ギャップ萌えを考える

2013年05月10日 16:25

秋田みやびGMの新作リプレイ「七剣刃クロニクル」を読んでいて、
その中のPCの1人、ニノンが実は清純を装った腹黒キャラであることが露呈し、
「あー、これは人気出ないだろうなぁ」などと思ったわけですがー。
どうなんですか? 腹黒キャラって人気あるのん?

思うに、ギャップ萌えというのは、
第一印象がマイナスであることが大事なんじゃなかろーか?

これは劇場版ジャイアン現象とか呼ばれる類のもので、
通常の印象が悪い人間が、たまに良い事をすると、
実は凄くいい奴なんじゃないかと、周囲の評価が逆転するというアレです。

つまり、黒→白への変化だからこそ受け入れられるのであって、
白→黒の変化では、むしろ印象が悪くなると思うわけですよ。

ギャップ萌えの基本形であるツンデレを例にしてみると、
いつもはツンツンしてる彼女が、ちょっとしたきっかけでこちらを意識し始めて、
不意に目があった瞬間に顔を真赤にして俯いたりしたら、萌えませんか?
萌えますよね? 萌えると言え!(マテ

ところが、いつもはデレデレとくっついて回る可愛い彼女が、
急にツンケンとこちらを邪険に扱うようになったとしたら、
「なんだコイツ」と悪い印象になるわけです。

ここで重要なのは「最終的に相手に対して抱く感情こそ大事」だということ。
最初のイメージがどれだけ悪くとも、最後にプラスの印象を残すことができれば、
その最後の感情が相手への印象として深く刻み込まれるわけですね。
まぁ、最後に至るまでが酷すぎると、
逆転の余地もなくなり「絶対に許さない」ということにもなりますがー。

つまり、冒頭のニノンの例で言うならば、
最初は清純キャラで売ってたのに実は腹黒でした、
というのはイメージが悪いと思うわけですよ。
それよりは、最初は腹黒キャラっぽかったのに実は清純キャラでした、
という方がギャップ萌えとして正しい方向性ではないかと思うのです。
少なくとも、後者の方が可愛いと思われるんじゃないかなー。

もちろん、キャラの個性もありますし、
そもそもニノンはギャップ萌えを狙ったキャラじゃないと思うので、
この定義に当てはまらないからダメだということではありませんが、
「萌えキャラ」というものを考える場合、
「マイナスからプラスの流れ」というものを意識すると、
良いイメージのキャラクターを作りやすくなるかと思います。
萌えに限って言えば、プラスとマイナスの和は±0ではないのです。

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