PSP「セブンスドラゴン2020-Ⅱ」総評

2013年04月28日 16:32

【クリア時間:40時間 個人評価:7点 一般評価:7点】
※クエストコンプリート&ドラゴン全滅済み。
※※隠しダンジョン攻略含めて43時間ほど。


ドラゴンに蹂躙された世界を救うため、人類が反撃の狼煙を上げるRPG。
前作で頑張って世界を救ったと思ったら、平和は1年しか続かなかったよ!

ストーリーも登場キャラもなにもかもが前作前提で進むため、
前作をプレイしていないと、凄い勢いで置いていかれると思います。
一応、前作の物語を壮大に端折った超ネタバレあらすじも用意されてますが、
用語・人物解説が存在しないため、基本的にすべてを理解するのは不可能です。
ゲームシステムはほぼ流用されているので、
どうせなら前作から遊んだ方が、長く楽しめると思います。
あと、バランス的にも前作の方がよくできてます。

ここまで前作を引っ張る続編も珍しいので、特に言うことはありません(ぇー
どんなゲームか知りたい人は、前作のレビューでも見てください(ちょ
ここでは前作からの変更点や、不満点等を書いていきます。

まず、前作で不満だったキャラメイクの幅の狭さは若干改善されました。
職業が1つ追加されたことと、
キャライラストで色替えができるようになったくらいですけど。
あと、選べる声優の数が増えました。
相変わらず、どこぞのアニメキャラを狙ったようなボイスが多いので、
声優ファンにはたまらない要素かもしれません。

前作では都庁が本拠地でしたが、今回は国会議事堂が拠点になりました。
で、やっぱり改修して機能を増やしていくんですが、
選択の幅が広がったことで、「やらされてる感」がかなり薄くなっているのはGJ。
どこから改修するか、結構迷いました。
迷う余地があるとやっぱり楽しいです。

…と、実はこれくらいしか違いはありません。
あとは不満の方が多いくらいなので、前作よりも厳しい点数になってます。

まず、相変わらず視点が固定なフィールドであること。
場所によってはドラゴンの位置が把握できず、意地の悪さを感じます。

ダンジョンのマップがマス単位で構成されてるため、
マップを埋めようとすると無駄な手間がかかること。
主人公を中心にマップが埋まっていくのではなく、
未踏破のマスに侵入すると、そのマスが一気にオープンするような仕組みのため、
埋まってないマップにどれだけ近づいてもマップが埋まらないことが多々あります。
几帳面な人には気持ち悪いしストレス要素ですね。

一部のマップからファストトラベル(ワープ移動)ができないこと。
議事堂内はワープで楽に移動できますが、
何故かマイルームからは一度出ないと使えなかったり、
繰り返し訪れる会議場に直接飛べなかったり、
会議場からも出ないとワープが使えない等、細かい部分でイラッとくる謎仕様。
確か前作でも同じ仕様だったので、改善されずに放置されたんですね。

キャラクターが多いのに、マップ上に表示されないこと。
イベントの場所等は親切に教えてくれるんですが、
施設に居るモブキャラの位置を光点で教えてくれたら便利なのになー、
などと、プレイしながらずっと思ってました。
モブキャラとの会話もこのゲームの重要な要素だけに、
そういった細かい配慮が欲しかったですね。
特に隠しダンジョンでは背景と同化しちゃってて見落としそうになったもので…。

最大の問題は、使い回しが多すぎること。
雑魚くらいならいいんですけど、ボスキャラの半分は使い回しって…。
場所が同じだから仕方ないとはいえ、背景まで使いまわしな上に、
隠しダンジョンもちょっとガッカリでした。
この辺は逆に前作をプレイしてない方が新鮮かもしれません。
でもやっぱり未プレイだと隠しボスの事情とかわけがわからないと思います。

あと、これは個人的な感覚の話ですが、戦闘のバランスが微妙な気が…。
前作は凄く良い調整がされてた印象しかないんですが、
今回は強い敵が強すぎる気がします。
戦術でどうこうではなく、運ゲーのようになってる部分がチラホラあって、
PSPを枕に叩きつけることがしばしばありました。
「枕」という辺りに理性が残ってることが伺えますね。

