2014年11月01日 21:04
今日の仕事中の一幕。
上司「岳るさん、今日お仕事残ってやってくれないかな?」
岳る「今日はもう、やる気ないので無理です」
さて、今日はケイオス3を一気にクリアする予定でしたが、連休だし給料入ったしで、
久しぶりにビールでも飲むかー!と飲酒したら気持よくなっちゃって、
あーこりゃゲームとか無理だわ状態に。あるぇー?
そんなわけで、筆休め的に久々のラノベ感想。
以前、まとめサイトで少し話題になったヤツですが、シャレのつもりで購入してみました。
でまぁ、感想は…うーん…。
多分、色々と酷いことを書くので、続きは追記で!(ぇー
この作品が超好きで、すっげー面白かった!という人は見ないようにね☆
以下、ネタバレ含む感想。
上司「岳るさん、今日お仕事残ってやってくれないかな?」
岳る「今日はもう、やる気ないので無理です」
さて、今日はケイオス3を一気にクリアする予定でしたが、連休だし給料入ったしで、
久しぶりにビールでも飲むかー!と飲酒したら気持よくなっちゃって、
あーこりゃゲームとか無理だわ状態に。あるぇー?
そんなわけで、筆休め的に久々のラノベ感想。
以前、まとめサイトで少し話題になったヤツですが、シャレのつもりで購入してみました。
でまぁ、感想は…うーん…。
多分、色々と酷いことを書くので、続きは追記で!(ぇー
この作品が超好きで、すっげー面白かった!という人は見ないようにね☆
以下、ネタバレ含む感想。
個人的感想です。あくまで個人的な意見ですが、
率直に言えば『リアル鬼ごっこ』より文章がしっかりしてるだけマシ、という評価です。
ちなみに、私の中でリア鬼は、読み物作品の中での最底辺でございます。
簡単に内容を説明すると、異世界から現代日本に亡命してきた女騎士と姫が、
田舎の一般人の家に住み着いて普通に生活を送る、ちょっと変わった日常物です。
でまぁ、色々とツッコミ所しかないんですけど、
冒頭で自国をオークの反乱で蹂躙された結果として、異世界(日本)に亡命してきた姫たちが、
まったく悲壮感もなく日常を謳歌してる時点で違和感が発生。
何か祖国を取り戻す算段でも整えるのかと思えば、敵対者であるオークの族長と共謀して、
亡命先である田舎町を襲撃するという異次元の展開にクラクラしてきます。
問題点だらけの本作で、一番の問題は何かというと、登場人物たちの好感度の低さでしょう。
もちろん、わざとそうしてるのだと思いますが、テンプレートなキャラクターばかりな上で、
主人公もテンプレを超えた鈍感キャラでイライラしてきます。
ついでに主人公からは特にこれといって驚きもない「伏線」を展開され、
それを登場人物がドヤ顔で「凄い伏線だー!」みたいなリアクションをするので、
作中と読者の温度差の広がりがヤバい。
この主人公に感情移入できない理由は他にもあります。
この作品の世界観は「異世界交流が普通に行われてる世界」でして、
異世界の女騎士を始め、宇宙人からクリーチャーまで様々な異種族が、
普通に受け入れらて暮らしてるわけですが、
中でも異彩を放つのがクトゥルフチックなアトランティスの触手の化物である「少女」。
設定的に「美少女」らしく、主人公は普通に「美人」として認識してます。
この辺、単なるギャグ描写なんだと思いますが、
単に主人公への理解が遥か彼方へ吹っ飛んでいく要素にしかなっておらず、
ギャグとしても上手く機能してるとは言いがたいのです。
まぁ、一番アレなのは姫がゲスすぎることなんですけどね。
恐らく『俺妹』の悪影響なんだと思いますが、何故か異世界ファンタジーな出自の姫(8歳)が、
エロゲーを嗜んでる時点でもう色々アウトなんですが、
女騎士(16歳)も普通にエロゲーをプレイしてる(購入してる)時点で、なんかもう、ね。
最近の若いラノベ読者たちは、こういうので笑えるのかなぁ。
ちょっと理解できないのは、私が年をとったってことなのかしら。
まぁ、姫がゲスいのは他にも色々あるけど、とにかく愛せるキャラではないです。
ストーリー的にも、要するに田舎暮らしが嫌な姫が、
田舎にジャスコを作るべく色々と暗躍するという、
心底どうでもいい内容で、特にそれ以上の物語的広がりもありません。
こういう「実はどうでもいいことが物語の鍵でした」という仕掛けは、
『這いよれニャル子さん』でお腹いっぱいなんですよねぇ。
総じて、タイトルだけの出落ちな作品であり、
ゲスい幼女とメタなネタに笑える人なら…という感じでしょうか。私はダメでしたけど。
目を引いた点としては、各章のサブタイトル的な部分のメタネタが面白かったことと、
女騎士が最後の最後で、実はどうしようもない変態だったことが明かされたところですかね。
ここは作中でも唯一大文字で強調されており、渾身のネタだったと思うので、
そこが素直に笑えたのは唯一の救いであると言えます。
ああ、あと、主人公が隠してたエロDVDのタイトルも面白かったです。
続きを匂わす終わり方をした上、なんかもう続編も決まってるみたいですが、
