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中村やにおのリプレイを読もう! 今すぐに!

2014年02月20日 18:49

私はここで何かしらの作品をオススメする時、常に思ってることがあります。
この素晴らしい作品を、どうしたら手にとって貰えるのだろうか、と。
私の拙い文章で、その魅力のどれだけが伝えられているだろうか、と。
心の底から感動した時、それを内に秘めるのではなく、
ひとりでも多くの人に知って欲しいと、そう思うわけです。

ただまぁ、私自身そうですが、他人から薦められたものって、大半は気にしないんですよね。
どれだけその作品が凄かったのかを語られても、結局はその人の主観でしかなく、
自分にとって魅力があるかどうかは、自分で見ないと分からないものです。

でも、こういう事実も知ってます。
そうやって無視したものに、なんらかのきっかけで触れた時、
大半の人は「本当にいい作品だった」と納得するのです。
食わず嫌い、あるいは面倒なだけなんですよね。
勿体無いことだと思います。私含めて。

前置きが長くなりましたが、本題です。
今日、ダブルクロス3rd(以下、DX3)というTRPGのリプレイで、
中村やにお氏がGMを務めるシリーズ「メビウス」の最終巻が発売されました。
その感動の余韻が消えない内に…というか、あまりに膨れ上がった抑えきれない感情を、
こうしてブログに叩きつけてるわけですが。

やにおGMは何が凄いかというと、物語全体のバランス感覚が優れているのかな、と思います。
NPCを大量に登場させることが好きだと言って、
一見無秩序にモブに個性を持たせてるように見せて、
その実、無駄なNPCが一人もいないという仕掛けの妙。
単なるキャラ立てのために変な設定を与えているのではなく、
そのキャラクターの背景や思考を元に、物語上の意味を持たせている手腕は匠の一言。
しれっとギャグの様に描写しておいて、最後の最後で超重要キャラでしたーとか、
伏線の貼り方が実に巧妙なんですよね。
特にTRPGはゲームなので、いわゆる「GMとしての攻略法」が用意されているわけで、
そのためのピースとして機能させるというのは、本当に凄いことだと思います。

特に今回の「メビウス」最終巻では、散らばったピースがどんどんハマっていく感じで、
先へ先へと読ませる力が非常に強い!
それでいて、シリーズ通しての「秘密」という要素の使い方が、
GM、プレイヤーともに本当に美しくて、
こんなセッションができたら死んでもいいなぁと思えるくらい綺麗にまとまっています。
私もこんなセッションができるGMになりたい!

「リプレイ」ってイマイチ、メジャーではないジャンルですけど、
みなさん、ゲーム実況とか好きですよね?
リプレイは、要するにゲーム実況を読み物としてまとめたような本なんですよ。
誰かが楽しそうにゲームを遊んでるのを見るのは、見ている方も楽しい。
それを形にしたのがリプレイです。
ゲーム実況なんてものが出てくる遥か昔から、すでにその楽しみ方は存在したわけです。
だからきっと、読んでみれば面白さは伝わるんじゃないかなと思います。

特に、「ダブルクロス」というシリーズは、泣きたい人に超オススメ!
物語としての完成度が半端ないのは言うに及ばず、
人間が演じているからこそ感じる「熱」のようなものに当てられて、
物語および作品世界へ没頭すること請け合いです。

タイトルでも書いてる通り、中村やにお氏の作品は特にオススメで、
現在、DX3のシリーズでは「アカデミア」と「メビウス」の2作品(各3巻完結)があります。
どちらも笑えて泣ける素敵な物語なので、必読です!

てなわけで、もう今すぐ本屋行くかアマゾンでポチって来るといいよ!(ぇー
あー、こんな時、アフィブログならオススメ!とかいって商品貼れるんだなぁ。
くそー、アフィになってやろうかコノヤロー(マテ
冗談はともかく、視覚的に商品がすぐに確認できるのはいいことだと思います。
本屋で探す時も楽になりますしね。
普通に貼ってもいいのかな? かな?

毎回毎回、読む度に泣かされるんですけど、今回は最終巻ということでね、
もう途中からずっと泣いてました。
紅は本当にいい子…というか、実に主人公らしい主人公でしたね。
それを支える仲間たちもよかった…。

これで完結ということで、もう会えないのは非常に、ひっじょーに残念ですが、
語って欲しいことは語り尽くされているようにも思えるので、これ以上は蛇足なのでしょう。
本当に本当に、心の底から面白かった!

いい作品に出会えた、と。
ダブルクロスのリプレイを読む度に、幸せな気持ちになるのです。

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