2015年02月07日 19:50
安かったので『ゴールデンタイム』のゲームを買ってしまったのだけど、
原作未読でアニメも見てない状態でゲームやっても楽しめるのだろうか。
とりあえず、ミニゲームだけプレイするというのも手やもしれぬ。
つーか、実はそれが目的だったり。
ついでに、前々から気になってた『漆黒のサステイン』も一緒に購入。
当然、ノワールコラボ盤ですぞ。
これのボーナストラックでのミンゴス1人22役が面白すぎて腹が痛いので、一聴の価値ありw
大半は完全にミンゴスなんだけど、男性系ボイスが上手くて驚き。
声優さんの底力を見た(聴いた?
こういう声優さんの兼役を聴くのが地味に好きだったりする。
さて、『ゆゆゆ』を一気に全話見てテンションが上がりっぱなしなので、
もう少し発散するべく、今度はネタバレ全開で色々書きます。
なので、続きは追記でー。
以下、逆転要素を詰め込んだ物語構造の美しさについて…という建前のキャラ萌え語り
原作未読でアニメも見てない状態でゲームやっても楽しめるのだろうか。
とりあえず、ミニゲームだけプレイするというのも手やもしれぬ。
つーか、実はそれが目的だったり。
ついでに、前々から気になってた『漆黒のサステイン』も一緒に購入。
当然、ノワールコラボ盤ですぞ。
これのボーナストラックでのミンゴス1人22役が面白すぎて腹が痛いので、一聴の価値ありw
大半は完全にミンゴスなんだけど、男性系ボイスが上手くて驚き。
声優さんの底力を見た(聴いた?
こういう声優さんの兼役を聴くのが地味に好きだったりする。
さて、『ゆゆゆ』を一気に全話見てテンションが上がりっぱなしなので、
もう少し発散するべく、今度はネタバレ全開で色々書きます。
なので、続きは追記でー。
以下、逆転要素を詰め込んだ物語構造の美しさについて…という建前のキャラ萌え語り
昨日の記事でも書きましたが、
『ゆゆゆ』はキャラクターの立場や精神性がどんどん逆転していく作品です。
せっかくなので、各キャラ感想と一緒に、どう変化しているのか列記してみます。
・三好 夏凜
大赦から派遣されてきた、唯一戦闘訓練まで積んでいる実戦派の勇者でありながら、
勇者部の中で唯一「満開」を使わなかったことを後悔していたところ、
11話での「無双」時、これまでの後悔を振り払うが如く「満開」しまくり、
修羅のように戦い抜いた姿に涙腺が崩壊しました。カッコ良かった!( TДT)
また、否定的だった勇者部についても、最終的に最も勇者部を愛している節が見て取れる、
愛すべきツンデレでしたねw
夏凜が好きすぎて生きるのが辛い。
・犬吠埼 風
勇者部部長でムードメーカーでもある、ファンション中二病キャラ(なんだそりゃ
とにかく場をまとめる年長者の役どころをしっかりこなしていたのに、
妹の件で真っ先に暴走してしまったり、勇者部に絶望してみたりと、
夏凜と真逆の立ち位置に変化しているのが面白い…というか、不憫すぎて見てて辛い。
全体的に、この子を追い詰めるように構成されていたアニメですよね。
オーディション合格の電話のシーンはもう本当にキツかった。
ハッピーエンドで終わって本当によかったと思います。
立ち位置的にはマミさんポジションと言えば、大体お察しですかね(おひ
・犬吠埼 樹
風の妹。奔放で快活な姉とは真逆の大人しい子。
ただ、本作中で一番成長したのは、この子でしたね。
いつも支えてくれてた姉の心が折れたのを見て、
彼女の中で何かが変わったのかもしれません。
基本的に愛されキャラであり、
一番割を食ってる(オーディション合格なのに声が出ないとか)はずが、
それほど悲壮感が無い不思議。
まぁ、(不幸な要素は)全部姉の方に行っちゃった感があるからでしょうね。
・東郷 美森
一番振れ幅の大きかった人物であるが、過去を考えると仕方ないというか、
要するに「2週目」な人という、この手の作品で一番悲惨な立ち位置だったりします。
戦闘に怯えていた当初から一転、変身後は非常に好戦的になったり(これも伏線なんですね)、
友奈のために世界を滅ぼそうとする等、一番紆余曲折があったものの、
ちょっと覚悟が足りなかったというか、「私、なんてことを…」というタイミングがおかしくて、
ラストの説得描写はもう少しなんとかならなかったのかと不満があります。
色々と覚悟完了していて、面白いキャラなんですけど、見た目の割にクセが強すぎる。
ほむほむにはなれなかったよ…。
・結城 友奈
ザ・主人公。実は全編通してまったくブレてないのは、この子だけなんですよね。
ちょっと挫けたりとかはするものの、基本的に前向きで一途。
物語の構成的に、あえて各々の立場や考え方が変転していく構造の中にあって、
友奈だけが真っ直ぐを貫くのは、主人公としての特別性の表現として成功しています。
実に気持ちがいい主人公でした。私は友奈も大好きです!
