2016年11月11日 21:03
WOFFのラスボスが強すぎて勝てない…。
純粋に強いラスボスって最近だと珍しいなー。
しかし、状態異常が効かない強ボスってレベル上げる以外に対策できないから、
そこはダメな仕様だと思います。まる。
さて、今やマジで1週間の生きがいとなってる『競女!!!!!!!!』ですが、
6話も丁寧な作りで本当にアニメ化に恵まれた作品ですねぇ。
正直、『終わりのセラフ』の例があるので、宮田ちゃんのシーンはカットを覚悟してたんですが、
原作の良い部分を理解してるスタッフが作ったアニメは、視聴者が何を見たいかも理解できてて、
しっかりとおいしいシーンは残してくれるわけですよ。
それでいて『競女!!!!!!!!』の完成度が高い理由は、なんでもかんでも原作に忠実にしてるわけでなく、
限られた尺の中で必要な情報を織り込むために、アニオリで伏線を張っているところ。
顕著なのは3話目で、河合花火のツボ押しや、
より自然な描写になった風音ちゃんのデータ収集等、
明らかに原作からの改変であるのに、原作に足りてなかった伏線を作ることで、
今後の展開の不自然さを減らす工夫がされていることですね。
6話目も月下うさぎのキャラを事前に立てておくことで、
後の展開への導入がスムーズになるように配慮されています。
本気で脚本や構成が丁寧なんですよねぇ。
ちゃんと原作を読み込んだ上で作ってることが分かります。
原作を忠実かつ完璧に再現すれば、それは確かに文句のないアニメ化なんですが、
それが許されるのは長期放映を前提とした有名作品だけで、大半はそうではない。
また、だからといって、新しい要素のないアニメ化は、デキがよくても物足りなくなります。
『ダンガンロンパ』はこれに引っかかった気がしますね。尺も足りてませんでしたが。
で、原作の間を埋めるとか補完しようというアニメもありますが、
確かにそれができれば理想的ですが、監督や脚本が原作をよく理解してなかったり、
愛がない作り方をしてると、尺を無駄遣いするだけだったり、間延びして蛇足になったりします。
これは『ぬらりひょんの孫』1期を見ると分かりますね。
あの原作者と監督との対談はなんだったんだ。
最悪なのは、無駄に監督の意識が高い場合で、原作ガン無視でアニオリ塗れにした挙句、
結局、原作ファンに愛想を尽かされ、アニメとしてのデキも悪いという、
誰も幸せにならないアニメ化がされることもあります。
TV版『ヘルシング』や『魔人探偵脳噛ネウロ』なんかがコレです。
では、理想的なアニメ化とはなんなのかというと、『競女!!!!!!!!』を見れば分かります。
不要な情報は大胆にカットしながら、逆に必要な情報はオリジナルでもきちんと入れる。
限られた尺を有効に使用し、間延びを起こさず、とにかくテンポよく展開させる。
オリジナル要素を入れても、原作の流れは決して壊さず尊重する。
視聴者が何を求めているかを理解し、そういうモノは可能な限り削らない。
明らかに原作とは別物なのに、まったく違和感なくアニメになっている。
それが『競女!!!!!!!!』です。べた褒めしてますけど、正直、これは凄いことなんですよ。
表現力が神掛かっているため、
原作を追いかけるだけで神アニメになってる『ハイキュー!』みたいな化物もいますが、
こういうのはまた違うレベルの話なんですよ。
そうではなく、原作を活かしながら原作にない魅力をプラスすることで、
「アニメにする意義」が生まれているのが『競女!!!!!!!!』なんです。
単なる原作の宣伝目的で作られた、作り捨てるようなアニメではなく、
「アニメで勝負できる作品」として作られているからこそ、ここまで面白くなってるのです。
まぁ、題材が良かったというのもあります。
『競女!!!!!!!!』はストーリーライン「だけ」は超王道のスポ根ですし、
唯一無二のオリジナリティを持っているため、非常に目を引きます。
料理人の腕が良かったために、素材が更に輝いたという感じですね。
原作を読むことで、よりアニメのデキの良さを知るという、なかなかない経験をしたので、
大絶賛しておりますが、いやホントに、世の原作に愛のないアニメ監督さんたちは、
『競女!!!!!!!!』を見て勉強して欲しいところです。
理想のアニメ化って、こういうことをいうんですよ。
あとはこのクオリティで最後まで走ってくれることを祈るのみ。
ここまで見た限りだと、信頼していいと思いますがー。
久しぶりに円盤を買うつもりの作品なんで、最後まで信頼させて欲しいところです。
