2015年08月24日 06:55
3DSの『カラス』っていうファミ通にレビューすらされなかった、超マイナーSTGがあるんだけど、
STGって人気ない割にアニマ需要があるから、こういうマイナーな作品はプレミア化するかと、
そのウチに買うつもりで忘れてたら、先日たまたま寄った中古屋で投げ売りされててガックリですよ。
まぁ、市場から完全に消えたらどうなるか分からんけど、気の迷いで定価で買わなくてよかった。
ちなみにゲームとしては、モンハンみたいなクエスト式で短時間で遊べる手軽さがいい感じ。
さて、今月は久しぶりにダブルクロスのリプレイが出たので、ウキウキしながら読んでたんですが、
中に入ってたチラシを見てビックリ。
私をこの世界に引き入れる原因になった『ファンタジーRPGクイズ』に連なる作品が書籍化!
その名も『ここは、冒険者の酒場』。ストレートなタイトルが心地よいですな。
知らない人のために説明すると、『ファンタジーRPGクイズ』とは、
ファンタジー世界の住人たちが集まる酒場で、名のしれた冒険者たちが、
「こんな状況になったらどうする?」と様々な冒険にまつわる質問をしてくるので、
それにどう答えるか考える、タイトル通りのクイズ本でした。
しかし、この本の面白いところは、出題者以外の冒険者たちも設問を聞いているので、
それぞれに独自の答えを披露してくれるところです。
例えば「魔物に出会ったらどうする?」と聞かれた場合、
戦士であれば「剣で戦う!」、盗賊なら「逃げる!」、魔法使いなら「魔法で撃退する!」などなど、
それぞれの職業に応じた答えがあるわけで、決して正解はひとつじゃないのがミソ。
もちろん、自分の答えが誰かの答えと似ていればニヤリとできるわけですね。
そんな昔懐かしい、すでに絶版になった書籍も、今では電子書籍で気軽に復刻されるようになり、
本当に世の中は便利になったもんだと思います。
まぁ、電子書籍は、もっと利便性と分かりやすさが上がってくれないと、
まだ微妙にメイン媒体として利用する気にならんのですが。
何を使えばいいのかオススメが知りたいです。
で、そんな過去の面白本の血脈が、何故か今になって新しく刊行されたのが、
『ここは、冒険者の酒場』です。
冒険者たちは一新されていて、ファンタジックな世界観も今風にアレンジされているので、
厳密な続編ではありませんが、「冒険者たちの酒飲み話に付き合う」という方式は変わっておらず、
昔と同じ感覚で楽しむことができます。
ちなみに、過去の『ファンタジーRPGクイズ』は続刊を重ねるほどに物語性が増し、
登場人物が途中で死亡するなど、読み物としても楽しめるものでした。
あのキャラ急に出てこなくなったなあと思ったら、どうやら冒険途中で死んでたようで、
それが特に明言されない辺りが、一期一会な冒険者の酒場的でリアルでしたね。
で、キャラが一新されたとはいえ、昔の本を読んでた人ならニヤリとする構成でもあります。
無邪気な妖精、斜に構えた盗賊、極めつけは直情径行の女騎士!
ああ懐かしのフンバルト・ヘーデルホッヘ卿の魂は、萌えとなってここに蘇ったのだ!
