2013年06月02日 16:23
女装キャラに「男の娘」などと名前が付く程度に性別詐欺が一般化してきた昨今、
私だけかもしれませんが、不思議な感覚を覚えたので、少し書いてみます。
おそらく、初めて可愛い女子(だと思ってた)キャラが男だった時の衝撃を受けたのは、
ギルティギアのブリジットではないかと思います。
女装ネタはそれ以前にも色々ありましたが、
登場時から女にしか見えないキャラが実は男だったパターンは、
意外に少ないような気がします。
記憶にあるのは「湘南純愛組」くらいかしら。
ブリジットについては、当時はそりゃもうガッカリしたものですが、
なんだかんだで使ってる内に愛着も湧き、最終的には受け入れてしまいました。
元々、女装ネタ自体は好きだったこともあるのでー。
女装でメインヒロインより可愛くなっちゃうのが楽しいギャップ萌えなんですよ、アレ。
その件が原因かはわかりませんが、最近では「実は男です」と言われても、
それほどの嫌悪感は出なくなりました。
むしろご褒美になりつつあるのは気のせいですかね?(おひ
男キャラが実は女でしたという男装の麗人パターンは、
より歴史の古い萌え形態なので、こちらについては言うことはありません。
拒否反応を示されることは少ないと思うのですがー。
まぁ、女子サイドの視点で見るとどうなのかは分かりませんが。
「せっかくのイケメンが実は女…だと…?」とか考えるのだろうか。
つまり、見た目と性別の逆転現象に関しては、
ある程度受け入れられる状況になっていると思うわけですが、
個人的にどうしても無理なことがあります。
それは、見た目が中性的なキャラが実は男だった場合。
たまに性別不明のキャラっていますよね?
外見だけではどちらか判断できないキャラの場合、
「実は男です」と言われると、非常にガックリきます。
というのも、中性的とは言っても、男というのは骨格である程度判断できるものですから、
性別が分からない時点で、
脳内では無意識に「これは女だな」という方向に向いてるのだと思います。
でも、実際のところは不明なままなので、モヤモヤしたままなんですよ。
すると、「実は女」という部分への期待値が増してくるんですね。
他のキャラとの関係が深まれば尚更に。
特に男だと思って他の男キャラが仲良くしてたら、
実は女だったと知った時のリアクションやその後の関係性の変化などは、
いつ見てもニヤニヤしてしまうものです。
逆に、中性的キャラが女子と仲良くなるパターンは少ない気がします。
これは、女子が仲良くなるようなキャラの場合、普通にイケメンに描かれてることが多く、
これだと中性的というよりは前述の男装の麗人パターンになるので、
普通に萌えの形式になってしまうためです。
つまり、どちらかというと女寄りの見た目の中性的キャラの場合、
それが男であるメリットがほぼ無いからこその不快感なのだと思います。
例を挙げてみれば、「ハンター×ハンター」のクラピカでしょうか。
個人的にはもう男だと思っているのですが、
完全に断言されたわけでもないため、どうにも「実は…」という疑惑が拭いきれません。
「期待」と言ってもいいですが。
何故なら、クラピカが男だと、何も話が転がらないからです。
作中キャラはだいたい男扱いしてると思うので、
そこで「実は男でした」と言っても「ふーん。それで?」で終わってしまいます。
が、「実は女でした」だと、状況は一変します。
それまでの見解が男だったことが覆るわけですから、そりゃもう祭りですよ。
レオリオの反応とか想像すると楽しくないですか?
