デッキの構築に問題があるとしかいえません。
これは遊戯王というゲームが、
「コスト無しでカードを使える」という点を上手く利用した結果ですね。
通常、TCGというのはカードを使う(場に出す)時、「コスト」を必要とします。
それはカードの強さに見合った「出すタイミングと難易度の調整」という意味で、
ゲームバランスを維持するために必要なルールです。
ところが、遊戯王では基本的にどんなカードもコストを必要としません。
手札にあれば使えます。
もちろん、全てがそうではなくて、
強いモンスターの召喚には場のカードを墓地に捨てないといけなかったり、
強い魔法カードなら、更に手札を捨てないといけなかったりと、
そういう「擬似コスト」は多数あります。
ただ、それはあくまで「擬似的なもの」で、
ただ場に出すだけでコストが必要な他のTCGと比べれば、
圧倒的にカードを使いやすい環境なのは事実です。
その結果、「初手第1ターンで手札が0枚」なんてこともザラにあり、
手札の枯渇が尋常でなく早いゲームになっています。
それを回避するために利用するのが墓地であり、デッキサーチカードです。
遊戯王では、これを上手く活用しないと、すぐにリソース不足に陥り、
攻め手も単調になってしまいます。
が、上手く構築できれば、手札を切らすことなくプレイできるし、
見ていて何やってるのか分からないくらいカードが場をぐるぐると回る、
面白いプレイングを見ることもできます。
これはちょっと他のTCGでは見られない光景ではないかと。
また、現在の環境では大型モンスターを場に出すことも簡単になっていて、
1ターン目から攻撃力2500オーバーなモンスターがズラズラ並んだりと、
なかなかに壮観だったりもします。
自分がやったなら最高に気持ちが良いですねw
結果として、勝負が大味になったりもするけれど、
派手な展開やカードが回る楽しさは、遊戯王ならではの醍醐味です。
まぁ、私もそれほどTCGに詳しいわけじゃないので、
もしかしたら似たようなゲームは他にもあるかもしれませんが、
このプレイングの異質さは遊戯王独特なものに感じられたので、
ちょっと語ってみました。
ああー、早く私も色々なデッキを組みたい!
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