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美しい世界は歩いてるだけで楽しい。

2017年01月23日 19:53

今現在、一番好きな漫画は何かと聞かれたら迷わず『ゆるキャンΔ』!と答えるくらい好きです。
何回読んでも飽きないし、そもそもに漫画としての完成度が高すぎて死ねる。
この絶妙な間と空気感が、どれだけアニメで出せるかがポイントですな!
ちなみに来月最新3巻発売らしいですひゃっほうやったぜ!

そんなまた死ねない理由が増えた私ですが、ロンパV3をやる傍ら、重力2もやってます。
しかし、重力2は本気でヤバいよ…物語が先に進まないよ…。

そもそもに、重力操作のおかげで移動してるだけで楽しいのに、
オープンワールド化したことで、更に移動の楽しみが増えてるのがヤバイ。
遠景で微かに見えてる背景みたいな街に飛んでいくと、ちゃんとその街に辿り着くだけで感動する。

そしてなにより、背景が綺麗だから、観光気分で歩いてるだけで楽しい!
しかもね、スクショじゃなくてゲーム内で写真を撮る機能がついてて、これがまた楽しいんですよ!
思わずあちこちで色々な自撮り写真を撮りまくってました。
どうすれば見栄えがよくなるかメチャクチャ研究してた。それだけで昨日終わった。マジか。

オープンワールドのゲームはすでに大量に存在し、まるで当たり前のようになってますが、
現在のレベルのゲーム機で表現されるオープンワールドは、誇張ではなく「もうひとつの世界」で、
プレイヤーはそこを歩く観光客みたいなものです。

意味ありげな(ゲーム的には意味のない)オブジェを眺め、なんとなく写真を撮ったり、
思わず風光明媚な場所を見つけたら嬉しくなって、無意味に走り回ってしまったり、
急峻な崖に立ったら、どれだけの高さがあるか覗き込んでみたり、
時にはそのままダイブしちゃったりできるのは、ゲームならではの楽しみ方ですねw

重力2のゲームの雰囲気もありますが、特に急いで旅をしなくてはいけない目的もないと、
そのままノンビリと観光すること自体が目的になることもあります。
これはかつて2Dで街や世界が表現されていた時代では不可能だったことで、
ゲームはここまで進化したのだと実感できる部分でもあります。
とにかく、美しい町並みの説得力は凄まじいのです。

オープンワールドはそういう「寄り道」が楽しすぎて、
本筋を終える前に飽きてしまうという声も聞きます。
重力2で街中を歩いていると、なんとなく、その理由がわかるような気がしました。
モンスターと戦うよりも、世界を救うよりも、
ただ街の中を歩いてるだけのことが、こんなに楽しいのだもの!
もうラスボスとか主人公の因縁とかどうでもよくなっちゃうんですよね。
この美しい世界を堪能できれば十分じゃないかと。

まぁ、私はさすがに物語を進める人ですが、異世界観光の楽しさが尋常じゃなかったので、
ゲームが止まるのも分かる気がしました。実際に今の私は止まってますし。
我がキトゥンは重力使いではなく、ただのカメラマンです。

ゲームに必要なのは、ゲームとしての面白い仕組みやシステムであると信じてきた私ですが、
ただひたすらに美しい世界を構築できたなら、
それはもう「ゲーム」として成り立っているのだと考えを改めました。
楽しさを感じるためにゲームをプレイするというのなら、
歩いてるだけで楽しいこれは、まさしく「ゲーム」なのです。

そういえば、過去にも環境系のゲームが幾つかリリースされたことがありましたね。
今のハードの性能でこそ、環境系ゲームも活きるのではないかと思います。
『アクアノートの休日』が復活しないかなあ。

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