2013年10月29日 19:51

来場特典がまさかのランダム配布で絶望した岳るですコニチワ。
コンプリートする気満々だった気勢が一気に萎えましたわい。
そしてまぁ、個人的に「マミさん出たら外れかなー」などと失礼なことを考えてたら、
本当にマミって半笑いですよチクショウ。
それはそれとして、映画本編は超面白かったです!
予想の斜め上を突き抜けた感がありましたねー。
「あ、これで終わりか」と思ったら、実はそこからが本番だったという。
TV版から何も学んでいなかったんだと痛感。
途中で色々とこれまでを思い出すと泣いちゃうような場面が多く、
まぁ実際に泣いてたんですけど、
そうしたら「あの展開」になりまして、今度はニヤニヤが止まりませんでしたよ。
実にまどマギらしい、捻くれて歪なハッピーエンドでした。
ただ、各人の思惑とか、複雑な設定に更に難解な設定を被せる合わせ技のせいで、
内容把握が非常に困難だったこともあるので、
特典とか関係なしに、もう一度観に行ってもいいなと思います。
次こそはさやか&杏子で…!(特典目当てじゃねーか
さて、自重しないネタバレ感想は追記に書くとして、
まだ観てない人は、ちゃんと視聴してから続きを読むようにしましょうね。
ネタバレって本当に害悪だと思いますけど、
面白い作品は語りたくなるのも仕方ないですし、
せめて事前に警告くらいはしておけば、あとは自己責任ですからー。
それでは、ネタバレ感想いっくよー。
以下、感想というよりは内容把握のためのメモ書き
ほむほむの印象が180度変わる映画でしたね。
元々あんなだったのかもしれませんが、まどかへの想いをこじらせすぎて、
とうとうヤンデレ化しちゃったとか、そんな感じ。
特に概念まどかの腕を握った直後の歪んだ笑みでゾクリと来ました。
まさかほむほむがラスボス化するとは誰も思わんでしょうよ。
実は完全なネタバレシャットアウトができなくて、
ほむほむが魔女化するという部分だけは知ってたんですが、
そんなネタバレなんて極々小さいものでしたね。
魔女を通り越して悪ほむになってましたからね。
後半のほむほむの目つきのヤバさが素敵(ぇー
最初、TV版の序盤を再現し始めた辺りで「アレ?」となって、
杏子が制服着てて「アレレ?」となって、
さやかと杏子がイチャイチャし始めた辺りでどうでもよくなりました(ちょ
もうこのままでいいんじゃないかな(ぇー
冷静に考えて、まどかが居る時点で普通じゃないんですが、
「新編」ってサブタイについてるし、
まさか本当に「やり直す」のかなとも思ったんですよ。
お菓子の魔女と共闘してたりするしねぇ。わけがわからないよ。
あの謎のケーキゲーム(?)の辺りまではポカーンと観てた感じでしたね。
そうそう、新しい変身シーンが禍々しすぎてちょっと笑ったw
普通の絵を嵌めれば別におかしくないだろうに、
あの妙な効果や奇妙な色合いのシルエットがSAN値をガリガリ削る代物に変貌させていて、
心の中でツッコミまくりでした。いやー、あれもう一度見たいね(ぇ
本格的に始まったのは、ほむほむが世界の異常に気付いた辺りからですね。
同じ街をループしてるところでゾクリとしました。
ちょっとホラー気味な雰囲気でした。
ここから一気に物語が加速し出して、マミさんとのバトルとか、
さやかの謎の言動とかで一気に興味を引いたところで、
真打ちのキュウべえですよw
やっぱりか! やっぱりお前の仕業かw
この辺の事情が色々複雑すぎてよく分からなかったので、
自分なりにまとめてみます。
まず、最初にほむほむのソウルジェムが濁りきったことが事の発端。
以前から概念まどかの存在に興味があった(むしろ感情エネルギーに魅力を感じてた)
キュウべえが、概念まどかを観測することで物理干渉できる状態にしようと目論む。
目的は概念まどかを制御することで浄化能力を奪い、魔女化システムを復活させること。
そのために、ほむほむのソウルジェムを他からの干渉を一切不可能にする空間に隔離。
その状態でソウルジェムがどう変化するか調べようとしていた。
