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PSV『大江戸BlackSmith』ぷち感想

2014年11月30日 09:52

色々な意味で物議を醸した『大江戸BlackSmith』をプレイしてます。
これ、地味に面白いなぁ…。

余命1年の主人公が、最期に何か残せないかと、不憫な境遇の遊女の元に通う…という、
女遊びで快楽に耽るぜヒャッハー!という初期イメージとは随分違う硬派な内容でした。
まぁ、遊女遊び自体はややエロなんですがねw

基本的な流れは、

ダンジョン探索で素材を集める
 ↓
素材を使って武器や装飾品を作り、それを売って金を稼ぐ
 ↓
遊郭で散財する

この繰り返しです。
が、ここで重要なのがダンジョン探索で、これが面白いんですよ!

まず、探索用に用心棒を雇うんですが、
用心棒には自分で作った武器を装備させることができます
つまり、作った武器は売るだけでなく、実用性もあるんですね。
この辺の説明が、実は公式媒体ですっぽり抜けてたんですよねー。
これ、RPG好きには超重要なシステムなのに、プロモが下手すぎでしょう。

素材集め=パーティの強化に繋がるということで、俄然やる気が出てきました。
ダンジョン探索は1歩毎に「士気(HPみたいなもの)」と時間を消費します。
まぁ、だんだんやる気が下がっていくんですね。
しかも、戦闘でダメージを受けても士気は下がるんで、この士気の管理が重要。
ちなみに士気は用心棒たちの総計なので、HP共有型…パズドラみたいなものですね。
士気も装備で調整できるんで、装備集めや編成が楽しいのです。

で、ダンジョン探索してると鉱石が落ちてるので、それを拾うのが基本なんですが、
ランダムにエンカウントする雑魚敵を倒すと報奨金が貰えるので、
それもバカにならない稼ぎになります。
少なくとも、用心棒を雇う代金くらいは賄えます。
あと、用心棒毎に持ち帰れる素材の量が決まってるので、
ただ強いキャラを連れて行けばいいってものじゃないのが悩ましいですな。

ダンジョンには超強いボスキャラもいて、それを倒せば別のダンジョンに行けるっぽい?
雑魚とは段違いの強さなので、適当に挑むと痛い目をみます。
せめて特殊技を覚えてから戦わないと無理ゲー。
ちょっと強くなった時に試しに挑んでみたら、
一撃で士気を半分削られた時は、超焦りましたよw
逃げられる敵でよかった…。

さて、素材を集めたら、次は武器の制作に入ります。
単純に必要な素材を消費すれば即座に作れるので、簡単なお仕事です。
それよりは、「強化」が重要ですね。
文字通り武器の性能を上げる行動ですが、ちょっとしたミニゲームになってるので、
序盤は難しいかもしれません。
技量のステータスが上がると段々楽になります。

ちなみにコツとしては、まずは武器が真っ赤になるまで熱して、
それからコンボが途切れないように武器を叩きます。リズムゲームっぽいですが、
タイミングはそれほどシビアじゃないので、慌てずにやれば簡単です。
何回か叩くと「冷却しろ」と指示が出るので、即座に冷却すること!
冷却しないと得点にならない上、冷却が遅れると得点が下がります。
冷却したら、再び真っ赤になるまで熱してから叩きます。以下、繰り返し。

重要なのは、
「叩く時は赤くなるまで熱してから」
「冷却指示が出たら即座に冷却」
「コンボは途切れさせない」

この3つですかねー。

最大まで強化すると、劇的に性能が上がるばかりか、売却価格も跳ね上がるので、
強化は確実にこなせるようになっておきましょう。
慣れると作業化するのが難点ですけどね。
まぁ、超強化された武器を眺めるだけでもニヤニヤできますがw

できた武器は用心棒に装備させて、余った分は店頭に並べて売ってしまいましょう。
この武器の売却が主な収入になります。
かなりの収入になるので、武器制作にも力が入るってものです。

金ができたらいよいよ遊郭へ!
まぁ、この遊郭通いはストーリーを進める手段でしかないので、
ついダンジョン探索と武器作りに熱中しちゃうのがアレですねー。
高い金を払ってちょっと会話しただけで終わり、ということもあるんで、
あまりモチベーションには繋がらないのが…。

まぁ、通うための期限が設定されてるので、計画的な金策が求められるという、
ゲーム的なメリハリをつけるための装置ですね。
一応、ヒロイン達はそれぞれに秘密があるようなので、先が気になるストーリーではありますが。

それより、用心棒たちサブヒロインの方が可愛いのが問題だと思います!(ぇー
一緒に死線を潜るだけに、愛着も湧くんですよねー。

2014-11-30-004403.jpg

主人公の弟子で、用心棒もしてくれる郁奈ちゃん大好き!
ボクっ娘だし、賃金ゼロで用心棒してくれるし、素材を大量に持ち運べるし、
色気が少ない分、たまに女の子扱いすると真っ赤になったりして、
本当になんでこの子がヒロインじゃないのか…。
まさか、サブヒロインにもエンディングあるんですか日本一さん!?(おちつけ

他にも、街で依頼を受けてみたり、サブヒロインと交友を深めたり、
賭場で有り金スッてみたり(え?)と、やりたいこと、やれることが色々あって、
けど、1回行動すると寿命が1日減ってしまうので、この焦燥感が面白いと思いますね。
もし無期限で遊べるゲームだったら、単なる作業ゲーになっていたと思われるので、
期限を設けることで、上手くゲーム性を高めていると思います。

劇的に「超面白いよ!」という作品ではありませんが、
リソース管理というゲームの面白さの基本を備えた秀作なので、
大作や定型文的ゲームにマンネリを感じてる人は、ちょっと息抜きにプレイしてみると、
新鮮で楽しめるんじゃないかと思います。

あー、しかし賭場で勝てないなチクショー!(ダメすぎる

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