…とまぁ、ここまで書いてみて気がついたことがあります。
つまり、「性別不詳であることが物語に絡むかどうか」が重要なのですね。
性別を敢えて伏せるということは、
それが物語の上で重要な意味を持つものであるべきだという、
ストーリーテリング的な意味での期待ゆえの物っぽいです。
どちらでも進行に支障がないなら、分かりやすくするか、
最初からオープン情報であるべきということかしら。
もちろん、読者の想像に任せるというのもアリなので、
その場合はむしろ最後まで性別は不明のままの方がいいと思います。
同じようでいて実は全然違う性別の扱いの不思議と理不尽。
奥が深いものです。
私だけかもしれませんが、不思議な感覚を覚えたので、少し書いてみます。
おそらく、初めて可愛い女子(だと思ってた)キャラが男だった時の衝撃を受けたのは、
ギルティギアのブリジットではないかと思います。
女装ネタはそれ以前にも色々ありましたが、
登場時から女にしか見えないキャラが実は男だったパターンは、
意外に少ないような気がします。
記憶にあるのは「湘南純愛組」くらいかしら。
ブリジットについては、当時はそりゃもうガッカリしたものですが、
なんだかんだで使ってる内に愛着も湧き、最終的には受け入れてしまいました。
元々、女装ネタ自体は好きだったこともあるのでー。
女装でメインヒロインより可愛くなっちゃうのが楽しいギャップ萌えなんですよ、アレ。
その件が原因かはわかりませんが、最近では「実は男です」と言われても、
それほどの嫌悪感は出なくなりました。
むしろご褒美になりつつあるのは気のせいですかね?(おひ
男キャラが実は女でしたという男装の麗人パターンは、
より歴史の古い萌え形態なので、こちらについては言うことはありません。
拒否反応を示されることは少ないと思うのですがー。
まぁ、女子サイドの視点で見るとどうなのかは分かりませんが。
「せっかくのイケメンが実は女…だと…?」とか考えるのだろうか。
つまり、見た目と性別の逆転現象に関しては、
ある程度受け入れられる状況になっていると思うわけですが、
個人的にどうしても無理なことがあります。
それは、見た目が中性的なキャラが実は男だった場合。
たまに性別不明のキャラっていますよね?
外見だけではどちらか判断できないキャラの場合、
「実は男です」と言われると、非常にガックリきます。
というのも、中性的とは言っても、男というのは骨格である程度判断できるものですから、
性別が分からない時点で、
脳内では無意識に「これは女だな」という方向に向いてるのだと思います。
でも、実際のところは不明なままなので、モヤモヤしたままなんですよ。
すると、「実は女」という部分への期待値が増してくるんですね。
他のキャラとの関係が深まれば尚更に。
特に男だと思って他の男キャラが仲良くしてたら、
実は女だったと知った時のリアクションやその後の関係性の変化などは、
いつ見てもニヤニヤしてしまうものです。
逆に、中性的キャラが女子と仲良くなるパターンは少ない気がします。
これは、女子が仲良くなるようなキャラの場合、普通にイケメンに描かれてることが多く、
これだと中性的というよりは前述の男装の麗人パターンになるので、
普通に萌えの形式になってしまうためです。
つまり、どちらかというと女寄りの見た目の中性的キャラの場合、
それが男であるメリットがほぼ無いからこその不快感なのだと思います。
例を挙げてみれば、「ハンター×ハンター」のクラピカでしょうか。
個人的にはもう男だと思っているのですが、
完全に断言されたわけでもないため、どうにも「実は…」という疑惑が拭いきれません。
「期待」と言ってもいいですが。
何故なら、クラピカが男だと、何も話が転がらないからです。
作中キャラはだいたい男扱いしてると思うので、
そこで「実は男でした」と言っても「ふーん。それで?」で終わってしまいます。
が、「実は女でした」だと、状況は一変します。
それまでの見解が男だったことが覆るわけですから、そりゃもう祭りですよ。
レオリオの反応とか想像すると楽しくないですか?
…とまぁ、ここまで書いてみて気がついたことがあります。
つまり、「性別不詳であることが物語に絡むかどうか」が重要なのですね。
性別を敢えて伏せるということは、
それが物語の上で重要な意味を持つものであるべきだという、
ストーリーテリング的な意味での期待ゆえの物っぽいです。
どちらでも進行に支障がないなら、分かりやすくするか、
最初からオープン情報であるべきということかしら。
もちろん、読者の想像に任せるというのもアリなので、
その場合はむしろ最後まで性別は不明のままの方がいいと思います。
同じようでいて実は全然違う性別の扱いの不思議と理不尽。
奥が深いものです。
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コメント
あちょぷ | URL | -
ピッコロさん的な?
( 2013年06月02日 22:49 [編集] )
岳る | URL | -
Re:性別判明の理不尽
>あちょぷさん
いや、雌雄同体と異星人は除外で…。
( 2013年06月03日 04:43 [編集] )
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