この解決方法は単純に「レベルを上げろ」ということしかなくて、
知恵と勇気でなんとかなった前作のバランスが完璧だっただけに、
稼ぎ作業をやらされることが苦痛で仕方なかったのです。うぎぎ。
私のスキルの見直しが甘かっただけかなぁ…。

誤解の無いように書いておくと、
このバランスの悪さはクリア後の隠しダンジョンに関してのものです。
ゲーム本編に関しては、
稼ぎ作業一切無しでスムーズにクリアできるくらいの適度な難易度だと思います。
前作ではクリア後からの隠しダンジョン攻略も稼ぎの必要がなかったため、
今作に違和感を覚えたのかもしれません。

閑話休題。

ゲームオーバーでも戦闘の最初からすぐにリトライできるんですが、
装備の見直しができないので、あまり意味がなかったりします。
特に対策必須のボスと戦う時とか、結局タイトルに戻る必要があって、
それもすぐにタイトルに戻るわけじゃなくて、
注意書きからライセンス表示まで戻される(スキップ不可)ため、
非常にイライラします。

総じて、ノーストレスで気持よくプレイできた前作と比べると、
細かい部分でストレスが溜まるゲームになってしまったという印象が強いです。
前作では許容できていた不満点が改善されてなかったこともあります。
戦闘バランスに関しては、一応イージーモードも用意されてるんで、
戦闘で苦労したくないという人はこちらをどうぞ。
でも多分、それはこのゲームの楽しみの大半を失うことのような気がします。

演出のショボさや使い回しの多さなど、
予算を抑えてるなぁと思わせてしまう部分が多々あって、
非常に丁寧に作られていた前作と比べると、
どうしてもマイナス評価が多くなってしまいますね。
基本的な部分は同じなだけに、もったいない続編だったなぁと思います。
相変わらず、やり込み要素がないゲームですから、
隠しボスを倒したら試合終了なのを潔いと捉えるかどうかは人それぞれ。

まぁ、可もなく不可もなしな佳作です。
ストーリーも前作ほどの盛り上がりが無いんで、オススメするには一歩足りない。
そんな感じ。


以下、個人的パーティ解説

以前に少し書いた通り、
ウチのメンバーはデストロイヤー、アイドル、サイキックです。
それなりにバランスのいい編成だと思いますが、ちょっと使用雑感おば。


・デストロイヤー
中盤までは【迎撃スタンス】&サイキックの【~ボディ】によるカウンターで、
大ダメージを狙いつつ後衛職のカバーもできたものの、
後半では火力不足になりがちなので、D震度付着型にシフトする必要あり。
シンプルに【釣瓶マッハ】から各種状態異常攻撃に繋げるのが吉。
【デストロイリアクト】でガンガン再行動してコンボを決められると超楽しい!
地味に重要なのは【パリングシールド】。
隠しダンジョンのボス戦では必須。完全にガード役になってたなぁ…。


・アイドル
ガンガンとフィーバーを重ねてスーパースターを目指し…たいところだが、
使い勝手を考えるとフィーバー3で止まって欲しいのが本音。
初手【ドライアイス】→【スルーリアクト】の下準備が整ったら、
各種【~フォーム】でフィーバー3まで上げてしまいたい。
これは【Sメロウタイム】で仲間2人にオートでリアクトを使わせるため。
手番消費無しでリアクトさせられる神スキルだけに、使用条件がキツすぎるorz
あとは基本的に補助や回復がお仕事。ハッカーの代用としては及第点。


・サイキック
安定のサイキックさん。今回も【コンセントレート】ゲーです。
特に隠しボスは強すぎて、サイキックがいないとどうにもならないんですが。
【デッドマンズリアクト】が神スキルすぎる。
中盤までは【~ボディ】だけで十分ながら、後半からは【フロストバーン】で大暴れ。
これ、明らかに設定間違ってるよね? 強すぎじゃね?
4コストでデストロイヤーの最強技並の威力&3種の状態異常付与とか狂ってる。
これだけ育ててれば他の魔法なんて要らないですマジで。
あと、【マナフローター】は罠スキルなんで、
アイドルと併用してる場合は絶対に取得しないように!
アイドルの【セイブ・ザ・ソウル】で高確率で使われるため、
【セイブ・ザ・ソウル】が死にスキルになります。泣くに泣けない…。


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