2015年04月05日 09:11
適度にアルコールを摂取すると、熟睡できるのがいいんだよなあ。
でも翌日に響くから(二日酔いとかでなく、アルコールが抜けきらなくて飲酒運転になる)、
平日に飲めないってのが難点。
かといって、早くに飲み過ぎると意味がないのよな。うむむ。
さて、2バージョン発売で色々なものを失くしてしまった感のある『FEif』ですが、
何故ここまで叩かれることになってるのか、冷静に考えてみます。
一番の問題は、やはりアンロック方式なんですよね。
というか、これはアンロックですらなく、「ロック方式」という新しすぎる手口で、
バンナム以上のえげつなさに言葉を失った人も多いと思いますが。
おそらく、単に2バージョン発売だけなら、そこまで叩かれる要素はなかったのですよ。
実際のボリュームはプレイしてみないと分かりませんが、
公式の言葉を信じるならば、1バージョンのボリュームは『FE覚醒』と同等だという。
で、ゲーム内容の分岐も6章というと序盤だと思われるので、
それ以降が完全に別シナリオであるなら、ボリュームに関する表現もウソとは言い切れません。
よく『ポケモン』と混同されて語られていますが、『FEif』のそれは全然別物で、
舞台やキャラクターが共通するだけで物語がまるで違うということは、
最近の例で言えば『戦国無双4』と『戦国無双4-Ⅱ』みたいなものと考えれば、
それほど間違ってないと思うのですがいかがか?
では何が問題だったのかというと、前述のロック方式という売り方なんですね。
これはDL版特有の仕組みなんですが、最初はどちらも選べるということは、
すでにデータはゲーム内に存在しているはずなのに、
選択肢を選んだ瞬間、もう一方の選択肢が選べなくなる意味が分かりません。
「選びたければ金払え」という課金方法が更に印象を悪くしています。
こんな悪辣な方式をとらずに、単純に2バージョンで物語が違うゲームができますよ、
ボリュームもそれぞれで十分ありますよ、ということであれば、
「1本にしろよ」という意見は出ても、ボリューム的に無理だったのかという擁護もできたんです。
が、そうではない。
実際にDL版には最初から2本分のデータが入っているし、
限定版はパッケージでありながら1本にまとまっています。
この時点でボリュームに関する不信感と、「1本にまとめられるじゃん」という事実が出てきます。
つまり、「やむを得ず2本に分割することになりました」ではなく、
「1本をわざわざ2本に分けました」になってしまったんですね。
たとえ結果として同じ2バージョン商法であったとしても、印象の良さがまるで違います。
要するに、発表の仕方に問題があったのであり、ゲームそのものが悪いわけでもないのです。
2バージョンがダメなわけでも、DLCがダメなわけでもありません。
「元々1本にまとめられる内容だった」という事実がダメなんです。
では、元々1本にまとめられるなら、1本にまとめた物を含む3バージョン販売にすればいいのに、
追加DLCの抱き合わせ&プレミア感を煽る限定版のみでの発売というのが、
もうユーザーのことを何も考えてないと宣言してるようなものです。
それに、実はこの限定版にも落とし穴があると思われます。
というのも、3DSゲーム全般に渡って言えることですが、
基本的にFEシリーズはセーブデータが3個しか保存できません。
…もうお分かりですね?
分岐ありのゲーム性で、更にセーブ箇所が少ない状態でのプレイを強要される可能性大。
「限定版は2本分入ってるからデータ箇所も2倍にしてあげよう」なんて、
ウドンテンニが考えるわけありません。
そんな細かい気配りができるなら、最初からここまで荒れてないと思います。
まぁ、これに関しては実際にプレイしてみないと分かりませんけど、
今までも散々セーブ数は絞ってきたわけですから、これに限って増えることはないでしょう。
ついでに言うと、このセーブ数問題はさらに根深くて、
実際には3つ目のルートもあるわけですからね。
この辺、問題に思ってる人はあんまりいない気がしますが、
毎回FEシリーズではセーブ数に悩まされてるだけに、深刻なんですよ。
何でこんなどうでもいい所でストレス溜めねばならんのか。
最後の問題は、前述のセーブ問題にも関わる第3の選択肢の存在ですね。
何で発売前から発表したのか。
それ以前に、これこそ両バージョンに最初から入れておくべきものですよね。
発売時期も考えると、開発が間に合ってないのに、慌てて出す感が半端ないです。
『フリーダムウォーズ』がオンラインプレイを搭載せずに発売したのと同じ臭いがします。
今回の件でよく分かったことは、発表の仕方(プロモーション)の大切さ、ですね。
何でもかんでも発表すればいいわけではない。
それと、きちんとユーザーのことを考えた商品になっているのか。
『FEif』は残念ながら、メーカーの都合ばかりが前面に押し出されてる印象しかありません。
ぶっちゃけ、非常に印象が悪い。
数少ないコアゲーマーに訴求できるタイトルだけに、
ウドンテンニはもう少しFEを大切にして欲しいですね。
でも翌日に響くから(二日酔いとかでなく、アルコールが抜けきらなくて飲酒運転になる)、
平日に飲めないってのが難点。
かといって、早くに飲み過ぎると意味がないのよな。うむむ。
さて、2バージョン発売で色々なものを失くしてしまった感のある『FEif』ですが、
何故ここまで叩かれることになってるのか、冷静に考えてみます。
一番の問題は、やはりアンロック方式なんですよね。
というか、これはアンロックですらなく、「ロック方式」という新しすぎる手口で、
バンナム以上のえげつなさに言葉を失った人も多いと思いますが。
おそらく、単に2バージョン発売だけなら、そこまで叩かれる要素はなかったのですよ。
実際のボリュームはプレイしてみないと分かりませんが、
公式の言葉を信じるならば、1バージョンのボリュームは『FE覚醒』と同等だという。
で、ゲーム内容の分岐も6章というと序盤だと思われるので、
それ以降が完全に別シナリオであるなら、ボリュームに関する表現もウソとは言い切れません。
よく『ポケモン』と混同されて語られていますが、『FEif』のそれは全然別物で、
舞台やキャラクターが共通するだけで物語がまるで違うということは、
最近の例で言えば『戦国無双4』と『戦国無双4-Ⅱ』みたいなものと考えれば、
それほど間違ってないと思うのですがいかがか?
