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クソゲーと断ずる理由を知るべし。

2017年07月05日 23:31

今日はなんとも気分が乗らず、積みゲーを色々と触っていたわけですが、
最終的に『真・女神転生4』に落ち着きました。
「F」じゃなくて無印の「4」です。

真メガテンとしては3Dダンジョン形式を完全に取り払った初のシリーズなんですかね?
フィールド移動は2Dでもダンジョンだけは3Dに拘ってたイメージあるんですが、
この変化はさすがにインパクトが強くて、
熱烈なDRPGファンとしては受け入れがたいものがありました。
そもそも私のDRPG初体験はメガテンだったからねぇ。

で、この「4」ですが、世間での評価はかなり低く、クソゲーと呼ばれていたと記憶してます。
どんな理由かまでは知りませんけど、とにかく評判悪かったことだけ印象に残ってます。

うろ覚えな内容としては、最初のマップから敵が強すぎてストレスマッハで、
そのストレスを軽減させるために有料DLC(稼ぎ用マップ)を用意してるという、
まぁ割と最悪なコンボをやらかしたのが原因だと記憶してます。
これがマジなら、「無料で遊べちまうんだ」並に悪質。

でまぁ、実際に遊んでみたところ、確かに最初から殺意高いんですよね。
いきなり主人公が敵の攻撃1発でHP半分以上削られた時に「やべぇ」と思った。

単純にバランス調整がイマイチで、システム頼みな構成が原因じゃないかなー。
難易度レベルで言えば、初期の『ウィザードリィ』や『世界樹の迷宮』の方がキツい印象。
まぁ今時のRPGがソコと比べられるのもアレですが。

どういうことかというと、このゲーム、敵の弱点を突けば追加で行動できる仕組みでして、
多分これは最終的にメギドゲーになってしまう、
メガテンのシステム的不備をどうにかしようとして生み出されたものだと思うんですけど、
追加行動を得られないと逆に即ピンチになるバランス調整の結果、
常に弱点が突けるようになってないとキツいという状態になってるんですね。

その結果、仲間全員に全属性の攻撃スキルを覚えさせることになるわけです。
どんな弱点にも対応できるように。

要するに、最終的に攻撃スキルがメギドだけになるのが嫌だから、
色々な属性スキルの有用度を上げようとしたら、全属性必須になっちゃって、
更に状況が悪化したとか、そういうアレ。

実際、序盤のイベントボスが、アホみたいに強くて、
「こんなん勝てるわけねー」と投げそうになったんですが、
弱点スキルを用意した途端、クソ雑魚化した時は、さすがにバランスおかしいと思いました。
「いい勝負」というものがなくて、「楽勝」か「全滅」の2択ってどうよ。

もちろん、まだ最初の方のイベントなので、今後のバランスがどうかは分かりませんが、
これは一見面白いシステムですが、やっちまってるなあとも思います。
一方的になりすぎる仕組みなんですよねぇ。敵も味方も。

ただ、弱点を考えて戦うというのは私は好きだし、
甘く見てるといきなりピンチになる緊張感は悪くないです。

あと、歴史あるシリーズだけに、育成とかの要素がメチャクチャ面白いんですよねぇ。
特に主人公が仲魔のスキルを覚えられるの超楽しい。
思わず色々育てたくなるもんなあ。

そんなわけで、実際にプレイしてみた感想としては、
クソゲーと呼ばれる理由も分かるけど、個人的にはクソゲーではない、という微妙な感じです。
まぁ、一番クソだと思うのは、ハードの問題で視点移動がLR+上下キーという部分ですが。
マジで右スティックないハードで3Dゲーやらせるなよ…移動が一番ストレス溜まるわー。
DRPGにしとけば、こんな不満なかったのにねぇ。

私としては、ストレス要素<面白い要素という感じなので、悪くない評価ではあります。
ただまあ、金稼ぎ面倒なんで、DLC買っちゃいそうなのがアレですけどね。
せめて本気でクソゲーならそんなことすら考えないのに、中途半端に面白いから、
課金してもいいかなとか考えちゃうのがズルい。
おのれー。

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