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『サガ・スカーレットグレイス』が地味に面白すぎる件

2017年03月12日 21:59

積みゲーが崩せない理由は、数が多くて崩しきれないからではなく、
多すぎてどれから遊べばいいか決められず、結局何も手が付かないことだと気付いた。
選択肢が多いのも考えものだねぇ。ひとつに集中してやらないと終わらんぜよ。

で、最近はアクションゲーばかりだったので、静かに遊べるゲームがいいなと思い、
久しぶりにPSV起動しました!
PS4以前は毎日欠かさず起動してたのに、時代ってヤツか…。

で、選んだゲームは『サガ・スカーレットグレイス』!
久しぶりのサガ新作ということで注目された作品ですね。
今更のように遊ぶのは理由があって、まぁ単純に買うのが遅かっただけなんですが。

私は基本的に欲しいゲームは発売日に買うので、後から購入というのは珍しいんですが、
サガスカってほら、事前の評判悪かったじゃないですか。
実際、プレイPV見ても「これはやべぇ…」という地雷臭が凄くて、
これはスクエニゲー特有のワゴン確定だろうなと思い、スルーしたんですよね。

ところがどっこい、ちょっとでもダメなところがあれば、
それが有名作・注目作であるほど尚更、メチャクチャに叩くネガキャン勢が大人しい。
それもそのはず、実際に遊んでみれば分かりますが、これ、クッソ面白いです。
ちょっと触っただけで「あ、これ面白いヤツだ」と分かるレベル。すげぇ。

気になるところも多いんですよ。
フィールドが地味だとか、ADVパートはキャラが3Dなのに動かない1枚絵だとか、
戦闘中の「レディーGO」だとか。

しかし、そんなものは吹き飛ばす勢いで戦闘が楽しい!
あと、ダンジョンや街を撤廃した簡素な作りも大正解!
フィールドが広すぎて、いちいちダンジョンや街を探索してたら終わらないレベルで、
とにかくフィールドが広いんですよ。フィールド歩いてるだけで楽しい。

戦闘も、バトル毎にHPは全回復するので、
リソースを気にせず、戦術に集中して戦えるのがいいですね。
また、パーティ全体でスキル使用に必要な「BP」を共有してるため、
いきなり大技ぶっぱで戦闘終了、なんて大味なことができないので、
しっかりと作戦を練る必要があります。
考えて戦う戦闘は面白い!

1戦1戦がとにかく時間がかかる分、自分の戦術がハマった時の快感もひとしおで、
特に連撃を狙って発動させた時や、連撃から連撃に思わず繋がった時の爽快さ等、
落ち物パズルで思わぬ連鎖が続いた時のような気持ちよさもあります。

そう、「連撃」!
これ、凄くいいシステムですね!
行動順を厳密に決めるタイプのRPGは、これを採用しない手はないレベルで良いシステムです。
味方の行動順の間に敵がいる場合、その敵を倒すと、味方の行動順が繰り上がり、
連続して味方の手番になる時に連撃が発生します。
この時、味方は攻撃しててもしてなくてもよくて、とにかく行動順が繋がれば発生します。
なので、いわゆる「追加攻撃」みたいなもので、単純に手数が増えるんですよね。

手数が増えることでダメージも増えて、より敵を倒しやすくなると、いいことだらけなので、
とにかくこれを狙っていくのが基本。
でも敵も連撃してくるので、下手に味方が倒されると危険というリスクもあり、
読み合いが非常に熱いゲームになってます。
敵がどんな行動するか分かるのもいいですね。攻撃の参考にできます。

また、戦闘には条件次第でボーナス報酬が発生するので、
それを狙って戦おうとすると、またちょっと変わった戦術が必要になるのも、
いいアクセントになっています。

とにかく、戦闘がメチャクチャ楽しいんですよ!
戦闘が面白いRPGは文句なしで良作。
サガシリーズ特有の「ひらめき」もあるので、より戦闘がワクワクします。

発売前はロード時間について色々言われてましたが、実際にプレイすると、
それほど気になる感じではないですね。
それよりは、戦闘でコマンド入力が終わった後の「レディーGO」が要らないかなあ。
「溜め」としては悪くない演出なんですがー。
バトル演出自体はかなり速いので、それで相殺してる感じです。
動き出したらサクサクなんで、見ていて気持ちいいのです。

派手なグラフィックでドカーンと見せる最近の豪華なゲームとは違い、
とにかくシステムで勝負しようという、いぶし銀な作品なので、
いまいち面白さが伝わりにくいのかもしれませんが、これぞまさに、
自分で遊んでみれば分かるゲームだと思います。面白すぎて感動した。

まぁ、とにかく地味なんで、チクチクと育成や収集するのが好きな人向けですが、
かなりのスルメゲーだと思います。
これは危険な香りがするじぇ…!

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