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『Vivid Strike』の立ち位置

2016年10月16日 09:10

反則すぎるwこんなん笑うわwww



何が凄いって、女子供まで全部速水奨が声やってて、しかも違和感ないってこと。
ベテランの凄みを感じるけど、内容はバカ中のバカというこのギャップよ。

さて、何故か『なのはVivid』の2期は放映されず、
スピンオフみたいなのが始まった『Vivid Strike』ですが、これはこれでアリですかね。
新キャラをいきなり幼少組全員でボコボコにする展開はドン引きでしたが、
そもそもに『Vivid』は萌えの皮を被った格闘物でした。

最大の特徴は、キャラデザが本編に近いものに戻ったことで、
作画上の違和感がなくなったのが大きいですね。
つーか、原作絵を意識しすぎて変なキャラデザになってた『なのはVivid』が惜しすぎる。
本当ならアインハルトVSヴィヴィオまでやるつもりだったろうに、
メチャクチャ中途半端なところで終わっちゃったもんなあ。

まぁ、キャラが増えすぎて収集つかなくなってる原作の現状を考えれば、
一旦整理して仕切り直す『Vivid Strike』の方針も悪くないと思います。
が、完全に「知ってる」こと前提の作品なんで、初見がこれだと混乱しそうですよね。
私でも「何かおかしい」と感じずにはいられないもの。

まず、舞台が完全に日本なこと。
ミッドチルダってこんなんだったっけ?
いきなり日本の暴走族が出てきて日本の警察が出動してきた辺りで、
理解がおいつかなくなってました。

次に、いきなり魔法が出てきたこと。
これ、本編との繋がりを意識しないなら、完全に魔法なしでよかったんじゃねーかなあ。
純粋に格闘やってたところに急に魔法とか言われて、原作知ってても違和感あった。
バトルも魔法なんでもアリって感じじゃないし、
「なのは要素」を入れるためだけの装置でしかないのよな。
つまり、必然性がない。

最大の違和感は、アンダー15を銘打ちながら、大人に変身する魔法を使うことの意味。
それもうアンダー15ちゃうやん。18歳くらいになってるやん。
それとも、15歳以下で変身魔法を使えることが参加条件ってことなんだろうか。

かように、物凄く設定面でのザルさが目立つ作品ですが、
再び動いて喋るヴィヴィオが見れただけで割と満足しちゃうから萌え豚はダメなんだろうなあブヒブヒ。

とはいえ、これ、主人公はフーカなんで、ヴィヴィオたちの立ち位置がどうなるか不安ですね。
リンネにボコボコにされる噛ませにすると、原作ファンが怒りそうつーか怒る。見たくない。
いきなりポッと出の新キャラが原作の強キャラを倒すってのは、
原作キャラが大切に積み上げてきた「格」をズタボロにしてしまうので、
それはキャラ商売としてやっちゃいけないと思うのよね。
そういう部分も含めて、どう処理していくのか楽しみではあります。

来年は待望の劇場新作も出るみたいなんで、再び「なのは」が盛り上がるといいですな。
その尖兵として、『Vivid Strike』はまだ、
なのはブランドが通用するのかを測る試金石なのかもしれませんね。

…個人的にはPSVでなのはゲー出してもらって、またマテリアル娘を愛でたいんですけどねぇ。

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