打ち切られてしまった『ものの歩』を偲ぶ会

2016年07月26日 15:09

先日、本を処分しに行ってきたんですが、そこで古本状況を見てみると、
『モンスター娘のいる日常』が大量に売られていました。それも10巻まとめ売り。
まぁ、理由はちょっと分かるんですよね。多分、9巻辺りから絵が変わったことだと思います。
初期より雑になった感があって、丁寧で綺麗な絵の良さが消えてしまったんですよねぇ。
私も悩んだんですが、パピの母親に負けて残留。褐色ロリには勝てなかったよ…(ぉ

そんなどうでもいいことはともかく、危険危険と言われながらも、
同期連載と張り合いながら続いていた『ものの歩』が、今週のジャンプで打ち切り終了になりました。
私これ、気に入ってたんですけどねぇ。
ちなみに他の同期は『左門くんはサモナー』と『背筋をピン!と』で、
こっちは割と安定軌道に入ってるように思えます。

『ものの歩』の問題点は明らかで、
将棋漫画なのに、将棋そのものの魅力が1ミリも描けていなかったこと。
盤面の描写や、戦術の解説が少なすぎて、どういう状況になっていて、
何がマズくて、何が良かったのかが全然分からなかったんですよね。

この手の初心者系漫画の場合、読み手と一緒に主人公が理解を深めていくことで、
いつの間にか読者もルールや戦術を理解しているのが理想なんですが、
『ものの歩』はそもそも将棋の説明(および描写)が少なすぎて、
「物語の中心」というよりは、単なる舞台装置にしかなっていなかったため、
この話は別に将棋題材じゃなくても全然問題なかった
という根本的欠陥を抱えていました。

それでいて、私はこの作品がメチャクチャ気に入ってるのは、
人物描写が素晴らしかったからです。
特にキャラクターの心情の動きの魅せ方が非常に巧みで、
信歩との対局シーンは、毎回のように泣いていた気がします。胸にクるものがありました。

なので、このまま人物描写だけで押していくのかと少し期待していたんですが、
やはり核となる将棋要素が弱かったのが致命的だったんですかねぇ。
後半、明らかに作画の質が落ちたので、その辺りで打ち切り通告があったのかもしれませんね。

しかし、この少ない話数で、ここまで泣かされた漫画というのはそうそう無いので、
最終巻まできっちりと揃えて、棚に飾っておこうと思います。
いつか『リリエンタール』の葦原先生のように、
更なる名作を引っさげて帰ってくることを期待しています。

…まさかの男の娘祭りで俺得だっただけに、本気で悔やまれるぜ…!

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コメント

  1. 飯田沙々 | URL | -

    Re:打ち切られてしまった『ものの歩』を偲ぶ会

    ものの歩は私も好きだった…前の剣道のやつの方が好きだったけどww

    ヒカルの碁はヒットしたのになー
    ジャンプの判断はわけがわからないよ
    切るならサモナーのほうだろうに…
    磯部とか…
    まじでわからん。
    一方でソーマとかヒーローとか出てくるからほんと最近のジャンプはカオスww
    もう、私は若くないということなんだろうか、感性が会わない。

  2. 岳る | URL | -

    Re:打ち切られてしまった『ものの歩』を偲ぶ会

    >飯田沙々
    ヒカ碁はちゃんと囲碁してたんじゃね?
    あの頃はジャンプ読んでなかったから違いがわからんけども。
    サモナーは女の子が可愛いからなあ。
    磯辺は編集に愛されてる気がする。

    別に全部を面白いと思う必要はないし、謎の打ち切りなんて今に始まった話でもないじゃんね。
    今更になってジャンプ読みまくってる私はどうなるんだよ同い年w

  3. 飯田沙々 | URL | -

    Re:打ち切られてしまった『ものの歩』を偲ぶ会

    ヒカ碁読めば、私の言いたいことわかってもらえる…と思う。
    まぁ、私も毎週欠かさず買ってますが週刊少年ジャンプ

    閻魔のヤツの方が個人的に好み>>女の子

  4. 岳る | URL | -

    Re:打ち切られてしまった『ものの歩』を偲ぶ会

    >飯田沙々
    さすがに今読むには、何か理由が必要だなあ>ヒカ碁
    アニメで済ませる手もあるんだが。

    閻魔はエロいよねw
    ああいう、ちょっと絵が下手なくらいの方が味が出ることも多い。
    でもまぁ、打ち切りコースな気がする。色々と中途半端だからなあ。

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