ラストのうどんの味が分かってガツガツ食べるシーンで泣きそうになりました…本当によかった。
魔法少女と勇者という違いはあれど、『まどか☆マギカ』を意識していることが伺える作品でした。
ただ、新たな問題が発生しつつも、
現状の問題を完全に解決する答えを用意していた『まどマギ』に対して、
「とりあえず現状維持」「次の世代に丸投げ」というすっきりしない終わり方をした『ゆゆゆ』では、
太刀打ちできなかった部分があるのは仕方ないですかね。
それでも、『ゆゆゆ』にも独自の魅力があるわけで、
『まどマギ』と較べてどうこうという時点で、前提が間違ってるのかもしれません。
どちらが優れているということではなく、作品として面白かったかが重要と考えれば、
間違いなく『ゆゆゆ』は心を揺さぶる何かがある作品でしたし、
気持よく終わった良作だと思います。
『ゆゆゆ』最高!
『ゆゆゆ』はキャラクターの立場や精神性がどんどん逆転していく作品です。
せっかくなので、各キャラ感想と一緒に、どう変化しているのか列記してみます。
・三好 夏凜
大赦から派遣されてきた、唯一戦闘訓練まで積んでいる実戦派の勇者でありながら、
勇者部の中で唯一「満開」を使わなかったことを後悔していたところ、
11話での「無双」時、これまでの後悔を振り払うが如く「満開」しまくり、
修羅のように戦い抜いた姿に涙腺が崩壊しました。カッコ良かった!( TДT)
また、否定的だった勇者部についても、最終的に最も勇者部を愛している節が見て取れる、
愛すべきツンデレでしたねw
夏凜が好きすぎて生きるのが辛い。
・犬吠埼 風
勇者部部長でムードメーカーでもある、ファンション中二病キャラ(なんだそりゃ
とにかく場をまとめる年長者の役どころをしっかりこなしていたのに、
妹の件で真っ先に暴走してしまったり、勇者部に絶望してみたりと、
夏凜と真逆の立ち位置に変化しているのが面白い…というか、不憫すぎて見てて辛い。
全体的に、この子を追い詰めるように構成されていたアニメですよね。
オーディション合格の電話のシーンはもう本当にキツかった。
ハッピーエンドで終わって本当によかったと思います。
立ち位置的にはマミさんポジションと言えば、大体お察しですかね(おひ
・犬吠埼 樹
風の妹。奔放で快活な姉とは真逆の大人しい子。
ただ、本作中で一番成長したのは、この子でしたね。
いつも支えてくれてた姉の心が折れたのを見て、
彼女の中で何かが変わったのかもしれません。
基本的に愛されキャラであり、
一番割を食ってる(オーディション合格なのに声が出ないとか)はずが、
それほど悲壮感が無い不思議。
まぁ、(不幸な要素は)全部姉の方に行っちゃった感があるからでしょうね。
・東郷 美森
一番振れ幅の大きかった人物であるが、過去を考えると仕方ないというか、
要するに「2週目」な人という、この手の作品で一番悲惨な立ち位置だったりします。
戦闘に怯えていた当初から一転、変身後は非常に好戦的になったり(これも伏線なんですね)、
友奈のために世界を滅ぼそうとする等、一番紆余曲折があったものの、
ちょっと覚悟が足りなかったというか、「私、なんてことを…」というタイミングがおかしくて、
ラストの説得描写はもう少しなんとかならなかったのかと不満があります。
色々と覚悟完了していて、面白いキャラなんですけど、見た目の割にクセが強すぎる。
ほむほむにはなれなかったよ…。
・結城 友奈
ザ・主人公。実は全編通してまったくブレてないのは、この子だけなんですよね。
ちょっと挫けたりとかはするものの、基本的に前向きで一途。
物語の構成的に、あえて各々の立場や考え方が変転していく構造の中にあって、
友奈だけが真っ直ぐを貫くのは、主人公としての特別性の表現として成功しています。
実に気持ちがいい主人公でした。私は友奈も大好きです!
ラストのうどんの味が分かってガツガツ食べるシーンで泣きそうになりました…本当によかった。
魔法少女と勇者という違いはあれど、『まどか☆マギカ』を意識していることが伺える作品でした。
ただ、新たな問題が発生しつつも、
現状の問題を完全に解決する答えを用意していた『まどマギ』に対して、
「とりあえず現状維持」「次の世代に丸投げ」というすっきりしない終わり方をした『ゆゆゆ』では、
太刀打ちできなかった部分があるのは仕方ないですかね。
それでも、『ゆゆゆ』にも独自の魅力があるわけで、
『まどマギ』と較べてどうこうという時点で、前提が間違ってるのかもしれません。
どちらが優れているということではなく、作品として面白かったかが重要と考えれば、
間違いなく『ゆゆゆ』は心を揺さぶる何かがある作品でしたし、
気持よく終わった良作だと思います。
『ゆゆゆ』最高!
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