最終目的への手段として、外部干渉は不可能ながら、内部からの手引は可能とし、
ほむほむ自身の手で概念まどかを隔離結界の中に呼び寄せ閉じ込めようとする。
結果、概念まどかの封じ込めに成功するも、他の魔法少女たちまで呼び込んでしまう。
隔離結界の中ではほむほむは魔女化しており、
魔女結界の効果で「理想の日常」を演出していた。
それが序盤の魔法少女たちの平和な日常と共闘の風景の理由。
更に結界の影響で概念まどかは自分の概念としての意味を忘れ、
普通の「鹿目まどか」として生活している(だから普通にまどかが居る)。
キュウべえは隔離結界の中で概念まどかが力を使ってくれることを狙っていた
(隔離結界の中でなら概念まどかを観測できるため)。
が、キュウべえの目的を看破したほむほむは、まどかを覚醒させないまま、
自分は魔女としてみんなに退治される道を選ぶ(そうすれば、まどかを守れるため)。
それを由としなかった他の魔法少女たちは、キュウべえの隔離結界を破壊し、
観測を不可能な状態にした上で、概念まどかを覚醒させ、ほむほむを浄化させようとする。
が、魔女化したことで思考が変な方向に振り切れたっぽいほむほむは、
概念まどかの一部を吸収することで、同等に近い存在になろうとする。
かつ、まどかを認識可能な状態に引き戻し、自分の手の届く場所に置こうと企む。
…というのが、各人の思惑込みでのあらすじかな。だいたい合ってる…はず。
まとめながら理解したこととしては、
ほむほむは結界内で魔女化したことが原因でおかしくなったのだということ。
「ダブルクロス」風に言えば「ジャーム化」したわけですな。
本来、ジャーム化する前に浄化されるシステムだったのに、
ジャーム化してから浄化しようとしたために起きた悲劇、ということでしょう。
多分、キュウべえが余計なことしなければ、普通に浄化されてたはず。
まったくロクなことをしないマスコットですな。
まぁ最後の最後で世にも珍しい絶望するキュウべえが見れたので溜飲は下がりましたがw
あれ、メチャクチャこき使われてるんだろうなぁ…。
あれが一応のハッピーエンドであるのは、さやかの言葉の通りなんですよね。
もう二度と叶わないはずの「皆が居て自分も居る日常」が戻ってきたわけで、
ある意味で一番いい展開のはず、なんですが…。
いやー、あのラストでのまどかの引きっぷりは苦笑ものですよ。
そりゃあ、いきなり今さっき会った人に急に親しげに迫られたら引くw
あれ、ほむほむは何度も体験してきたことのはずなのに、
そういう判断力すら失ってる(欲望に忠実になってる)のだと思われ。
いやマジでダブルクロスの世界じゃないですかー。やだもー。
まぁそんなわけで、ほむほむの悪魔化にすべて持って行かれた感満載でしたが、
予想をとにかく裏切り続ける展開で超面白かったですねー。
個人的にはさやかと杏子がひたすらイチャイチャしてたので満足(ぇー
あれだって、さやかは色々知ってる状態なのに杏子に構ってるんですよ。
さやかは杏子大好きすぎるだろ!w
多分、ちゃんと(魔女化した)自分の最期の瞬間を知ってるんだろうなぁ…。
さやかと杏子がお互いに手を握ってる所で泣いたからね!
しかし、杏子はほぼ部外者の巻き込まれ組だったから、
物語的には全然重要な位置に居なくて、あえてスポットが当たらなければ、
完全に脇役だったというのが泣ける。
マミさんは色々ポジション的においしいから自然と目立つし、
ほむほむとのガチバトルもあったからねー。
杏子ェ…。
ま、個人的には文句無しな出来栄えでした。
あれ以上はちょっと想像できないし、安易にハッピーエンドにしてもなんだかなぁだし、
あの「正しくないけど確かに幸せ」という歪みっぷりが、
まどマギらしい落とし所だったんじゃないかと思うのです。
色々な要素を詰め込みすぎて難しくなりすぎてた感があるので、
そこだけは難かなぁ。
ここで書いたまとめも正しいとは言い切れないのです。
1回ざっと観ただけじゃねぇ。
なので、今度の割引の時にでももう一度行ってきます!
