2016年09月26日 18:49
「アルデラミン」、原作は相変わらずイクタがいけ好かなくて早く死なないかと思いながら読んでますが、
アニメで見ると、かなり印象が変わりますね。実にマイルド。
やはり原作だと地の文がイクタ賛美の方向に行くのがウザいだけで、
イクタの言動だけを切り取るなら、そこまでじゃないということなのかなー。
なんつーか、なんだかんだでイクタへのフォローが入る物語展開が嫌なのよな。
ナナとかズタボロにされてイクタの心をへし折って欲しかっただけに、
アホすぎる軍人どもにガッカリだよ!(おひ
さて、昨日は「双貌のオズ」を読んで「マリーカたん萌え~」とかはしゃいでたわけですが、
冷静に考えてみて、何で私は喜んでいるのか?と思い至りました。
どういうことかというと、私の大好きなマリーカたんは、最初から許嫁がいてラブラブで、
最後には見事に結婚までしちゃう幸せアツアツぶりを見せつけてくれるわけですが、
私はこの展開に非常に満足しているわけですよ。
これは何故かというと、自分が好きなキャラクターが幸せになってくれたから、ですね。
実に喜ばしいことです。
しかし世の中には「俺の嫁」という言葉があって、これは実に独占欲が強い表現だと思うわけです。
「俺の」と言ってるからには、読者あるいは視聴者本人の、という意味であり、
そういう人たちは、その「嫁」が作中の他のキャラクターとラブラブすることについて、
どう感じているのか実に不思議でなりません。
や、私は「俺の嫁」って表現は好きじゃないので殆ど使わないから分からんのですよ。
「俺の」と言いつつ、本人は作中の主人公に感情移入していて、
「俺=主人公」という図式で考えているとしたら、それほど不思議な表現ではないですよね。
でもわざわざ「俺の」と言ってる以上、
やはり対象は作中に登場もしない「自分自身」のことを指してるのではないかと思うわけです。
まぁ、言ってる本人もそこまで意識してなくて、
単に「萌え」という言葉の代わりに使ってるだけの人も多そうですが、
世の中には「処女厨」という現実に迷惑までかける輩も存在するわけで、
一概に「ただの代替表現」と断じるのも危険な気がします。
「処女厨」についても不思議な部分がありますが、
自分の推しキャラが主人公とくっついてHした場合、処女性を喪失したということで、
アンチ化したりするんでしょうか?
個人的に彼らが暴れる要因は、誰とも知らない(主人公以外の)男と関係を持ったことを、
「淫ら」あるいは「ふしだら」と考えることにあると思っています。
ヒロインは一途で最初に好きになったのは主人公でなきゃダメであり、恋愛経験はもちろんゼロ。
↑これが処女厨の理想のヒロイン像なはず。
つまり、「処女厨」などという名前に惑わされがちですが、
処女であることはイコール恋愛経験の有無の証明なだけで、
主人公を相手に初体験をする分には、何も問題なく受け入れてくれるのではないかと。
どこの誰かも分からん相手に「お手つき」にされてるのが気に入らないだけですよね、多分。
そういう意味では、「俺の嫁」と言っちゃう人の方が危険な気がするんですよね。
もし前述の「俺=主人公」という形式ではなく、「俺は俺」という漢らしい思想を持っていたら、
ガチでヤバい人になります。や、2次元だからね? フィクションだからね?
