「面白さ」とは何か

2016年03月22日 14:14

昨日、何か適当なアニメでも見ようと思って、なんとなく『ラクエンロジック』を見てたんですよ。
最近になって『WIXOSS』をようやく最後まで見て、それが面白かったんで、
カードゲームアニメが見たかったというのもあるんですが。

結果として、5話目でギブアップ。
やばい…ここまで面白く無いとは思わなかった。

そもそも「面白い」とは何なんだろうか?
直近で『ハイキュー!』という凄まじい面白さのアニメを見たこともあって、
そのあまりの落差に驚いたというのもあるんですが、
では「ラクロジ」は何がダメだったのかと考えてみたわけです。
恐らく、「戦う理由」が全然見えないからかな、というのが個人的見解。

面白さにも色々な種類がありますが、何であれ重要なのは、「強い想い」なのです。
スポーツ物であれば「勝ちたい!」という執念にも似た想い、
バトル物であれば、その戦う根幹となる「理由」といった、
キャラクターが動く意味や意義を視聴者が共感、あるいは理解できなければ、
「何でこいつらは必死になってるのかな?」などと、
間抜けな顔でボンヤリと画面を眺めるはめになります。

「ラクロジ」は『ワールドトリガー』に似た舞台設定なんですが、
「ワートリ」の場合は、危機管理が十分に行き届いていて、組織の規模も隊員も多いし、
主人公が「戦う理由」もしっかりしてます。
つまり、あらゆる部分で納得できる。

ところが、「ラクロジ」は実に世界の管理が杜撰な上に、戦える者の数が絶対的に不足していて、
なおかつ主人公は漠然と「全部守りたい」とかいうあやふやな気持ちで動いているため、
世界設定の不備による不信感と同時に、主人公と共感できない問題まで発生しているため、
どうしても作品世界に入り込めない。

主人公はハーレム物にありがちな「良い奴」だし、嫌う理由は何もないのだけど、
流れで戦ってるだけな感があるので、イマイチ応援する気になれないし、
各ヒロインにスポットを当てて隊員同士の心の繋がりもきちんと描いてるのに、
そもそもの大前提(作品への共感)がないため、割とどうでもよくなってしまってるんですね。
アニメとしての見せ方が下手というのもあるんですが。

また、「ワートリ」は戦略・戦術面で魅せる強みがあるものの、
「ラクロジ」にはそういったものが何もなくて、作戦立ててるように見えるだけで、
割と力任せだったりするのもマイナス。
そもそも、スナイパーが何で敵に接近してゼロ距離でいちいち攻撃するのかも謎。
遠距離武器持ってる意味がないんですよねぇ。
発電所のヤツはまぁ、仕方ないと思うけど。

面白さを感じるフックは人それぞれですし、感じ方も人それぞれなので、
「いやいやラクロジ面白いよ」という人もいるとは思いますが、
では改めて「どこが面白いのか?」と自分に問いかけてみるのも一興ですよ。
日常系のように「なんとなく」というものもありますが、
それでもやはり、同じ日常系に分類される作品でも、明確につまる、つまらないは存在するわけで、
ではその違い、理由は何かを考えてみると、「面白さ」という実に曖昧な感情について、
なんらかの回答を得られるのではないかと思う次第です。

それこそ私はロジカル(論理的)な面白さを求めてるわけですが、
それが「ロジック」の名を関する作品に存在してないというのは皮肉な話ですね。

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