PSV「討鬼伝」体験版やってみた

無双シリーズでお馴染みのコーエーテクモが、
モンハンがいない内にシェアを奪い取れ！とばかりに放つ、
完全新作狩りゲー「討鬼伝」の体験版が今日配信されたので、早速遊んでみました。

第一印象としては、モンハンとGEの中間くらいのゲームですね。
ゲームスピード的な意味でですが、
GEほどスピーディーではなく、モンハンほどモッサリしてない感じ。
レスポンスはなかなか良好なので、アクション面ではストレスはありませんね。

体験版で使用可能な武器は、太刀、手甲、鎖鎌、弓の４種類。

太刀はいわずもがな、モンハンの太刀です。
ただし、溜めて真空波を飛ばしたり、
切りまくった後で納刀すると、切った場所が一斉に切り刻まれるなどの、
なかなか派手な技も用意されていて、中二心をくすぐります。
あと、キャンセルしやすいので、かなり動き回れるのがモンハンとの違い。

手甲は拳でぶん殴る、超近接武器です。
目押しコンボ系なので、格闘ゲーマー向きかもしれません。
私はどうしても４撃目が発動できません…。
まぁ、ボタン連打で殴りまくる攻撃とかもあるので、適当にやっても戦えますがー。
防御力低下攻撃や、カウンターを狙えるなどの特殊攻撃が充実してるので、
やや上級者向けな印象。

鎖鎌はこのゲーム独自の武器ですね。
分銅を振り回すことで、周囲の敵を薙ぎ払ったりできて便利ですが、
分銅がどこを攻撃してるのか全然見えないのが難点。
ヒットエフェクトで攻撃の命中を確認するしかなかったんですが、
そういうものなのん？
分銅を飛ばして、飛ばした先に自分も飛び込むという、
ブレイブルーのハザマのようなトリッキーな動きができるので、
使いこなせたら超楽しそう。
離脱攻撃で間合いを取ることもできますよん。
まぁ、上級者向けですねー。

弓もモンハンと同じ。
違いがあるとすれば、拡散や貫通を任意で選んで撃ち分けることができたり、
複数ロックオンでホーミングレーザーを叩きこめたりするトンデモ武器なので、
やっぱり全然違うかもしれません。
敵をロックオンできるので、狙わなくても当てやすいのはいいですね。
溜め攻撃でモンハンのような射線射撃もできます。

基本的に動きが派手で、動かして楽しいのが特徴。
攻撃のヒットストップが軽めなのは好みの問題かしら。
もう少し重い方が「攻撃が当たった」感が出ていいと思いますが、
この辺は製品版に期待ですかね。

で、ボス戦が少々特殊なんですよ。
まず、適当に攻撃してるだけだと、かなりボスはしぶといです。
討鬼伝のボスにはHPが２つあって、
表層HPを削らないと本体HPにダメージが入りません。
が、表層HPは一定時間で回復しちゃうので、イタチごっこになるんですよ。

そこで、部位破壊が重要になります。
部位を破壊した上で「鬼祓い（剥ぎ取り）」をすることで、
その部位は弱点が剥き出しになります。
すると、そこからは直接本体HPにダメージを与えられるようになるんですね。
…これで合ってるよね？

面倒くさいといえばそうなんですが、
逆に言えば部位破壊する前に敵が死んで困るという、
モンハンやGEでよくある現象が起こり難くなってるわけで、
素材集めという意味でいえば、悪くないシステムかなぁとも思います。
まぁ、実際にやってみれば、そんな面倒なものでもないですよ。
なんだかんだで私は適当に攻撃してただけで討伐しちゃいましたしね。
部位破壊後の鬼祓いだけしっかりやってれば問題ありません。

あとはミタマですね。
これはスキルとアイテムの集合体でして、
モンハン的な意味でのスキルと、
４種類のアイテム（魔法）を持ってる「ミタマ」という英霊を選ぶことで、
スキルとして「攻撃力アップ・小」とかが発動したり、
クエスト中に回復できたり、敵の動きを阻害する魔法陣といった、
アイテムのような魔法的な何やらが使えたりします。
アイテム持ち込みによるモンハン的な自由度は低いものの、
戦略性はそれなりに高く戦えそうではあります。
気力（スタミナ）回復陣の上で気力消費系攻撃をバンバン使うの楽しすぎるｗ

ベースがモンハンorGEなので、すんなり入れる間口の広さと、
軽快で派手なアクション性は基本を抑えていると思います。
あとは装備によるビジュアル変更がどれだけできるか、ですね。
モンハンのウケた理由のひとつにファッション性があるのは疑う余地がないので、
防具のコーディネイトに凝れるか否かも重要な要素です。
ぶっちゃけ、ソルサクはそこが弱いのが不満なんですよね。

ネットで言われてるほど悪くないと思うので、
どうせ無料なんだし、ユー、ダウンロードしちゃいなよ！
で、実際にプレイしてみればいいと思います。
GE２までの繋ぎで遊ぶには丁度よさげなんで、私は買いますよん。