アニメ版『ネプテューヌ』再評価【全話感想】

2015年01月21日 11:40

『神次次元ゲイム ネプテューヌRe;Birth3 V CENTURY』クリアー!
予想以上に時間がかかったけど、面白かったー!
これも全自動RPG「なりゆき☆ダンジョン」が悪いんや…。
放置してるだけなのに、時間泥棒な不思議。

で、ようやくゲームシリーズ全作品をプレイしたということで、
改めてアニメ版『ネプテューヌ』を見直してみたんですよ。
元々、アニメ見て面白かったからゲームに興味持ったようなものなので、
元ネタを知る前と後でどう印象が変わるかの実験も兼ねて。

元ネタを知らなくても十分面白いアニメでしたが、やはり知ってるとかまた違う趣がありますね。
特にキャラクターを知ってるだけに、愛着が湧くと言いますか。
でも、この手のキャラゲーにありがちな、
キャラ付のための不自然さが初見でも全然なかったので、
元々のアニメ版のデキがよかったということなのだと思います。
それだけに、作画が所々残念なのが勿体なかったですねぇ。

1クール中に3回もクライマックスを用意するサービス精神と、
それだけ詰め込みながらも不自然さや端折り感がなく、
密度の高さと満足感だけが残る構成の妙は、アニメの質の高さの証明ではないかと。
すべてが繋がる気持ちよさも最高でした。いやいや、このアニメは名作ですよ。
ゲーム原作アニメは外れが多くて、『閃乱カグラ』や『ブレイブルー』なんかは色々残念でしたが、
『ネプテューヌ』に関してはマジでオススメです。
ファンもそうでない人にも、一度は見てもらいたいですね。

でなわけで、全話感想は追記の方で。
ネタバレしまくるんで、アニメはまだ見たことがないって人は、視聴してから見た方がいいかも。
ゲームやってる人なら、別に問題ないかもしれないですがー。
アニメの構成はゲームのストーリーを軸にしたオリジナルなので、
ゲームやってたら先の展開だけはなんとなく読める感じでしたから。
ではでは、続きは追記で!


以下、ネタバレ全話感想

第1話
女神同士の争いが終わり、友好条約を結ぶシーンからのスタート。
華やかさと荘厳さ、そしてその雰囲気や始まり方が、
まるで『ファイブスター物語』を彷彿とさせます。
いきなりクライマックスになった、みたいな。
参列者をよく見ると、アニメ本編ではもう出番がない、各国の教祖たちも登場してます。
これはゲームやってないと分からないサービスですね。気付いた時はちょっとニヤリとしましたw

ゲームを知らない人も楽しめる理由として、
最初にきちんと女神の役割が説明されてるのが重要なのだと思います。
ファンだけに向けたアニメは、こういう説明を省きがちで、それが丁寧にされてるだけで、
かなり印象が変わります。

各キャラクターを紹介しつつ、女神同士の関係性も軽く描いて、
更に今後の展開への伏線も張っている、丁寧な作り込みが光っています。
ちょっとサービスシーンも入れたりして、視聴者のことをよく考えてますね。
しかし、コンパの戦い方はアニメで見るとエグイですなw

ラストにはオマケのNGアニメも入っていて、本当にサービス精神に溢れています。
今回のネタが小林ゆう画伯のアレw
『ネプリバ3』でもネタになってて、本当にこの人は凄いわw


第2話
前回がラステイションの話だったので、今回はルウィーがメイン。
ルウィーならではの画面作りが、『ネプテューヌ』という作品の方向性を思い知らせてくれます。

アニメ版はシリーズ全作をミックスしたような作りになっているので、
ここで3のアブネス、2のトリック・ザ・ハードが合わせて登場。
特にトリックの変態性は、アニメの方が活きますね。触手は動いてナンボです。
「やっぱり幼女は最高だぜ!」等、お約束も忘れていないのはさすが。