純粋に強いラスボスって最近だと珍しいなー。
しかし、状態異常が効かない強ボスってレベル上げる以外に対策できないから、
そこはダメな仕様だと思います。まる。
さて、今やマジで1週間の生きがいとなってる『競女!!!!!!!!』ですが、
6話も丁寧な作りで本当にアニメ化に恵まれた作品ですねぇ。
正直、『終わりのセラフ』の例があるので、宮田ちゃんのシーンはカットを覚悟してたんですが、
原作の良い部分を理解してるスタッフが作ったアニメは、視聴者が何を見たいかも理解できてて、
しっかりとおいしいシーンは残してくれるわけですよ。
それでいて『競女!!!!!!!!』の完成度が高い理由は、なんでもかんでも原作に忠実にしてるわけでなく、
限られた尺の中で必要な情報を織り込むために、アニオリで伏線を張っているところ。
顕著なのは3話目で、河合花火のツボ押しや、
より自然な描写になった風音ちゃんのデータ収集等、
明らかに原作からの改変であるのに、原作に足りてなかった伏線を作ることで、
今後の展開の不自然さを減らす工夫がされていることですね。
6話目も月下うさぎのキャラを事前に立てておくことで、
後の展開への導入がスムーズになるように配慮されています。
本気で脚本や構成が丁寧なんですよねぇ。
ちゃんと原作を読み込んだ上で作ってることが分かります。
原作を忠実かつ完璧に再現すれば、それは確かに文句のないアニメ化なんですが、
それが許されるのは長期放映を前提とした有名作品だけで、大半はそうではない。
また、だからといって、新しい要素のないアニメ化は、デキがよくても物足りなくなります。
『ダンガンロンパ』はこれに引っかかった気がしますね。尺も足りてませんでしたが。
で、原作の間を埋めるとか補完しようというアニメもありますが、
確かにそれができれば理想的ですが、監督や脚本が原作をよく理解してなかったり、
愛がない作り方をしてると、尺を無駄遣いするだけだったり、間延びして蛇足になったりします。
これは『ぬらりひょんの孫』1期を見ると分かりますね。
あの原作者と監督との対談はなんだったんだ。
最悪なのは、無駄に監督の意識が高い場合で、原作ガン無視でアニオリ塗れにした挙句、
結局、原作ファンに愛想を尽かされ、アニメとしてのデキも悪いという、
誰も幸せにならないアニメ化がされることもあります。
TV版『ヘルシング』や『魔人探偵脳噛ネウロ』なんかがコレです。
では、理想的なアニメ化とはなんなのかというと、『競女!!!!!!!!』を見れば分かります。
不要な情報は大胆にカットしながら、逆に必要な情報はオリジナルでもきちんと入れる。
限られた尺を有効に使用し、間延びを起こさず、とにかくテンポよく展開させる。
オリジナル要素を入れても、原作の流れは決して壊さず尊重する。
視聴者が何を求めているかを理解し、そういうモノは可能な限り削らない。
明らかに原作とは別物なのに、まったく違和感なくアニメになっている。
それが『競女!!!!!!!!』です。べた褒めしてますけど、正直、これは凄いことなんですよ。
表現力が神掛かっているため、
原作を追いかけるだけで神アニメになってる『ハイキュー!』みたいな化物もいますが、
こういうのはまた違うレベルの話なんですよ。
そうではなく、原作を活かしながら原作にない魅力をプラスすることで、
「アニメにする意義」が生まれているのが『競女!!!!!!!!』なんです。
単なる原作の宣伝目的で作られた、作り捨てるようなアニメではなく、
「アニメで勝負できる作品」として作られているからこそ、ここまで面白くなってるのです。
まぁ、題材が良かったというのもあります。
『競女!!!!!!!!』はストーリーライン「だけ」は超王道のスポ根ですし、
唯一無二のオリジナリティを持っているため、非常に目を引きます。
料理人の腕が良かったために、素材が更に輝いたという感じですね。
原作を読むことで、よりアニメのデキの良さを知るという、なかなかない経験をしたので、
大絶賛しておりますが、いやホントに、世の原作に愛のないアニメ監督さんたちは、
『競女!!!!!!!!』を見て勉強して欲しいところです。
理想のアニメ化って、こういうことをいうんですよ。
あとはこのクオリティで最後まで走ってくれることを祈るのみ。
ここまで見た限りだと、信頼していいと思いますがー。
久しぶりに円盤を買うつもりの作品なんで、最後まで信頼させて欲しいところです。
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