2016年09月04日 20:06
今日は『天使禁猟区』で1日終わりだと言ったな。あれはウソだ!(ぇー
うん、最近、ブログで書いたことは大抵実行しない病に侵されてる気がする。
有言不実行はよくない傾向だなあ。別に誰に迷惑をかけるでもないから気にしないけど(ぉ
で、結局マジオペの原作4、5巻を読破したところでこれ書いてます。
思ったほどのアラタ無双になっていなくて拍子抜けしたというか、
逆にリアルすぎて納得したというか、色々と複雑。
まぁ14万の中国軍に対して少年兵3000で挑むという時点でファンタジーではありますが、
実際の進行規模をリアルに解説されていく度に数字がショボくなっていくので、
どんどんと現実的な感じになっていくのが「俺Tueee!」感が出ない理由でしょうね。
だから良いんですけども。
つーか、これは本当に勉強になる作品だと思います。
確かに、普通に考えて10万の敵が襲ってきたとして、
一度に10万人が押し寄せてくるはずがないんですよね。
部隊を分けて編成して陣地を作って守備隊残して兵站構築して…とかやってれば、
みるみる実際に戦場で(一度に)戦う人員が減っていく不思議。
地形効果も合わせれば、ファンタジーすぎることもない気がしてくるのがアラタマジックだろうか。
個人的に気になったのは、ヘリの能力が過小評価されすぎてることと、
地雷撒いたはいいけど、自軍への影響はどう対処してるんだろうということですかね。
埋めた全部が使われるわけじゃないから、埋めた地形周辺は行動できなくなるよね。
それとも最近の地雷は識別ビーコンでも付いてて、味方だけは避けられる便利兵器なんだろうか。
1個200円くらいで買えちゃう兵器がそんなにハイテクなわけがない。謎。
そういう軍事素人にとっての不思議は残ってますが、
概ね「なるほどー、なるほどー」という感じで展開されているので、
読み物としては何も問題ないんですけどね。
まぁ、アラタが童貞こじらせすぎてるのは読んでてイラつく要因ですが。
好色すぎるのはもっと嫌だけど、草食通り越した絶食も好ましくない微妙な読者心。
父親目線に立っちゃうと仕方ないのかなあと思うし、
多分、自分は早番死ぬことを想定してるんだろうと思うと悲しい話なんですが。
でもいつまでもジブリールのことを正しく認識しないのは、この作品最大の欠点だと思う。
島本和彦が言ってましたが、名作でも100回に1回はつまらん話があるもので、
名作は99回の面白い話の後、物語の最後の1話につまらん話を持ってくるというのがあって、
これは本当にその通りだなあと感心するばかりです。
ラストまで完璧に面白い作品って確かに少ない気がする。
マジオペもこれに倣っていて、正確にはつまらんというよりは、
ちと物足りないというのが正しいのですが、割とアッサリと締められていたのが残念でした。
余韻や想像の余地を残すのも名作の条件なのかもしれないけどね。
映画版『ロード・オブ・ザ・リング』はラストが長すぎて不評とか聞いたし、ままならないですなあ。
マジオペは番外編での補完に期待して、これから「F」を読み始めるつもりです。
ん、ブログに書いちゃったから読まないかもしれんなあ(ぇー
とりあえず、先を知れたことで満足したので、じっくり漫画版を待てることを良しとしましょうよ!
