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キャラゲーの理想的なカタチ

2012年09月25日 20:30

最近はなにもかも放り出して、
ひたすら遊戯王5D’sタッグフォース6(以下、TF6)をプレイしてます。

とうとうプレイ時間が140時間を越えますた。
でもまだ半分も攻略できてないんだ…。
クリア率を人数で計算するなら、ようやく1/10なんだ…どういうことなんだぜ。
オールクリアするには1000時間必要なんですか?
やったー!(ぇ

そんな超ボリュームでおくる夢の遊戯王ゲーム、それがTF6です!

いやー、収録カード数が5000枚以上とか、ハッタリにも程があるだろ!
などと思いきや、その圧倒的数に見合うだけの内容を内包しておりまして、
どれだけデッキを作っても、全然作り足りない!
そして新しいデッキを作ろうと思うとカードも足りない!
カードを買おうと思うとDPも足りない!
ならばひたすらデュエル! デュエル!

そんなゲームです。

で、これは5D’s本編終了の後に出たソフトなので、
オールスター状態でキャラクターが登場します。
そしてそれぞれに(短いけれど)ストーリーが付属し、
その上で個別に攻略できるとか凄まじすぎる。

更に何が嬉しいって、自分の分身であるオリジナルキャラクターが、
普通に5D’sの世界に馴染んでいるため、無理なく物語に介入しているところ。
まるで昔からの仲間であったかのような扱いに目から汁が…。

TF6はTF4から続く5D’s編の最終章であるため、
TF4で遊星たちの仲間となって、
その流れでTF6まで来ているのだと考えられます。
つまり、完全に物語としては続き物であり、
TF4~5をすっ飛ばしてTF6をプレイしてる私などは、
物凄い勢いで置いてけぼり感を味わったものです。

しかし逆に考えれば、最初からクライマックス状態で遊べるわけで、
原作アニメの最終話まで収録していることから、
TF6のエンディングは本当に「エンディング」なのです。
つまり、どれもこれも非常にドラマチック。

更に言えば、登場キャラはことごとく主人公に好意を抱き、
宿命のライバルになったり、永遠の友になったり、
はたまた恋人にまでなってしまう、まさに究極の原作介入ゲーム!
や、マジでここまで持ち上げられると本当に気持ちいいです。
男女問わずみんなデレるってすげぇ。

通常、キャラゲーというものの攻略対象はメインキャラのみであり、
それもプレイヤーは原作の主人公を演じるものが大半だと思います。
しかしTF6だと、誇張なくすべてのキャラが攻略でき、
自分の分身が原作で活躍したキャラクター達と並び立って戦えるのです。
ついでに可愛いあの子といい仲になったりして…ふひっ(キメェ

色々なキャラを攻略して本当に驚いたんですけど、
そのキャラクターの物語を横で見ているだけではなくて、
ちゃんと自分が介入した結果のエンディングとなっているのが素晴らしいと思います。
特にラスボスであるゾーンのストーリーは秀逸。
これを見て感動したから、この記事を書いてると言っても過言ではありません。
や、ゾーンを出すだけでも結構大変なんですけど、
是非ともエンディングを見て欲しいですね。

カードゲームとしてすでに完成された感のあるゲームでありながら、
「これでもか!」とプレイヤーを楽しませる要素を盛り込み、
それがやっつけの適当な代物ではなく、しっかりと考えられたものであるという、
およそキャラゲーの理想の姿をこのゲームに見ました。

今のソーシャル志向のコナミには、
もうこのレベルのゲームは期待できそうにないのが残念でなりませんが、
いつかまたTFシリーズが復活することを祈るばかりです。

よーし! 今日は鬼柳を落とすぜー!

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