次こそさやか&杏子が出ますよーに!(そこかい
元々あんなだったのかもしれませんが、まどかへの想いをこじらせすぎて、
とうとうヤンデレ化しちゃったとか、そんな感じ。
特に概念まどかの腕を握った直後の歪んだ笑みでゾクリと来ました。
まさかほむほむがラスボス化するとは誰も思わんでしょうよ。
実は完全なネタバレシャットアウトができなくて、
ほむほむが魔女化するという部分だけは知ってたんですが、
そんなネタバレなんて極々小さいものでしたね。
魔女を通り越して悪ほむになってましたからね。
後半のほむほむの目つきのヤバさが素敵(ぇー
最初、TV版の序盤を再現し始めた辺りで「アレ?」となって、
杏子が制服着てて「アレレ?」となって、
さやかと杏子がイチャイチャし始めた辺りでどうでもよくなりました(ちょ
もうこのままでいいんじゃないかな(ぇー
冷静に考えて、まどかが居る時点で普通じゃないんですが、
「新編」ってサブタイについてるし、
まさか本当に「やり直す」のかなとも思ったんですよ。
お菓子の魔女と共闘してたりするしねぇ。わけがわからないよ。
あの謎のケーキゲーム(?)の辺りまではポカーンと観てた感じでしたね。
そうそう、新しい変身シーンが禍々しすぎてちょっと笑ったw
普通の絵を嵌めれば別におかしくないだろうに、
あの妙な効果や奇妙な色合いのシルエットがSAN値をガリガリ削る代物に変貌させていて、
心の中でツッコミまくりでした。いやー、あれもう一度見たいね(ぇ
本格的に始まったのは、ほむほむが世界の異常に気付いた辺りからですね。
同じ街をループしてるところでゾクリとしました。
ちょっとホラー気味な雰囲気でした。
ここから一気に物語が加速し出して、マミさんとのバトルとか、
さやかの謎の言動とかで一気に興味を引いたところで、
真打ちのキュウべえですよw
やっぱりか! やっぱりお前の仕業かw
この辺の事情が色々複雑すぎてよく分からなかったので、
自分なりにまとめてみます。
まず、最初にほむほむのソウルジェムが濁りきったことが事の発端。
以前から概念まどかの存在に興味があった(むしろ感情エネルギーに魅力を感じてた)
キュウべえが、概念まどかを観測することで物理干渉できる状態にしようと目論む。
目的は概念まどかを制御することで浄化能力を奪い、魔女化システムを復活させること。
そのために、ほむほむのソウルジェムを他からの干渉を一切不可能にする空間に隔離。
その状態でソウルジェムがどう変化するか調べようとしていた。
最終目的への手段として、外部干渉は不可能ながら、内部からの手引は可能とし、
ほむほむ自身の手で概念まどかを隔離結界の中に呼び寄せ閉じ込めようとする。
結果、概念まどかの封じ込めに成功するも、他の魔法少女たちまで呼び込んでしまう。
隔離結界の中ではほむほむは魔女化しており、
魔女結界の効果で「理想の日常」を演出していた。
それが序盤の魔法少女たちの平和な日常と共闘の風景の理由。
更に結界の影響で概念まどかは自分の概念としての意味を忘れ、
普通の「鹿目まどか」として生活している(だから普通にまどかが居る)。
キュウべえは隔離結界の中で概念まどかが力を使ってくれることを狙っていた
(隔離結界の中でなら概念まどかを観測できるため)。
が、キュウべえの目的を看破したほむほむは、まどかを覚醒させないまま、
自分は魔女としてみんなに退治される道を選ぶ(そうすれば、まどかを守れるため)。
それを由としなかった他の魔法少女たちは、キュウべえの隔離結界を破壊し、
観測を不可能な状態にした上で、概念まどかを覚醒させ、ほむほむを浄化させようとする。
が、魔女化したことで思考が変な方向に振り切れたっぽいほむほむは、
概念まどかの一部を吸収することで、同等に近い存在になろうとする。
かつ、まどかを認識可能な状態に引き戻し、自分の手の届く場所に置こうと企む。
…というのが、各人の思惑込みでのあらすじかな。だいたい合ってる…はず。
まとめながら理解したこととしては、
ほむほむは結界内で魔女化したことが原因でおかしくなったのだということ。
「ダブルクロス」風に言えば「ジャーム化」したわけですな。
本来、ジャーム化する前に浄化されるシステムだったのに、
ジャーム化してから浄化しようとしたために起きた悲劇、ということでしょう。
多分、キュウべえが余計なことしなければ、普通に浄化されてたはず。
まったくロクなことをしないマスコットですな。
まぁ最後の最後で世にも珍しい絶望するキュウべえが見れたので溜飲は下がりましたがw
あれ、メチャクチャこき使われてるんだろうなぁ…。