うん、最近、ブログで書いたことは大抵実行しない病に侵されてる気がする。
有言不実行はよくない傾向だなあ。別に誰に迷惑をかけるでもないから気にしないけど(ぉ
で、結局マジオペの原作4、5巻を読破したところでこれ書いてます。
思ったほどのアラタ無双になっていなくて拍子抜けしたというか、
逆にリアルすぎて納得したというか、色々と複雑。
まぁ14万の中国軍に対して少年兵3000で挑むという時点でファンタジーではありますが、
実際の進行規模をリアルに解説されていく度に数字がショボくなっていくので、
どんどんと現実的な感じになっていくのが「俺Tueee!」感が出ない理由でしょうね。
だから良いんですけども。
つーか、これは本当に勉強になる作品だと思います。
確かに、普通に考えて10万の敵が襲ってきたとして、
一度に10万人が押し寄せてくるはずがないんですよね。
部隊を分けて編成して陣地を作って守備隊残して兵站構築して…とかやってれば、
みるみる実際に戦場で(一度に)戦う人員が減っていく不思議。
地形効果も合わせれば、ファンタジーすぎることもない気がしてくるのがアラタマジックだろうか。
個人的に気になったのは、ヘリの能力が過小評価されすぎてることと、
地雷撒いたはいいけど、自軍への影響はどう対処してるんだろうということですかね。
埋めた全部が使われるわけじゃないから、埋めた地形周辺は行動できなくなるよね。
それとも最近の地雷は識別ビーコンでも付いてて、味方だけは避けられる便利兵器なんだろうか。
1個200円くらいで買えちゃう兵器がそんなにハイテクなわけがない。謎。
そういう軍事素人にとっての不思議は残ってますが、
概ね「なるほどー、なるほどー」という感じで展開されているので、
読み物としては何も問題ないんですけどね。
まぁ、アラタが童貞こじらせすぎてるのは読んでてイラつく要因ですが。
好色すぎるのはもっと嫌だけど、草食通り越した絶食も好ましくない微妙な読者心。
父親目線に立っちゃうと仕方ないのかなあと思うし、
多分、自分は早番死ぬことを想定してるんだろうと思うと悲しい話なんですが。
でもいつまでもジブリールのことを正しく認識しないのは、この作品最大の欠点だと思う。
島本和彦が言ってましたが、名作でも100回に1回はつまらん話があるもので、
名作は99回の面白い話の後、物語の最後の1話につまらん話を持ってくるというのがあって、
これは本当にその通りだなあと感心するばかりです。
ラストまで完璧に面白い作品って確かに少ない気がする。
マジオペもこれに倣っていて、正確にはつまらんというよりは、
ちと物足りないというのが正しいのですが、割とアッサリと締められていたのが残念でした。
余韻や想像の余地を残すのも名作の条件なのかもしれないけどね。
映画版『ロード・オブ・ザ・リング』はラストが長すぎて不評とか聞いたし、ままならないですなあ。
マジオペは番外編での補完に期待して、これから「F」を読み始めるつもりです。
ん、ブログに書いちゃったから読まないかもしれんなあ(ぇー
とりあえず、先を知れたことで満足したので、じっくり漫画版を待てることを良しとしましょうよ!
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コメント
飯田沙々 | URL | -
Re:名作は最後につまらない話を持ってくるという真理
地雷は最近は使っちゃいけないんです、国際的に。
なんか条約で決まってるっぽい。
だから、識別機能付きとか作ったり開発されたりするわけがない。ゲリラとか非合法な組織や集団なら使ってくるかもしれんが、そもそも地雷は(公的には)もう存在しない兵器なんです。
( 2016年09月06日 17:23 [編集] )
岳る | URL | -
Re:名作は最後につまらない話を持ってくるという真理
>飯田沙々
あー、うん、それは作中でも明言されてて、だから今市場にある地雷は安く買えてお手軽だし、国際法の埒外で戦ってる俺たちには関係ないからありがたく使おう、みたいな作品なのよ。
でもそうか、新製品はさすがに開発されてないか。今は地雷より有効な武器があるってことなんだろうなあ。
地雷関係の疑問は、外伝に書いてあったね。
埋めたポイントと個数を記録しておいて、戦闘後に回収してるとかなんとか。
実際にできるかどうかは別として、こういうフォローがあるのはいいなあと思う。
でも相変わらずヘリの評価が低いのは何でだ。恨みでもあるのか。
( 2016年09月06日 17:53 [編集] )
飯田沙々 | URL | -
Re:名作は最後につまらない話を持ってくるという真理
地雷よりコスパの良い兵器は多分…ない。
ヤツはやりすぎたんや…
やり過ぎると禁止される、いわゆる無差別大量殺戮兵器みたいなのは、条約で規制されてるっぽい。
クラスターとか気化爆弾とか…
ホントのヘリは超強いんだけどね、某伝説の英雄みたいにスティンガー一丁で落とせる代物ではないのは確かだ。
少なくともその訓練を受けた私が断言する、無理だ。
( 2016年09月06日 18:17 [編集] )
岳る | URL | -
Re:名作は最後につまらない話を持ってくるという真理
>飯田沙々
コスパは高いだろうけど、有効性という意味で無人機が台頭してきてるってことでは?
対人戦の時代が終われば、地雷の値段以外の価値も下がりそうだけどね。嫌がらせにはなるかもしれんが。
まぁ、条約で禁止されてても、追いつめられたらどうなるか分からんからなあ。北とかヤケクソになって韓○と共倒れすればいいのに(おひ
ホント、貴重な経験積んでるよなキミはw
早く引退して作家になるのを期待してる。
( 2016年09月06日 19:05 [編集] )
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