最近のラノベが多用する異世界転生要素は本当に必要なのか?

2017年01月09日 18:51

まだ体調が万全とは言い難い状態。
結局、連休のほとんどは寝て過ごすハメになった。おのれー。
なんか正月明けって毎回こんな感じな気がする。

とはいえ、ずっと寝てるというわけにもいかないので(寝すぎて眠くないので)、
時折起きては、割引クーポンで安く買ってきた『カルドセプトリボルト』やったりしてました。
やはりカードゲームの、このチクチクとデッキを強化していく感覚は最高だぜ!
そして早々に私のキーカード、オールドウィロウを引いてしまったので、
躊躇なく頼らせてもらおうと思う。新作でも生き残ってくれたか、友よ!

ゲームする気力がない時は漫画読んでました。
今、アニメもやってる『幼女戦記』です。

これ、原作は全部揃えてあるんだけど、全然読んでなかったんで、内容知らなかったんですが(おひ
現代社会のサラリーマンが異世界に転生して魔法幼女軍人になる話だったみたいで、
ああ、これも異世界転生ものだったのかと若干ウンザリしていたりします。
タイトルだけで原作買ってたなんて言えない。

とはいえ、コミカライズを読んだ限り、内容はガチな戦争もので、
主人公の元サラリーマン幼女の思惑がどんどんズレていくのも面白く、悪くない感じです。
アニメと漫画全部見て物足りなければ、原作に手を付けるとしよう。

とまぁ、作品が面白いのはいいのですが、これ、異世界転生要素は必要だったんですかね?
漫画版を見る限りでは、現在の状況を現代歴史と照らし合わせるウンチクに使ってるだけで、
「現代知識を駆使して無双で技術革新でウハウハ!」みたいな要素もなく、
一応、転生の際に繋がりを持った神サイドの介入とかはあるけれど、
こんなのは別に転生ものでなくてもできる設定だし、転生要素はどこに活かされているのか不明です。
最初から精神が完成された幼女だって設定でよかったんじゃなかろうか。
原作でフル活用されてる可能性はありますけども。

で、これに限った話じゃなくて、
「とりあえず異世界に転生させとけ」みたいな作品が目につくのが微妙なんですよね。
なんとなくあらすじ見たら、普通のファンタジー物かと思えば異世界転生物で、
しかも転生要素必要ねーだろ、みたいな内容だったりするのを見かけるに、
素直にファンタジーにしないことには何か理由でもあるのかと勘繰りたくなります。
転生前の体験やら経験やらを駆使しない異世界転生物が許されるには、
「このすば」並のエンタメ要素が用意できなきゃ意味ないですよ。

まぁ、最終的には「面白いものが正義」な世界なんで、売れれば何でもいいんでしょうけど、
目につきすぎて食傷気味になってるのもあるので、
そろそろ目を覚ましてもいい頃じゃないかと思うんですよ。
個人的ラノベNGワードは「異世界、転生、勇者、魔王、ダンジョン、無双、ハーレム、チート」ですから。

せっかく転生物にするなら、人間以外になった物は分かりやすくていいですけどね、
クモとかスライムとか、そういう方向なら納得できるってもんです。
自販機は意味わかりませんけどね。無機物じゃねーか。

なんでもかんでも書籍化させる出版方面にも問題ありそうですが、
そろそろ物量より質を高める方向にシフトしてもらえないかなあと思う次第でございますよ。
少なくとも、「圧倒的リアル描写!」とか謳われてる内容が、
1行につき20文字も書かれてない半分白紙みたいな本だと、説得力ないのですよ。
うん、異世界転生云々じゃなくて、最近のラノベに対する愚痴になってきた。

そう考えると、『天鏡のアルデラミン』は茨の道を進んでいて好感が持てます。
これ、1、2巻読んだ時は最低なラノベにぶつかったものだと思ったけども、
10巻まで読んだ今は大好きになってる不思議。
これ、ラノベじゃないしね。延々身内で争ってるし、萌えキャラは容赦なく死ぬし、
ラノベのトレンドをガン無視する姿勢は嫌いじゃない。でも売れない理由もわかる。
あと、アニメはキャラデザで損したなあと思う。

とりあえず、『幼女戦記』は楽しく見られそうなのでよし。
今期は他に何があるかねぇ。

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コメント

  1. あちょぷ | URL | -

    このすばなんかは割と面白いですけど

  2. 飯田沙々 | URL | -

    Re:最近のラノベが多用する異世界転生要素は本当に必要なのか?

    ラノベがダメならいっそノベルスに手を出したらいい。
    ミステリとか…

  3. 岳る | URL | -

    Re:最近のラノベが多用する異世界転生要素は本当に必要なのか?

    >あちょぷさん
    記事中にも書いてますが、「このすば」はアリだと思ってます。
    というか、「このすば」くらいの面白さを提供できないなら、異世界転生要素をもっと活かすべきだと思うのです。

    >飯田沙々
    ラノベから離れられない理由は、ヒロインは10代の可愛い女の子がいいからです(ぇー
    物語的な面白さは一度読んだら終わりだけど、ヒロインの可愛さは読後も残るんだよ…。

  4. ななっしん(略) | URL | -

    転生もしくは転移にしとかないと、状況描写が難しくなってしまうのが難点なんですよね……。
    例えば、現代に生きる人はツインテールって言われれば直ぐにわかりますよね?でも、「ツインテール」って使わずに髪型を説明する際には「長い頭髪を左右の中央あるいはそれより高い位置でまとめ、両肩に掛かる長さまで垂らした髪型」って言わなければならないんです。これだと文章で言われてもいまいちピンと来ませんよね。それよりかは、転生設定にして主人公にツインテール言わせた方が楽です。
    要するに、文章を作る際の語彙力構成力が転生転移ものの倍くらい必要になるんです。

  5. 岳る | URL | -

    Re:最近のラノベが多用する異世界転生要素は本当に必要なのか?

    >ななっしん(略)さん
    なるほど、そういう利点もあるわけですね。
    しかし、髪型描写に限らず、その手の描写は何度も繰り返すものじゃないし、文章量的にはそこまで増えるものではないと思うんですよ。
    実際、昔のファンタジーラノベはサラリと描写していて非常に読みやすいものが多かったですし。
    結局、単純に作家側の怠慢でしかないということですよねぇ…。

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