あれが一応のハッピーエンドであるのは、さやかの言葉の通りなんですよね。
もう二度と叶わないはずの「皆が居て自分も居る日常」が戻ってきたわけで、
ある意味で一番いい展開のはず、なんですが…。
いやー、あのラストでのまどかの引きっぷりは苦笑ものですよ。
そりゃあ、いきなり今さっき会った人に急に親しげに迫られたら引くw
あれ、ほむほむは何度も体験してきたことのはずなのに、
そういう判断力すら失ってる(欲望に忠実になってる)のだと思われ。
いやマジでダブルクロスの世界じゃないですかー。やだもー。
まぁそんなわけで、ほむほむの悪魔化にすべて持って行かれた感満載でしたが、
予想をとにかく裏切り続ける展開で超面白かったですねー。
個人的にはさやかと杏子がひたすらイチャイチャしてたので満足(ぇー
あれだって、さやかは色々知ってる状態なのに杏子に構ってるんですよ。
さやかは杏子大好きすぎるだろ!w
多分、ちゃんと(魔女化した)自分の最期の瞬間を知ってるんだろうなぁ…。
さやかと杏子がお互いに手を握ってる所で泣いたからね!
しかし、杏子はほぼ部外者の巻き込まれ組だったから、
物語的には全然重要な位置に居なくて、あえてスポットが当たらなければ、
完全に脇役だったというのが泣ける。
マミさんは色々ポジション的においしいから自然と目立つし、
ほむほむとのガチバトルもあったからねー。
杏子ェ…。
ま、個人的には文句無しな出来栄えでした。
あれ以上はちょっと想像できないし、安易にハッピーエンドにしてもなんだかなぁだし、
あの「正しくないけど確かに幸せ」という歪みっぷりが、
まどマギらしい落とし所だったんじゃないかと思うのです。
色々な要素を詰め込みすぎて難しくなりすぎてた感があるので、
そこだけは難かなぁ。
ここで書いたまとめも正しいとは言い切れないのです。
1回ざっと観ただけじゃねぇ。
なので、今度の割引の時にでももう一度行ってきます!
次こそさやか&杏子が出ますよーに!(そこかい
- 関連記事
-
- 『女騎士さん、ジャスコ行こうよ』読了
- 劇場版 「魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語」観て来た
- 佐山操「剣と魔法と学園モノ。Lv.1」読了
コメント
yama | URL | CkE0KsJQ
Re:劇場版 「魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語」観て来た
あ、岳るさんマミさんだったのですねー。
私は杏子&さやかだったのですが…一番狙っていなかった物が出るもんですよね物欲センサーさすがですw
でもかわいかったのでいいかなー、なんて。
(もし出なかったらまみさんと交換おkです)
ほむほむが行動起こしたのは、まどかの本音を聞いてしまったからかなーとは思いましたが、やはりこれは2回以上みないといけませんよね…。
見に行きますけれどw
何にしても色々と納得のできる着地点に行きついたので私も満足でした!
ボロ雑巾のようなQBはよかったですね!w
( 2013年11月01日 22:19 [編集] )
岳る | URL | -
Re:劇場版 「魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語」観て来た
>yamaさん
あ な た が 神 か。
ああ、そういう解釈もありますか。それにしてはほむほむが邪悪すぎたので、私としては魔女化の影響じゃないかなーと思うのですよ。
「まどかのために」というよりは、明らかに自分の欲求に従った行動に見えますし。
うん、yamaさんにはダブルクロスのリプレイを読ませたいですねw
あとやっぱり、もう1回くらいは見ないと語るに足りない気がします。
QBはあれで初めて「絶望」という感情を理解したのかもしれませんな。
やっぱりあれは溜飲が下がりますよねw
( 2013年11月02日 15:12 [編集] )
yama | URL | KEtKtyQ6
Re:劇場版 「魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語」観て来た
今まで魔法少女を使い捨てていたように、QBがボロボロになってもこき使われているのはちょっとスッキリしてしまいましたw
ダブルクロスリプレイ面白いってよく聞くのですが
SW2,0ですら全部追えていないので今はちょっと手が回りませんw
色紙の件おkですー。
また後ほどご連絡しますね(´∀`)b
( 2013年11月05日 22:57 [編集] )
コメントの投稿