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「HUNTER×HUNTER―The LAST MISSION―」観てみた

2014年08月02日 20:06

「土日はラブ祭りじゃー!」などと勝手に盛り上がって、
放置しっぱなしだった恋愛ラボとラブライブ2期を一気に見ようとしたら、
1週間かけて恋愛ラボ見るのがやっとでしたorz
老いを感じる…。

恋愛ラボは日常系を期待してると、意外と事件が多発してソワソワさせられることが多いので、
まったり癒やされたい人には不向き。でも面白かったー。
エノ先輩が完璧すぎて惚れるわー。
ツンデレでブラコンで太眉で言動はキツイけど筋が通ってて根は超真面目で、
凄くいい人なのにアホの子とかどうなってんだ…属性の塊すぎるだろ…。

まぁ、恋愛ラボは評判もよかったんで安心して観れたんですが、
今日はね、何を血迷ったのかハンター劇場版2作目を見ちゃいましたよ。
たまには時間を無駄に過ごしてみるのも悪くないっしょ(ひでぇ

前作のあまりの酷さを知るだけに期待ゼロだったこともあり、
ビール飲みながらポテチをカリカリ齧りつつ観てたわけですが、
あまりに期待しなさすぎて、逆に割と面白く感じた不思議

とりあえず良かった点としては、
原作ではもう捨て設定になってしまった天空闘技場にスポットが当たり、
ズシやウィングといった、もう原作では活躍が見込めないキャラが久しぶりに見れたこと。
あと、前作での念能力の無茶苦茶な解釈を反省したのか、
「怨」というオリジナルの概念を生み出し、念能力としての矛盾点を消しに来たこと。
力技ではあるものの、強力すぎる念能力を適当に使うよりはマシかなと思ったのは甘すぎ?
タレント声優の中で天野くんが凄く頑張ってた。むしろ合ってた。ブラボー。

まぁ良かったと思えるのはこの程度で、他は反省の塊みたいな作品でしたけども。
つーか、展開が派手なだけで心の琴線にチクリともしないのは、
エンターテイメントとして失敗作でしょうよ。

まず、舞台が天空闘技場である必然性がなかったこと。
ズシやウィングは登場したものの、チョイ役もいいところでほぼ活躍無しだった点。
割と悲惨な境遇の敵側を魅力的に描くことに失敗していて感情移入できない。
↑これはズシや天空闘技場関連の話を削れば、こちらに尺を取れたんじゃないか?
つまり、見せたい部分がブレてしまった結果、中途半端な作品になっている。
無理やりゴンの手で決着をつけさせる萎え展開。
ジェドが強者であったなら、何故ヒソカが傍観者に徹していたのか。
敵の格を手っ取り早く上げるにはヒソカを利用するのが一番いいのに、
ヒソカが手を出さない=興味が薄い時点で格が下がってしまっている。

他にも、観光所の顔出し看板で敵をスルーできた場面(敵がアホすぎる)と、
その直後にシャッターを力づくで破壊して敵に居場所を知らせてるゴンとか、
行動がチグハグで、知的な行動が魅力のハンターらしくなさが目立つ。
全体的に脳筋な「力こそパワー」な内容であり、
駆け引きこそハンターの醍醐味と思っている私としては、
パワーインフレな「怨」の存在は許容しても(いかにそれを戦略で出し抜くかに期待できた)、
それを倒す手段が意味不明な超理論な辺りで降参でした。
なんか百式観音に新しい設定が付いてるんですけどw

あとはまぁ、やっぱり俳優に声優やらせんじゃねーよ、という。声って超大事。
実はちょくちょく作画崩壊してるのも気になりました。劇場アニメなのに…。

総じて、前作よりはマシかな?…多分。
という程度の代物で、ハンターの名を冠してなければ凡作だったかもしれませんが、
ハンター作品としては駄作だと思います。
ファンサービスに夢中になりすぎて、大事なものを置き去りにした印象。
つまり、前作から何も反省していない。
人生の貴重な時間を無駄遣いしたい人にはオススメ!(ちょ

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