言動もほぼそのままで、なんだか嬉しいですw
そして女性になっただけで、ここまでウザさが減るという驚きw
今風なアレンジとしては、女性の比率が上がったこと、全体の年齢が下がったこと、
説明がMMORPG寄りな雰囲気になってることあたり。全体的にゲームチックです。
面白いのは、TRPGの世界で生きてるっぽい、メタな発言をするドワーフですね。
神=GMの図式が見えれば、彼の発言はおかしな宗教ではなく、「TRPGあるある」だと分かるはず。
ちょっと値段が高いのが残念ですが、この懐かしさと新しさを備えた不思議な読み物は、
値段相応の楽しみを提供してくれると思います。
この物語の主人公は、読者である貴方なのです。
STGって人気ない割にアニマ需要があるから、こういうマイナーな作品はプレミア化するかと、
そのウチに買うつもりで忘れてたら、先日たまたま寄った中古屋で投げ売りされててガックリですよ。
まぁ、市場から完全に消えたらどうなるか分からんけど、気の迷いで定価で買わなくてよかった。
ちなみにゲームとしては、モンハンみたいなクエスト式で短時間で遊べる手軽さがいい感じ。
さて、今月は久しぶりにダブルクロスのリプレイが出たので、ウキウキしながら読んでたんですが、
中に入ってたチラシを見てビックリ。
私をこの世界に引き入れる原因になった『ファンタジーRPGクイズ』に連なる作品が書籍化!
その名も『ここは、冒険者の酒場』。ストレートなタイトルが心地よいですな。
知らない人のために説明すると、『ファンタジーRPGクイズ』とは、
ファンタジー世界の住人たちが集まる酒場で、名のしれた冒険者たちが、
「こんな状況になったらどうする?」と様々な冒険にまつわる質問をしてくるので、
それにどう答えるか考える、タイトル通りのクイズ本でした。
しかし、この本の面白いところは、出題者以外の冒険者たちも設問を聞いているので、
それぞれに独自の答えを披露してくれるところです。
例えば「魔物に出会ったらどうする?」と聞かれた場合、
戦士であれば「剣で戦う!」、盗賊なら「逃げる!」、魔法使いなら「魔法で撃退する!」などなど、
それぞれの職業に応じた答えがあるわけで、決して正解はひとつじゃないのがミソ。
もちろん、自分の答えが誰かの答えと似ていればニヤリとできるわけですね。
そんな昔懐かしい、すでに絶版になった書籍も、今では電子書籍で気軽に復刻されるようになり、
本当に世の中は便利になったもんだと思います。
まぁ、電子書籍は、もっと利便性と分かりやすさが上がってくれないと、
まだ微妙にメイン媒体として利用する気にならんのですが。
何を使えばいいのかオススメが知りたいです。
で、そんな過去の面白本の血脈が、何故か今になって新しく刊行されたのが、
『ここは、冒険者の酒場』です。
冒険者たちは一新されていて、ファンタジックな世界観も今風にアレンジされているので、
厳密な続編ではありませんが、「冒険者たちの酒飲み話に付き合う」という方式は変わっておらず、
昔と同じ感覚で楽しむことができます。
ちなみに、過去の『ファンタジーRPGクイズ』は続刊を重ねるほどに物語性が増し、
登場人物が途中で死亡するなど、読み物としても楽しめるものでした。
あのキャラ急に出てこなくなったなあと思ったら、どうやら冒険途中で死んでたようで、
それが特に明言されない辺りが、一期一会な冒険者の酒場的でリアルでしたね。
で、キャラが一新されたとはいえ、昔の本を読んでた人ならニヤリとする構成でもあります。
無邪気な妖精、斜に構えた盗賊、極めつけは直情径行の女騎士!
ああ懐かしのフンバルト・ヘーデルホッヘ卿の魂は、萌えとなってここに蘇ったのだ!
言動もほぼそのままで、なんだか嬉しいですw
そして女性になっただけで、ここまでウザさが減るという驚きw
今風なアレンジとしては、女性の比率が上がったこと、全体の年齢が下がったこと、
説明がMMORPG寄りな雰囲気になってることあたり。全体的にゲームチックです。
面白いのは、TRPGの世界で生きてるっぽい、メタな発言をするドワーフですね。
神=GMの図式が見えれば、彼の発言はおかしな宗教ではなく、「TRPGあるある」だと分かるはず。
ちょっと値段が高いのが残念ですが、この懐かしさと新しさを備えた不思議な読み物は、
値段相応の楽しみを提供してくれると思います。
この物語の主人公は、読者である貴方なのです。
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