リプレイ「ルーン・うぉーかーズ」が面白い!

2013年06月03日 19:15

藤澤さなえGMの新シリーズ「ルーン・うぉーかーズ」1巻が発売中です。
人造人間であるルーンフォークだけでパーティを組むという、
数あるリプレイの中でもかなり異色な作品になってます。

藤澤GMというと、もうベテランの領域なはずですが、
どうにも危なっかしいというか初々しいというか、
やや天然気味なマスタリングが特徴のGMという認識があります。
ビギナー時代から大物の片鱗を見せていた秋田GMとは、
いい意味で違う持ち味を発揮してる人だと思いますね。
好き嫌いはあるようですが、前作「Sweets」も面白かったので、
今回も期待していたわけですがー。

いや、これは面白いね!

相変わらずマスタリングは微妙だなぁと思いながらも、
致命的にダメというほどひどいわけでもないし、
むしろこれくらいの方が、GMの敷居が低くなっていいと思うのだがどうか?
代わりにプレイヤーに恵まれてるというか、
5人(体?)のルーンフォークズが良い味出してるんですよ。

ルーンフォークという種族は先天的にご主人様を求める傾向にあり、
その影響か、拾われた村のおじいさんに懐いちゃうあたりとか、超ほのぼのしてますw
「この村に住みたい!」とか言って、納得できちゃう辺りもGM泣かせw
冒険者なんだから、冒険してもらわないとそりゃ困るよねぇ。

あまり戦闘力が高くないこともあってか、
中級レベルでの開始ながらも戦闘がガチガチではないのも、
雰囲気作りに一役買ってるのかもしれません。
種族的に回復が厳しいこともあり、毎回ギリギリの戦闘なんですよね。
SW2.0は高レベル戦闘になると、
先行取ったらファストアクション&範囲魔法で敵一掃とかになるんで、
雑魚相手にポカポカひぃひぃ戦ってるだけで和みます。

あと、あえてルーンフォークオンリーにした理由である、
「消失した1年の謎を追う」というシナリオも先が気になります。
ルーンフォークは死亡から蘇生すると1年分の記憶を失うことから、
それを利用したセッションになっているんですよね。
記憶喪失のキャラというのはありがちな題材ですが、
全員記憶喪失というのは珍しいので、
これは面白いところに目をつけたなぁと思います。

5~6レベルスタートなので、あまり長いシリーズにはならなさそうですが、
キャラもシナリオもいい感じなので、4~5巻は続いて欲しいなぁ。
まったりしたリプレイが好きな人にはオススメですよ。


以下、これとは関係ない話

SWは2.0になって戦闘ルールが大幅に変わったわけだけど、
簡略化した結果、大味な戦闘になったのも確かで。

特にターン制の入れ替えバトルはどうなんだろうか。
これだと先行が有利すぎて、PC先行だとあっという間に敵を一掃されるし、
逆にGMが先行を取るとパーティ壊滅になったりもする、微妙な部分なんですよねぇ。
前作の敏捷度順なら、戦略性も高くなるし、
一方的な試合にはなりにくかったと思うのだけど、
現役プレイヤーの方々の反応はどうなんだろうか。
もちろん、わかりやすいのは利点なんですけどね。

最近のリプレイを読んでると、結構先制範囲魔法でケリが付いてたりして、
これでいいのかと思ってしまうわけですよ。
開発側もそれを理解していて、
スペルジャマーなんて苦肉の策を出したんじゃないかと思いますしねぇ。
実際、USAだと範囲魔法が弱体化しただけで、かなり戦闘に緊張感が生まれたし。

SW2.0に限らず、高レベル帯のTRPGなんてどれも似たような感じですけど、
ターン制だと一方的な展開になりやすいですよねぇ。
まぁ、セッション中に一人二人死ぬくらいのバランスの方が、
緊張感が出ていいというのは、読者側の勝手な要望ですが。
プレイヤーとしては、自分のキャラは殺したくないものねぇ。
難しいもんだ。

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