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脅威のソロプレイ専用アナログゲーム「ロビンソン漂流記」やってみた

2013年05月04日 08:13

GW連休の途中ですが、一時帰宅したので、ちょっと更新。
また出かけるので、日記の方は停止してます。

さて、遠路はるばるWiiU抱えてドラクエ10やってる廃人なYですが、
なんか勢いでH君まで本体ごと買うという行動に出てまして、
昨日の夜はH君がオフラインモードをチクチクとプレイしておりました。

でまぁ、最初は興味深く見てたんですが、
見てる分には戦闘のテンポが悪いドラクエなんで、
せっかくだから「ロビンソン漂流記」でもやってみるかとソロプレイ開始。
ええ、アナログカードゲームなのに1人用なんですよ、コレ。

内容は、孤島に流れ着いた貧弱ボウヤなロビンソンを鍛え上げて、
襲い来る災厄を乗り越え、海賊どもを叩き潰すことです。アグレッシブ!

ある意味でドミニオンタイプのデッキ構築型ゲームでして、
ロビンソンの能力を表すデッキ(山札)が最初から用意されています。
ただ、この初期ロビンソンはとにかく弱い!
襲い来る困難に立ち向かう力などまるでなく、どんどん衰弱していきます。
ぶっちゃけ、初回プレイでは訳の分からないままに死んでしまいました。

重要なのは、いかにロビンソンを鍛え上げるか。
貧弱で愚鈍なロビンソンですが、災厄に立ち向かうことで弱さを克服していきます。
具体的には、災厄に打ち負けることで、
マイナス効果のカードをデッキから除外できるのです。
痛い目を見て身体で学習しているんでしょうね。

逆に、災厄に打ち勝つことができれば、
今度はその災厄を武器としてデッキに組み込めます。
災厄カードはロビンソンの能力カードも兼任しており、
初期カードよりも優秀な戦闘力と特殊能力まで持つ優れもの。

つまり、序盤は災厄に負けることで、体力を削りながらマイナスカードを減らし、
中盤以降は災厄カードをゲットして戦力の底上げを図るゲームなのです。
最終的にはロビンソン1人で海賊を蹴散らすことが目標。サバイバル&バイオレンス!

災厄は一度に2枚をオープンし、どちらと戦うかを選べるため、
若干の戦略性もあります。
また、災厄カードの山札が尽きると警戒レベルが上がり、災厄の難易度が上昇します。
グズグズしてると、災厄に立ち向かう力を得ることすらできずに終わることも。

また、ロビンソンの山札が尽きると、捨て札を回収して再び山札にする際に、
衰弱カードというヤバいマイナスカードが紛れ込みます。
これは「老衰」を表してるそうで、ロビンソンは強くなるばかりではなく、
時間とも戦わねばならない宿命を背負っています。
割とシャレにならないカードばかりなので、海賊戦の前になんとか処分したいところ。

最大警戒レベルが終了すると、いよいよ海賊が攻めてきます。
海賊も複数のカードの中からランダムで2枚を選び、それがラスボスになるので、
ゲームをプレイする度にラスボスが変わるという凝りっぷり。
繰り返しプレイを想定したデザインになっています。

海賊に勝っても負けてもゲームは終了。
その時点での得点計算をして記録に残します。
こうしていかにハイスコアを更新するかを楽しむゲームなんですね。
難易度設定も変更できるので、難易度ごとにスコア集計するのもアリ。
ちなみに私のスコアは、ノーマル難度で74点でした。
2回目でクリアできたにしては、それなりじゃないですかね?
80点以上で大勝利だそうです。

「1人用アナゲーとかどうなの?」と思いながらも、
実際にプレイしてみると、よくできていて面白いです。
災厄カードの取捨選択や、どこでどれだけ負けるかが重要だったりして、
思考と運の要素のバランスも悪くないですね。
特殊能力で逆転した時など、思わずテンションも上がります。

説明書がとにかく分かり難くて、
ゲーム開始前の準備に凄く手間取ったのが難点ですが、
慣れるとサクサクとプレイできるので、テンポの良さはあります。
が、1プレイはソロプレイなのに30分くらいかかる長丁場になるので、
そこを許容できるかどうか、ですね。

箱が非常にコンパクトで携行性に優れ、
コンポーネントもシンプルながら綺麗にまとまっています。
コレクション的に買ってみても悪くないんじゃなかろーか。
あと、1人用ではありますが、
複数人でワイワイとプレイするのも楽しいと思いますよ。
ロビンソンの脆弱さにみんなでツッコもう!

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