削る判断こそエンタメの基本。

2016年11月05日 23:03

『競女!!!!!!!!』が面白すぎてヤバい。原作買ってよかったー。
しかし、2巻で乳首祭りだったのに、何故に5巻で無くなってしまったのか…。
多分、これみて単行本での修正がないと思ったんだろうなあ。実際に無いし。
貴重な宮田ちゃんの乳首が見れるのは2巻だけ!(おひ

それにしても、原作を読むほどにアニメの「削る判断」は的確だなあと思います。
養成所に入学する前の1~2巻は完全にカットしてるし、
3巻も構成変えて4巻とセットにしてるのに、全然違和感なかったものな。
まぁ、原作から入った人の感覚はまた違うのかもしれんけど。

でも、アニメは本当に上手く構成を切ったり貼ったりしてるんですよねぇ。
オンリーランドの説明とか、先生に言わせる方が自然でスマートだもんなあ。
ただ削ってるだけでなく、必要な部分はきちんと残し、違う場面と繋いだりして、
不要な贅肉をとことん削ぎ落としてるという印象があります。
それだけ原作の方は描写が細かいというか、無駄が多いんですが。

特に、男の存在が本当に何の意味もなくて贅肉化してるんですよね。
これ、作者的に「少年漫画だから男が必要だろう」という判断みたいですけど、
物語に影響を与えない存在に価値なんて無いのです。
ただの作者の自己満足や未練が透けて見えるだけなので、これは完全に無駄です。
少なくとも、今読んでる5巻の時点ですでに存在が空気化してるので、
評判悪かったんじゃないですかね。男の立ちションとか誰が喜ぶんや…。

その辺をアニメ版はよく分かっていて、完全に男の空気を消しています。
だからこそ、原作を後で読むと違和感が凄いわけですがー。
まぁ、アニメ的には、そういう方が売れるということなのかもですが、
個人的には無駄な要素を削り、面白さだけを抽出した、見事なブラッシュアップでした。
実際、序盤の入学前の話とか要らないし、あんまり面白くないので。

ただ、入学前の話は宮田ちゃんの過去に繋がる部分なので、キャラを深めるという意味では、
今後、宮田ちゃんのフォローが入るのかなと思ったりするんですが、
今更、宮田ちゃんのキャラを深める必要もないんですよね。もう十分キャラ立ってるし。

入学試験の時に、妙にサブキャラのデザインが凝ってる違和感は、
削られたエピソードの名残だったりするんですよね。
のぞみといい勝負してた娘も、原作だと中ボスクラスに長く戦ってたし、
宮田ちゃんと戦ってた妙にキャラが立った黒髪ツインテちゃんは、
それこそ宮田ちゃんの過去と関わりのある重要キャラだったことに驚きです。
しかも単行本のおまけ漫画だと、いい雰囲気になっててウヒヒ。
これは円盤のおまけアニメででも入れとけば、売上増えそうですけどねぇ。正直それなら欲しい。

そんなわけで、原作を読むと改めてアニメ版のデキの良さが分かるわけですが、
同時に、削られてしまった部分を楽しめるという意味では、原作を読む楽しさがあります。
特に漫画の宮田ちゃんは心の中ですげー毒づいてるのがおかしいw
どっちも面白いから、両方楽しむのが吉ですな。

割と本気で、理想的なアニメ化がされてるお手本みたいな作品だと思うので、
原作とアニメを見比べて、どう構成を変えてるのか調べてみると、
色々と勉強になるんじゃないかと思います。
何にしても、「削る」ということは作品の質を高める上で大切なことなのです。

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