では何が問題だったのかというと、前述のロック方式という売り方なんですね。
これはDL版特有の仕組みなんですが、最初はどちらも選べるということは、
すでにデータはゲーム内に存在しているはずなのに、
選択肢を選んだ瞬間、もう一方の選択肢が選べなくなる意味が分かりません。
「選びたければ金払え」という課金方法が更に印象を悪くしています。
こんな悪辣な方式をとらずに、単純に2バージョンで物語が違うゲームができますよ、
ボリュームもそれぞれで十分ありますよ、ということであれば、
「1本にしろよ」という意見は出ても、ボリューム的に無理だったのかという擁護もできたんです。
が、そうではない。
実際にDL版には最初から2本分のデータが入っているし、
限定版はパッケージでありながら1本にまとまっています。
この時点でボリュームに関する不信感と、「1本にまとめられるじゃん」という事実が出てきます。
つまり、「やむを得ず2本に分割することになりました」ではなく、
「1本をわざわざ2本に分けました」になってしまったんですね。
たとえ結果として同じ2バージョン商法であったとしても、印象の良さがまるで違います。
要するに、発表の仕方に問題があったのであり、ゲームそのものが悪いわけでもないのです。
2バージョンがダメなわけでも、DLCがダメなわけでもありません。
「元々1本にまとめられる内容だった」という事実がダメなんです。
では、元々1本にまとめられるなら、1本にまとめた物を含む3バージョン販売にすればいいのに、
追加DLCの抱き合わせ&プレミア感を煽る限定版のみでの発売というのが、
もうユーザーのことを何も考えてないと宣言してるようなものです。
それに、実はこの限定版にも落とし穴があると思われます。
というのも、3DSゲーム全般に渡って言えることですが、
基本的にFEシリーズはセーブデータが3個しか保存できません。
…もうお分かりですね?
分岐ありのゲーム性で、更にセーブ箇所が少ない状態でのプレイを強要される可能性大。
「限定版は2本分入ってるからデータ箇所も2倍にしてあげよう」なんて、
ウドンテンニが考えるわけありません。
そんな細かい気配りができるなら、最初からここまで荒れてないと思います。
まぁ、これに関しては実際にプレイしてみないと分かりませんけど、
今までも散々セーブ数は絞ってきたわけですから、これに限って増えることはないでしょう。
ついでに言うと、このセーブ数問題はさらに根深くて、
実際には3つ目のルートもあるわけですからね。
この辺、問題に思ってる人はあんまりいない気がしますが、
毎回FEシリーズではセーブ数に悩まされてるだけに、深刻なんですよ。
何でこんなどうでもいい所でストレス溜めねばならんのか。
最後の問題は、前述のセーブ問題にも関わる第3の選択肢の存在ですね。
何で発売前から発表したのか。
それ以前に、これこそ両バージョンに最初から入れておくべきものですよね。
発売時期も考えると、開発が間に合ってないのに、慌てて出す感が半端ないです。
『フリーダムウォーズ』がオンラインプレイを搭載せずに発売したのと同じ臭いがします。
今回の件でよく分かったことは、発表の仕方(プロモーション)の大切さ、ですね。
何でもかんでも発表すればいいわけではない。
それと、きちんとユーザーのことを考えた商品になっているのか。
『FEif』は残念ながら、メーカーの都合ばかりが前面に押し出されてる印象しかありません。
ぶっちゃけ、非常に印象が悪い。
数少ないコアゲーマーに訴求できるタイトルだけに、
ウドンテンニはもう少しFEを大切にして欲しいですね。
- 関連記事
-
- 3DS『ロデア・ザ・スカイソルジャー』ファーストインプレッション
- 『ファイアーエムブレムif』について改めて考える
- 『閃乱カグラEV』の例のアレ
コメント
| URL | -
セーブデータはちゃんと増えてるしアンロックではなくゲームデータを新しくダウンロードしてるので1本を分けた訳でもないし
嘘ばっかりですね
( 2017年03月27日 07:26 [編集] )
岳る | URL | -
Re:『ファイアーエムブレムif』について改めて考える
>1.さん
とりあえず、この記事の書かれた時期をご確認ください。
これは任天堂の発表があった直後、荒れに荒れたFEifが、「この時点で」どう問題があったのか、ユーザーがどう捉えてるかについて書いたものです。
製品版の発売は2ヶ月以上先ですね。
さらに言えば、こういった批判があったことで、後からセーブデータの増加やDL販売方式の変更を行った可能性も否定できません。
それくらい、当初の発表は不安や不満を煽る要素ばかりで構成されていた、ということです。
( 2017年03月27日 17:53 [編集] )
コメントの投稿