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SAOのカードゲーム「ソードアート・オンライン アインクラッド攻略編」遊んでみた

2013年08月19日 19:17

ドミニオン系のデッキ構築型ゲームとして、SAOのゲームが発売されました。
先日、友人たちが集まる機会があったので、そこでプレイしてみたレポートです。

特徴的なのは、対戦ゲームではなく、完全な協力型ゲームであること。
プレイヤーの1人でも死亡すればプレイヤー全員の負け、
クリア条件を満たせば全員の勝利、というタイプ。
しかし、難易度的には結構高めなので、達成感はなかなかのものです。

難点は、マニュアルに穴が多すぎて、ルール的な疑問が色々と多いこと。
しかも公式サイトにQ&Aが無いのは何故なのか…orz
なので、色々とプレイしながらローカルルールを策定していくしかありません。
身内の中ではこれを「アップデート」と呼んでましたw

しかしこれ、よくできてます。
単なるドミニオンをパクっただけの志の低いゲームではなく、
しっかりと原作を意識し再現しているこだわりを感じる作品です。

一番の特徴はタイムリミットの存在。
デッキ構築用のキャラクターが束になった山札があるんですが、
プレイヤー全員の行動が終わる度に、ここから1枚除外されます。
これを「死亡」と呼び、
時間経過でゲーム中の誰かが死んでいることを表現してるそうです。
人知れず死者が出ているという厳しい世界観を上手く表現するとともに、
プレイヤーへの緊張感を与えてくれる面白いシステムです。
この山札が尽きた時点でプレイヤー側の敗北となります。

もうひとつの特徴はRPG的な戦闘システムですね。
戦闘が始まると、手札のキャラカードに装備を持たせて強化したりして攻撃できます。
そのままだと、こちらの攻撃の後に敵から反撃を受けてしまいますが、
次の行動プレイヤーが「スイッチ」というカードを持っていれば、
それを使うことで敵の反撃を許さず連続攻撃できます。
当然、更にスイッチを繋げていくことも可能で、共闘感が非常に高いですね。
原作でもスイッチの使い方が重要だと言われていただけに、
よく再現しているなぁと思います。

また、原作にあったダークリパルサー入手イベントを再現していたり、
ラスボス登場の絶望感なども上手く表現しています。
キャラクターもサブキャラまでほぼ網羅していて、原作ファンも納得の出来栄え。
キリトのチートぶりまで再現しなくてもよかったと思いますがー(苦笑

タイムリミットがあることで、
適当にデッキを強化していると必ず詰むシビアな難易度でもあります。
何度かプレイすることで、カードの優先度を取捨選択し、
不要なカードはできるだけ入手せず、時間を引き延ばす方法を覚えることが大切。
ゲームオーバーで最も多いのはこれが原因だと思いますので。

序盤は雑魚敵と繰り返し戦って仲間を勧誘し、
戦力が整ってきたら探索を進めてボス撃破を目指すという、
実にRPGらしいゲームプレイが再現されていて、かなり楽しいです。
値段が高めなのがネックですが、原作ファンならプレイする価値ありだと思います。
ソロプレイにも対応しているので、持て余すこともないでしょう。

ここまで原作を再現しながらゲーム性を維持している作品も珍しいので、
原作ファンはもちろん、アナゲーファンにも自信をもってオススメします。
ただ、ローカルルール次第で難易度が激変するので、
その辺のバランスはプレイヤー間での話し合い次第ですかねー。
マジでQ&A作ってくれないかなー。

ちなみに、初回プレイ時、クリアするためのフィールドをゲームに混ぜ忘れたため、
クリア条件を満たせず(どう足掻いてもクリア不能だった)、
理不尽なゲームオーバーを体験したわけですが、
バグだと言い張って開き直ればいいのも、このゲームの良い所ですね(違

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