『武装錬金』再評価

2016年07月08日 19:58

たまたま見つけたアニメ版『武装錬金』、うっかり見始めたら止まらなくなり、
3日かけて全26話、全部見ちゃいました。

蝶・面白かったー!

いやー、所々覚えてはいたんですが、私の残念な記憶力は、
実に都合よく良い場面とか結末とかを忘却してくれていて、
蝶・新鮮な気持ちでハラハラしながら見れました。
名作。マジで名作。

そういえば、原作が完結してからアニメ化した珍しい例ですよね。
だからこそ、アニオリでお茶を濁したり、中途半端に終わったりせず、
きちんと最初から最後まで原作通りに描かれたわけですが。

…原作通りだよね?
や、手元に原作がないから比べられないので、微妙に自信がありません。
マジで展開忘れてるもんなあ、このポンコツ脳みそは。

しかし、本当に凄く良かった。
なんか最終話直前まで、悲しい終わり方するんじゃないかとハラハラしてたんですが、
恐ろしいほどに登場人物ほぼ全てが笑顔で終わるパーフェクトハッピーエンドで、
ここまで気持ちよく完結してくれた作品も珍しい気がします。

最近は…いや、昔からあったんですけど、完璧なハッピーエンドって少ないと思うんですよね。
主人公だけが死ぬとかは普通で、人間以外の存在になって結局お別れとか、
主人公が割を食う作品って多いですよね。

もちろん、主人公が幸せになる作品も沢山あるのだけど、代わりに誰かが割を食うことになってたり、
誰かの犠牲の上で成り立った幸せだったりすることが多いのだけど、
『武装錬金』は敵だろうがライバルだろうが、とにかく全部大団円になってて、
ここまで暗さを残さない終わり方はすげいと思うんですよ。
あー、蝶野家関連はパピヨン以外全滅してましたね。それくらいかな?
あれはパピヨンが自分でやったことだし、読者もどうでもいいと思ってるだろうから、ノーカンで(ぉ

改めて見ると、少年漫画に必要なものが全て揃ってて、完璧だと思うんですよね。
一番驚いたのは、作中できちんとヒロインと結ばれたことなんですが。
もうキスシーンでキャーキャー言ってる自分が可愛いわw

基本、少年漫画、特にジャンプ系はバトルが中心に来るから、
恋愛要素はあくまでスパイスであって、あまり全面に出てくることがありません。
結果として、主人公とヒロインは自然とカップル化してて、そういう描写がないまま、
なんとなく気持ちが通じてます、みたいな感じで終わったりするわけですが、消化不良なんだよ!
マジで鈍感系主人公とかイライラするんで、主人公はカズキを見習え!
奥手そうに見えて蝶・積極的で、見てて気持ちいいのです。応援したくなる。

あとはやっぱり斗貴子さんですよねー。可愛すぎるだろ、この人…。
イメージ的に「ぶち撒けろ!」の人ということしか印象にないかもですが、
回を重ねる毎に、余裕のあるお姉さん戦士から、すぐ真っ赤になる可愛い女の子になってて、
この変化の過程にグッときます。
あんまりカズキを拒まないのもポイントで、粗暴なキャラに見えて、実はツン成分はかなり控えめ。
だからラブラブ描写も気持ちよく見れて、ああやっぱり斗貴子さんサイコー。

何気に名台詞も多いですよねぇ。
個人的には「俺がみんなを守るから、誰か俺を守ってくれ…!」が一番印象的でした。
主人公の心が弱って本音が出る場面って大好きなんですよねー。
しかもこの後…きゃー!///(キメェ

「怒りだ! もう怒りしかない!」とかも、いろんなところでコピペされてますし。
これは今後、私もクソゲーつかんだ時に使おう(ぉ

昔、ニコ動でよく聴いた「真っ赤な誓いー♪」の元ネタだったことを今更知ったり、
色々と発見のある鑑賞会になりました。見てよかったー。
最高に面白かった。

原作は打ち切りだったんでしたかね?
だからこそのスピード感だったのかもしれませんが、連載終了してからアニメになってるし、
人気はあったはずなんですよね。予定調和だったのかなあ。

ともあれ、昨今のちょっと捻くれた展開やキャラクターに食傷気味な人には、
こういう真っ直ぐな作品は逆に新鮮でいいと思います。
もう20話超えた辺りから、ずっと泣きながら見てましたからね! イイヨイイヨー。
今だからこそ見よう! 『武装錬金』!

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