ここまで読んでて時間の無駄を感じたラノベも珍しいので、もう手に取ることもあるまい。
あー、でも、何かの間違いでアニメ化したら見たいかも。
多分、映像化して音声が付いたら面白いんじゃないかなという気はしてます。
触手美少女の面白さは文章だけでは伝わらんのですよ。
多分、それが本作最大の敗因。
率直に言えば『リアル鬼ごっこ』より文章がしっかりしてるだけマシ、という評価です。
ちなみに、私の中でリア鬼は、読み物作品の中での最底辺でございます。
簡単に内容を説明すると、異世界から現代日本に亡命してきた女騎士と姫が、
田舎の一般人の家に住み着いて普通に生活を送る、ちょっと変わった日常物です。
でまぁ、色々とツッコミ所しかないんですけど、
冒頭で自国をオークの反乱で蹂躙された結果として、異世界(日本)に亡命してきた姫たちが、
まったく悲壮感もなく日常を謳歌してる時点で違和感が発生。
何か祖国を取り戻す算段でも整えるのかと思えば、敵対者であるオークの族長と共謀して、
亡命先である田舎町を襲撃するという異次元の展開にクラクラしてきます。
問題点だらけの本作で、一番の問題は何かというと、登場人物たちの好感度の低さでしょう。
もちろん、わざとそうしてるのだと思いますが、テンプレートなキャラクターばかりな上で、
主人公もテンプレを超えた鈍感キャラでイライラしてきます。
ついでに主人公からは特にこれといって驚きもない「伏線」を展開され、
それを登場人物がドヤ顔で「凄い伏線だー!」みたいなリアクションをするので、
作中と読者の温度差の広がりがヤバい。
この主人公に感情移入できない理由は他にもあります。
この作品の世界観は「異世界交流が普通に行われてる世界」でして、
異世界の女騎士を始め、宇宙人からクリーチャーまで様々な異種族が、
普通に受け入れらて暮らしてるわけですが、
中でも異彩を放つのがクトゥルフチックなアトランティスの触手の化物である「少女」。
設定的に「美少女」らしく、主人公は普通に「美人」として認識してます。
この辺、単なるギャグ描写なんだと思いますが、
単に主人公への理解が遥か彼方へ吹っ飛んでいく要素にしかなっておらず、
ギャグとしても上手く機能してるとは言いがたいのです。
まぁ、一番アレなのは姫がゲスすぎることなんですけどね。
恐らく『俺妹』の悪影響なんだと思いますが、何故か異世界ファンタジーな出自の姫(8歳)が、
エロゲーを嗜んでる時点でもう色々アウトなんですが、
女騎士(16歳)も普通にエロゲーをプレイしてる(購入してる)時点で、なんかもう、ね。
最近の若いラノベ読者たちは、こういうので笑えるのかなぁ。
ちょっと理解できないのは、私が年をとったってことなのかしら。
まぁ、姫がゲスいのは他にも色々あるけど、とにかく愛せるキャラではないです。
ストーリー的にも、要するに田舎暮らしが嫌な姫が、
田舎にジャスコを作るべく色々と暗躍するという、
心底どうでもいい内容で、特にそれ以上の物語的広がりもありません。
こういう「実はどうでもいいことが物語の鍵でした」という仕掛けは、
『這いよれニャル子さん』でお腹いっぱいなんですよねぇ。
総じて、タイトルだけの出落ちな作品であり、
ゲスい幼女とメタなネタに笑える人なら…という感じでしょうか。私はダメでしたけど。
目を引いた点としては、各章のサブタイトル的な部分のメタネタが面白かったことと、
女騎士が最後の最後で、実はどうしようもない変態だったことが明かされたところですかね。
ここは作中でも唯一大文字で強調されており、渾身のネタだったと思うので、
そこが素直に笑えたのは唯一の救いであると言えます。
ああ、あと、主人公が隠してたエロDVDのタイトルも面白かったです。
続きを匂わす終わり方をした上、なんかもう続編も決まってるみたいですが、
ここまで読んでて時間の無駄を感じたラノベも珍しいので、もう手に取ることもあるまい。
あー、でも、何かの間違いでアニメ化したら見たいかも。
多分、映像化して音声が付いたら面白いんじゃないかなという気はしてます。
触手美少女の面白さは文章だけでは伝わらんのですよ。
多分、それが本作最大の敗因。
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- 鳩見すた『ひとつ海のパラスアテナ』読了
- 『女騎士さん、ジャスコ行こうよ』読了
- 劇場版 「魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語」観て来た
コメント
あちょぷ | URL | -
俺ツイなんかは狂ってるけど良質な怪文書ですね。
( 2014年11月02日 00:23 [編集] )
岳る | URL | -
Re:『女騎士さん、ジャスコ行こうよ』読了
>あちょぷさん
俺ツイをこんなのと比べたら可哀想です。レベルが全然違いますよ。
( 2014年11月02日 09:50 [編集] )
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