まぁ、同人誌で「嫁」と「俺」がチョメチョメしちゃうような妄想を書いちゃうのはありそうですが、
ネタじゃなくてガチだと引かれるでしょうねぇ。
私ですらそれはキモいと思う。
とにかく、何事も行き過ぎは危険ということと、
フィクションはフィクションとして割り切って楽しまないとダメですよ、ということです。
そういえば以前、エロ同人描いてる人に、
「何で自分の好きなキャラをわざわざ汚すのか?」という質問を見たことがあるけど、
あれはどういう解答がされたんだろうなあ。
「好きだから汚す」と言っても理解されないんだろうなあ。
アニメで見ると、かなり印象が変わりますね。実にマイルド。
やはり原作だと地の文がイクタ賛美の方向に行くのがウザいだけで、
イクタの言動だけを切り取るなら、そこまでじゃないということなのかなー。
なんつーか、なんだかんだでイクタへのフォローが入る物語展開が嫌なのよな。
ナナとかズタボロにされてイクタの心をへし折って欲しかっただけに、
アホすぎる軍人どもにガッカリだよ!(おひ
さて、昨日は「双貌のオズ」を読んで「マリーカたん萌え~」とかはしゃいでたわけですが、
冷静に考えてみて、何で私は喜んでいるのか?と思い至りました。
どういうことかというと、私の大好きなマリーカたんは、最初から許嫁がいてラブラブで、
最後には見事に結婚までしちゃう幸せアツアツぶりを見せつけてくれるわけですが、
私はこの展開に非常に満足しているわけですよ。
これは何故かというと、自分が好きなキャラクターが幸せになってくれたから、ですね。
実に喜ばしいことです。
しかし世の中には「俺の嫁」という言葉があって、これは実に独占欲が強い表現だと思うわけです。
「俺の」と言ってるからには、読者あるいは視聴者本人の、という意味であり、
そういう人たちは、その「嫁」が作中の他のキャラクターとラブラブすることについて、
どう感じているのか実に不思議でなりません。
や、私は「俺の嫁」って表現は好きじゃないので殆ど使わないから分からんのですよ。
「俺の」と言いつつ、本人は作中の主人公に感情移入していて、
「俺=主人公」という図式で考えているとしたら、それほど不思議な表現ではないですよね。
でもわざわざ「俺の」と言ってる以上、
やはり対象は作中に登場もしない「自分自身」のことを指してるのではないかと思うわけです。
まぁ、言ってる本人もそこまで意識してなくて、
単に「萌え」という言葉の代わりに使ってるだけの人も多そうですが、
世の中には「処女厨」という現実に迷惑までかける輩も存在するわけで、
一概に「ただの代替表現」と断じるのも危険な気がします。
「処女厨」についても不思議な部分がありますが、
自分の推しキャラが主人公とくっついてHした場合、処女性を喪失したということで、
アンチ化したりするんでしょうか?
個人的に彼らが暴れる要因は、誰とも知らない(主人公以外の)男と関係を持ったことを、
「淫ら」あるいは「ふしだら」と考えることにあると思っています。
ヒロインは一途で最初に好きになったのは主人公でなきゃダメであり、恋愛経験はもちろんゼロ。
↑これが処女厨の理想のヒロイン像なはず。
つまり、「処女厨」などという名前に惑わされがちですが、
処女であることはイコール恋愛経験の有無の証明なだけで、
主人公を相手に初体験をする分には、何も問題なく受け入れてくれるのではないかと。
どこの誰かも分からん相手に「お手つき」にされてるのが気に入らないだけですよね、多分。
そういう意味では、「俺の嫁」と言っちゃう人の方が危険な気がするんですよね。
もし前述の「俺=主人公」という形式ではなく、「俺は俺」という漢らしい思想を持っていたら、
ガチでヤバい人になります。や、2次元だからね? フィクションだからね?
まぁ、同人誌で「嫁」と「俺」がチョメチョメしちゃうような妄想を書いちゃうのはありそうですが、
ネタじゃなくてガチだと引かれるでしょうねぇ。
私ですらそれはキモいと思う。
とにかく、何事も行き過ぎは危険ということと、
フィクションはフィクションとして割り切って楽しまないとダメですよ、ということです。
そういえば以前、エロ同人描いてる人に、
「何で自分の好きなキャラをわざわざ汚すのか?」という質問を見たことがあるけど、
あれはどういう解答がされたんだろうなあ。
「好きだから汚す」と言っても理解されないんだろうなあ。
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コメント
飯田沙々 | URL | -
Re:「俺の嫁」という言葉について考える
なるほど、哲学的ですね。
言語化することによって概念が固定化され、そこに定義が発生するわけですね?
( 2016年09月26日 19:06 [編集] )
岳る | URL | -
Re:「俺の嫁」という言葉について考える
>飯田沙々
よくわからんけど多分そう(ぉ
いやマジで、「俺の嫁」と豪語する人は、そのヒロインが作中の誰かとくっつくことに関してどう感じるのか、非常に興味深い題材なんだけど、そういうの調べたレポートとかどこかにないものかねぇ。
( 2016年09月27日 16:48 [編集] )
飯田沙々 | URL | -
Re:「俺の嫁」という言葉について考える
君が書けば良いのでは?
あるいはネットに転がってるかもしれないけど
探す気力はさすがに…ない。
( 2016年09月27日 17:29 [編集] )
岳る | URL | -
Re:「俺の嫁」という言葉について考える
>飯田沙々
他人の意見を聞いてみたいだけで、そんな大それた話じゃない。
もちろん私もわざわざ探す気力はない。ただの一過性の好奇心にすぎないから、明日にはどうでもよくなってる。
( 2016年09月27日 18:55 [編集] )
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