『ビーム』の漫画は名作だらけ

2015年01月18日 09:26

方々で話題になってる『ダンジョン飯』、買ってきましたー。TSUTAYAで山積みでしたヨ?
最初、新刊コーナー(小出しに分けて置いてる)になくて「売り切れかよー」と思ったら、
大量の新刊本の山の中に大量に置いてありますた。埋もれてて気付かなかったわ…。
あの店は本当に、どこに望みの本が置いてあるか分かりにくいのが難点。

で、早速読んでみたら、期待通りの面白さでしたねー。
ベースが『ウィザードリィ』っぽいのもいいじゃないですか。
まぁ、Wizだと思ってたら『ヴァルハラナイツ』だったんだけどな!(ぇ
初期作知ってる人なら、食虫植物のフィールドに既視感を抱いたはず。

タイトルから、単純にモンスターを面白おかしく料理しまくるだけの内容かと思えば、
むしろ料理よりもモンスターの生態考察漫画で、独自の身体構造考察が非常に面白いですね。
バジリスクとか有名所も、そういう風に考えたことなかったなーと眼から鱗。
動く鎧なんかは本当にこれ喰うの?という感じでw

というか、料理するにはまず生物の身体構造を知る必要があるのはリアルでも同じだし、
それが空想の魔物や幻獣が対象であるなら、必然的に生態観察は必要だよなぁと納得。
単に「料理して終わり」になってないのが面白さのポイントかと思いました。

ちなみに、一番笑ったのは、トラップで食材をぶつ切りにしてるシーンでしたw
シュールな絵面すぎて超笑った。
あと、レシピ紹介の意味のなさも笑いどころ。作れないからね!

今回は色々な所で紹介されてたこともあってか、すごく売れてるみたいですが、
『ビームコミック』は今も昔も面白い作品が多いんですよね。
これと同じ日に発売された『ハクメイとミコチ(3巻)』もふんわりした生活密着ファンタジーで、
『ダンジョン飯』と同様、ファンタジーをファンタジーで終わらせるのではなく、
生活や仕事内容を掘り下げることでリアリティを生んでる良い作品です。

3巻は非常に見事な構成に思わず声を出して感嘆しました。
基本、1話完結が多い中で、珍しく長編(中編?)となる「蜂蜜館」のエピソードですが、
冒頭の賃貸契約内容から始まる劇中物語と最後のオチが秀逸で、一読の価値アリです。
これは作り方が上手いなー、見事だなー。落語かなんかで見たことある気もするけど、
それはそれで上手く使ってきたなという印象で、凄く面白かった!

何度かここでも紹介している『狼の口』も同じレーベル。
こちらは容赦無い拷問描写と、懸命に抗う人間の悲哀と熱情が入り混じった、
非常にドキドキワクワクする漫画です。
登場人物達の、必死に生きよう、戦おうという気迫が絵から伝わってきて、
知らずと手に汗握ってページを繰っています。
ただ、メインキャラが問答無用で死んでいくので、
そういうのが苦手な人にはオススメできないかなぁ。面白いんだけどなー。

他にも探せば色々と名作が埋もれてるのが『ビームコミック』というレーベルなので、
『ダンジョン飯』を面白いと思った人なら、きっと気にいる作品が他にも見つかるかと思います。
色々探してみてね!

ちなみに、『ビーム』はエンターブレイン発なので、ファミ通クリアコミックもあります。
『ダンジョン飯』と同時発売だった『艦これ 吹雪、がんばります!(4巻)』も良かった!
このシリーズは艦これと、それに関わる史実の元ネタ解説が入ってて、
色々勉強になる内容にもなってるから、艦これ入門にもオススメですよー。
個人的に扶桑の扱いが可愛らしいのでお気に入りw

『ビーム』はいつ無くなるかがネタにされるくらい危うい雑誌でしたが、
気が付けば未だに残ってる長寿雑誌になりました。
まぁ、今は元々増刊扱いだった『ハルタ』の方が作品の勢いがある感じですけど、
同じレーベル同士、盛り上がって欲しいものですね。
面白い漫画が雑誌廃刊の影響で打ち切りというのは悲しすぎるので、頑張れ、超頑張れ。

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