第3話
ラステイション、ルウィーと来れば、最後はリーンボックスの登場です。
5pbちゃんのライブが豪華すぎて笑えますw
戦闘兵器をパフォーマンスに使うのって、平和の証拠っぽくていいですよね。

今回は各国紹介の終了と同時に、「マジェコンヌ編」の導入にもなっていて、
女神全員が捕まって引きになっています。
これは2のオープニングをしっかりと描いたような形になっているので、
ゲームをプレイ済の人も楽しめたんじゃないでしょうか。

リーンボックスは妹がいないこともあって、
姉妹関係をしっかり描いていた他国よりアッサリと終わっている分、
物語の本筋に絡めて内容を厚くしてるのが、このアニメの構成の上手さだと思います。


第4話
女神が捕まり、妹達が頑張るお話。
ユニとネプギアが、ちょっと嫌な感じになりかけますが、割と早めに関係修復が図られるので、
ストレスが少なくて済むのは、最近のトレンドでしょうか。

今回の話はネプギアが女神化するだけで終わりなので、内容的には薄味。
妹達が沢山見れることと、女神たちの緊縛で目を楽しませることで間を繋いでる感じですね。
恒例のNGはニヤニヤものでしたがw
アイエフのガチレズ疑惑が止まらない。

ちなみに、このアニメは『咲』と同じでコミカルEDとシリアスEDの2種類が存在し、
ラストのネプギア女神化に合わせてエンディングテーマが流れる演出は超カッコイイです。
この手法は他のアニメにも見習って欲しいですよね。
例えば、『ビルドファイターズ』1期なんかは、ED2種類あれば批判も減った気がします。
あれはヒャダインが可哀想でしたよ…。


第5話
「マジェコンヌ編」クライマックス。
まだ5話目なのに、凄い盛り上がりですw
今回の話でよかった点は、きちんと妹達が活躍したところでしょうか。
根性や気合だけでなく、それなりに納得のいく勝利フラグが提示されたのもポイント。
あと、音楽の使い方が凄く上手いのも魅せてくれます。

一段落させておいて、次回への引きを忘れないのも物語作りの上手さが出てますね。
ここでピーシェかと、ゲームプレイヤーは興味を引かれますし、
知らない人も「この子は何者?」と気になる存在になったはずです。

NGはユニの胸ネタw
確か、ユニは作中で一番の絶壁だったと思うのですけど、女神化で少し膨らむようですねw
いやいやユニちゃん、君は貧乳だからいいんだよ(優しい目


第6話
「ピーシェ編」開幕。
アノネデスのお目見え、プルルート登場など、『3』にまつわる部分がクローズアップ。
同時に、ピーシェの日常を描いて、ネプテューヌとの絆を深めています。
また、序盤から描かれていたノワールとユニの関係も掘り下げられており、
物語の導入としては密度の濃い内容になっているのではないかと。

あと、前回カットされてしまったユニの変身シーンがここで挿入w
各キャラ1回だけですが、きちんと全キャラの変身シーンが用意されてるのも、
なかなかのファンサービスではないでしょうか。


第7話
アニメシリーズ中、最もくだらなくて、それでいてちょっといい話w
実は3における重要イベントを丸々アニメ化した形になってるわけですが、
エピソード的には本当にくだらない話なので、閑話休題ですね。
個人的には大好きなエピソードですw
マジェコンヌの行動がシュールすぎてもうねw
何で戦ってる最中に執拗にアイエフにナスを食わせ続けるのかww
エローイ。


第8話
ゲームのアニメ化作品ではお約束になりつつある、水着orお風呂回。こちらは水着ですね。
「R-18アイランド」などという、いかがわしさしかない国のお話が、まともなはずがない。
よくある「謎の光」を逆手にとったネタを使ってる代わりに、
あくまで「ネタ」なので、光は外れない(外しても意味がない)のが残念(何がだ

