カップリングで大切なこと。

2017年05月02日 18:25

次々と出される質問に、100%完璧な答えを提示し続けないと激怒される環境というのは、
正直いって勘弁してほしい。
俺は上司の奴隷じゃないっつーの。

嫌なことは、これから始まる連休でチャラ!
そんなわけで、連休中は更新止まると思いますが、最近はサボり気味だったんで、
あんまり変わらないのかもしれない(ぉ

で、今日仕事帰りに本屋に寄ったら、『のぼる小寺さん』最終巻が出てたので買ってきました。
あー、もう終わりかー。まぁ、ちゃんと人間関係が変化してる作品だったし、
ダラダラ続けるものでもないんだろうけど、地味に好きだったから残念。
でも、すげー良い終わり方してくれました。

この作品の主人公は小寺さんですが、彼女はヒロインでもあります。
で、作中、小寺さん狙いの男が2人いるので、ラブコメ的に考えれば、
どちらと小寺さんがくっつくのかが気になるところ。

しかし、男A・四条くんは、登場してすぐ小寺さんに告白して玉砕しております。
それでも未練からか、小寺さんと同じ部活に入っちゃったりするクソ度胸よ。
正直、オタっぽいキャラなのに実際に告白する行動力は称賛に値するし、
フラれても諦めきれずに更に行動に移すアグレッシブさは素直にカッコよくて、
しかも不純な動機で始めた部活に徐々にのめり込んで真剣にやりだす様子も微笑ましく、
好感度うなぎ登りな彼氏候補ナンバーワンです。

対して、男B・近藤くんは、最初から登場している割には、
特に行動に移すことがない「普通のヤツ」で、諦め癖とかあって、本当に「普通」で、
応援したい気持ちが全然湧かないキャラなんですよね。
頑張ってないキャラは応援する気になれんよ。
最終巻で多少は持ち直した感あるものの、独善的な部分もあって、結局ダメでしたね。
正直、こいつに小寺さんは勿体無い。

ところが、四条くん、まさかの別の彼女ができる!
その展開は全然読めなかった。

でもね、納得ですよ。四条くんは行動力ある根性の人だから、
彼女ができない要素はないんですよね。
モテなさそうなキャラなのに、モテる要素は揃ってるという不思議なキャラ造形。

個人的には、小寺さんにもう一度告白して、今度はOK貰えればいいなあと思ってたので、
この展開はちょっと残念だったんですが、新しい彼女は凄くいい子で可愛い感じだったので、
四条くんが幸せになるなら、これもいいかなと思えた不思議。

好きなキャラには幸せになって欲しいと思うわけだけど、
それは何も必ずしもヒロインと結ばれなければダメということでもないと知りました。

で、ここからが重要なんですが、四条くんが脱落したとなると、
小寺さんの相手が近藤くんしかいなくなるわけで、おいおいそれだけは許容できねーYO!
とハラハラしながら読んでいたわけですが、最終的に結婚しちゃった小寺さん、
お相手はぼかされていて、誰だか分かりませんでした!

その手があったか…!(ぇー

いや、これは凄くいい手だと思いますね。
例えば、もう相手はコイツしかいない! 満場一致でこのペアしかない!
というくらい周囲から認められ、祝福されていた場合、最後にぼかす必要はないんですよ。
アスナの相手はキリトしかいないということですよ。
そこでぼかして、実は須郷と結婚したかも…!?みたいにしても、誰も喜びません。
…私は喜ぶな、うん(おひ

話戻して、前述の通り、近藤くんは悪いヤツではありませんが、
だからといって小寺さんと釣り合うかというとそうでもなくて、
むしろ小寺さんが近藤くんとくっつくのは、すげー嫌でした。

でも、読者の中には近藤推しがいないとも限らないし、
最後の最後で株を(少し)上げたのもあるので、
「じゃあ可能性だけ提示しとくか」という作者と読者の折衷案として出てきたのが、
この最終話の結末なんじゃないかと思うんですよ。
ぶっちゃけ、作者的にも近藤くんと小寺さんのカップルというのは微妙だったんじゃなかろーか。
なんか近藤くんはマネージャーの子とフラグ立ててたし。

この描き方なら、四条くんと改めて付き合うことになったエンドでも、そのまま近藤ルートでも、
全然別の第三者ルートすらありえるわけで、答えは読者の中にあります的な感じになります。

まぁ、恋愛メインの作品でこれやったら大顰蹙でしょうけど、
この作品は恋愛推しというわけでもないので(そういう要素は結構あるけど)、
こういうぼかした終わり方もアリではないかと思ったわけですよ。
少なくとも、くっついて欲しくないキャラとのラブラブを見せつけられずに済んでよかった。

4巻と短い作品でしたが、優しい世界な物語なんで、
表紙の女の子が可愛いなあと思ったら、一度読んでみるのもいいと思いますよ。

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