ピーシェと喧嘩したままお別れになり、ネプテューヌの心にしこりを残す終わりが悲しい。
ここから「ピーシェ編」のクライマックスに向けて、一気に物語が動き始めます。


第9話
おそらく、ネプテューヌファンは誰も求めてないシリアス回(ぇー
どんな逆境にあっても常に明るさとボケを失わないネプテューヌが本気で落ち込んでいて、
それだけで作品の空気全体が重くなっているようです。
だからこそ、ピーシェとの絆の深さも感じられるわけですがー。

ここでエディンの建国&イエローハートのお目見えをやりつつ、
さらにもうピーシェの正体をバラすスピード展開で、終始緊張感ある内容でした。
サービス回をやりながら、これだけの密度で物語を展開する脚本の豪腕が唸りますね。


第10話
「ピーシェ編」クライマックス。まごうことなき神回。
ピーシェがネプテューヌを殴る描写が本当に痛そうで辛い。

この話で見事なのは、ご都合的にピーシェの記憶を戻すことをせず、
装置を破壊するまでピーシェの変身が解けなかったことや、
記憶が戻らないからこそ生まれた、別れの場面の奇跡的な感動描写が神がかっていて、
結末は知ってたはずなのに、なんか超泣いてしまいました。
ゲーム中でも重要アイテムだった「ねぷのプリン」の使い方が秀逸でしたね。
それと、ゲーム中では記憶を戻すアイテムの一部でしかなかったピーシェの絵の使い方が反則。
全力で泣かしにきたなー。ええ、泣いたともさ!
この回専用のエンディングも実に綺麗に繋がっていて、これ、歌詞も凄くいいんですよね。
本当にスタッフGJ!

なのに、あのNGシーンはねーよwww
ゲームやってないと分からないネタなんですが、あれはもう笑えばいいのか泣けばいいのか。

ゲームの主軸を活かしながらオリジナルでアニメを回す妙技が絶妙すぎて、
他のアニメにも見習って欲しいレベルでよくできてました。
これで作画がもっと綺麗だったら、きちんと評価されてたのかしら。返す返す勿体無い。


第11話
「タリ編」、もしくは「キセイジョウ・レイ編」開始。まぁ次で最終回なんですが。
すべての黒幕が明かされるものの、ちょっと苦しい気もします。
ここは素直にクロワールを出しておけばよかったのではないかと。

タリ浮上などの派手な演出もあって、
ゲームよりもラスボス感が遥かに増してるのはいいですね。
その分、レイ本人の掘り下げが少し足りてないので、
そこに関してはゲーム版の方がデキがいいわけですが、
アニメ版は「黒いモヤに操られてる」という体で演出されてるようなので、
これくらいアッサリしていても問題なかったりするんですけどね。


第12話
最終回。
このアニメがよくできていると思うポイントは色々ありますが、
例えばこの最終戦闘のように、ご都合で解決させない所が私好みです。
今回で言えば、シェア発生装置破壊の場面の理由付けなど、細かい演出が光ってました。
こういう細かいフォローがあるだけで、気持ちが萎えるのを抑える効果があります。
ホント、気合だけでなんとかしちゃう某アニメとか、何で人気あるんだろうなぁ…(ブチブチ

最後のレイの悪あがきでの、女神同士が輪になる場面も、
あれは実はエンディングの1枚絵を意識してるのかと思うと、
あらゆる要素が繋がって物語になっているように見えて、地味に感動してました。

タイトルに「絆」と入ってた通り、最後にマジェコンヌが助けに来たのも素晴らしい展開。
ゲームの内容をきちんと噛み砕いてオリジナルに昇華したアニメとして、
最高峰の出来栄えだったと思います。
もっと評価されるべき。

13話は未放送話なので感想は無しで。
最後は君自身の目で確かめて欲しい!(昔の攻略本風に
いやー、改めて見ても面白かった!
ネプテューヌ万歳!

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